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CDって半永久的じゃなかったのか・・・
最近このカテで似たような質問が出てるのと、この度私自身が家電をいろいろ買い替えて、新たなメディアを勉強中ということで疑問が湧いてきました。 確か、CDは1982年、ソニーとフィリップの共同開発で世に出現したものと記憶しています。 私がCDを購入したのは1985年で中学生でした。その時ケースを開けると、CDの説明が書いてありました。 「レコードと違って、ダイナミックレンジが大きく、操作性に優れ、しかも『半永久的』に再生できます。」 「なるほど、レコードは塩化ビニールを針でなぞるけど、CDは信号を読み取るだけだから、摩耗が無い。だったら、CDが曲がったり、割れたりしなければ信号を読み取ることができるんだから、確かに半永久的だ。半永久ってのも、念のため言ってるだけで、『理屈では永久』なんだな。」 そう思ってました。 しかし現実は違うようですね。 再生機器がなくなるとかの問題じゃなく、CD自体の問題なのでしょうか? 何故、登場時と状況が変わってしまったのでしょうか? しかも、「半永久的」じゃないなら、最初の看板に偽りありだと思いますが、特に問題にもならず、泣き寝入りというか、記録媒体っていうものはそういうものなのでしょうか? どうぞご教示下さい。
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質問者が選んだベストアンサー
レコードに比べると非接触だから原理的には半永久のはずだったんですが。 レコードと同じようにプレスで作る録音済みで市販されているCDに絞ってせつめいしますが 1.そり 2.反射膜の酸化による反射率低下 3.プラスチック素材のクモリによる透過率低下 4.取り扱い時の思いがけない表面傷 5.ラベル面の押し傷 等の劣化要因があります。 1,2,3,4については当然プレーヤーでも相当な対策はとってありますが・・・、 5は伏兵です。1.2ミリの盤の上に記録面、反射膜、レーベルがつけられています。 一寸レーベルに傷をつけたりすると反射膜や記録面まで削られます。 この反省にもとづいてDVDでは0.6ミリを2枚重ねてその間に記録面と反射膜を作りこんでいます。
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- neddoheny
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>最初の看板に偽りありだと思いますが、特に問題にもならず、泣き寝入り あの訴訟大国の米国でも誰ひとりその問題に関する訴えをおこさないところを見ると、まず勝ち目は無いということでしょうね。 あなたの気持ちはわかりますがね。
お礼
あの滅茶苦茶な理屈で訴訟を起こすアメリカでも問題なしですか。 「タバコを吸って肺癌になった。」 「マックを食べ過ぎて太った。」 そんな理由で裁判を起こし、果てには勝訴して莫大なお金を企業が払っちゃうようなアメリカでさえ。 謎ですね。 ご回答ありがとうございました。
- heyboy
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まあ簡単に言えば 物には「劣化」が付き物で どんな物でもいつかは壊れますよ ただ、記録方法が溝の一般CDやCD-ROMは 劣化で読めなくなるまでは使えます ただし CD-Rのような記録媒体は 記録面を太陽光に当てると 紫外線で消えます。
お礼
あくまで、レコード盤やテープに比べて「劣化しにくい」というだけで、「劣化しない」訳じゃないと。 こういうことですかね。 そう考えると、保存状態の程度の差はあれ、レコードやテープが何十年も前のものが再生できるってすごいことですね。 ご回答ありがとうございました。
- keer
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今やレコードも「半永久的」(メディアそのものの経年劣化は除く)ですよ http://www.laserturntable.co.jp/ 当時はメディアの経年劣化を考慮していなかっただけでしょう。 再生によるメディアの劣化はない=半永久的って理屈では? 経年によるメディアの劣化はあるので真の意味で永久的なメディアなんて存在しません、無論未来永劫ね。
お礼
半永久的レコード、拝見しました。 いやあ、びっくりですね。 針の要らないレコード。 レコード盤をカッティングして溝を作り、それを針で読み取るっていう当たり前を覆してますね。 針が無くなる騒動で心配した人たちもこれで安心かも。 >再生によるメディアの劣化はない=半永久的 なるほど。 CDの半永久的っていうのは、当時主流だったカセットテープやレコードを念頭に置いてたんですね。 溝も減らないし、テープも伸びないと。 ご回答ありがとうございました。
- Tasuke22
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音楽CDは普通に使っていて20年と言われていますね。 一番持つ記録媒体は和紙に鉛筆書きと言われていて、 千年二千年単位になるそうです。 後は凄く環境のいいところに仕舞いこむ。あるいは、 新しい媒体に移すなど、維持のために人の努力が必 要ということです。最初の「環境」も環境の維持が 必要です。 「永久」というのは現象ではなくてロマンという分野 の言葉と思います。
お礼
>音楽CDは普通に使っていて20年と言われていますね。 なんと! 登場時が1982年だから、とっくに過ぎてるではありませんか! そんなに短いんですか・・・寂しいですね・・・ しかも私の場合、ケースに納めず放って置いたりするようなぞんざいな扱いしてたから、そろそろなんでしょうか。 20年以上経過して来た物も、数枚出てきましたのでこれからは気を付けます。 そうか、ロマンなんですね。 ご回答ありがとうございました。
- SAYKA
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CD-ROMの場合 ・挟んでいる樹脂がはがれる ・挟んだ樹脂の隙間から(略)金属が腐食する だから(略)永久ではないけれど管理の仕方如何ではほぼ永久。 フィルムと一緒の話じゃないかな。 CD-Rの場合 これは似たような話だけれどROMと違って記録媒体が樹脂で挟まれていないぶんだけ脆い。 他にもあるけどやっぱり管理如何によっては保たない。 大丈夫だからってそこらへんにほったらかしにしたら 保存可能なものも保存できないのは判るよね? 生活防水だからってしょっちゅう水につけたりしてるとすぐ壊れるのと一緒。
お礼
CD-ROMとCD-Rでも違いがあるとは知りませんでした。 見た目は、CDだろうがDVDだろうが、それに-Rだろうが-RWだろうが全く同じなので。 見た目が同じでもそれぞれ作りは違うんですね。 ご回答ありがとうございました。
- NKY
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形あるものいつかは壊れます。 本来の設計や保存環境によっては100年ぐらい持つのかもしれませんが 初期の音楽CDで読み取れないのがありました。
お礼
>本来の設計や保存環境によっては100年ぐらい持つのかも なるほどです。 今や、100均の店ですら置いてるぐらいですから、製品の質も最初に想定した以下のものも当然ありますよね。 保存環境は、あまり考えたことはありませんでした。 カセットテープは、段ボールなどに長期間仕舞い込んでても、一応ちゃんと再生できます。 しかし、CDはテープのように伸びたりしないだろうし、カセットの中に埃が入る心配もないと思ってました。 ご回答ありがとうございました。
お礼
>非接触だから原理的には半永久のはずだったんですが そうなんです。 私もこの「非接触」って言うのが決定的に説得力あったんです。 レコードは溝に針、テープはヘッドが接触するからなあと。 原因として5種類挙げて頂いた中で、分かっていたのは「キズ」だけでした。 そうですか、酸化するんですか。 キラキラ光って未来的に見えたし、綺麗にコーティングされてるようにも見えたので、まさか劣化するなんて当時は思いもしませんでした。 ご回答ありがとうございました。