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陸上自衛隊初の「司令官」について

先般、陸上自衛隊において中央即応集団が編成を完結したと知りました。 この集団の長は、陸上自衛隊初の「司令官」であるとのことです。 質問は3点です。 1:陸上自衛隊における「司令官」の定義はなんでしょうか? 2:これまでなぜ、陸上自衛隊には司令官職が存在していなかったのでしょうか? 3:(質問1とかぶるかもしれませんが)今回なぜ、中央即応集団はその長を「集団長」ではなく「司令官」としたのでしょうか?

みんなの回答

  • pri_tama
  • ベストアンサー率47% (678/1421)
回答No.1

>1:陸上自衛隊における「司令官」の定義はなんでしょうか? 自衛隊法に、   方面隊の長は、方面総監とする   師団の長は、師団長とする   旅団の長は、旅団長とする   中央即応集団の長は、中央即応集団司令官とする               などの様に一々決められております。  よって法律を改定する度に名称が変わります。(昔は師団長は管区総監と呼ばれていました。) >2:これまでなぜ、陸上自衛隊には司令官職が存在していなかったのでしょうか?  一般的に陸軍の場合、軍団(戦時や訓練や特定の目的の為に、複数の部隊を集めた為に師団以上の規模のになった物)の長以上を司令官と呼称しますから、その種の部隊が存在しなかった為だと思います。 >3:(質問1とかぶるかもしれませんが)今回なぜ、中央即応集団はその長を「集団長」ではなく「司令官」としたのでしょうか?  集団長だと軍集団の長と勘違いされかねないからでしょうか…。(外国人が訳し間違えたら大変な誤解を受けるので…。)  規模的には   師団 < 軍団(旧軍には存在しない) < 軍 < 軍集団(旧軍だとこのクラスを方面軍と呼称) < 方面軍(旧軍だと総軍)  キャンプ座間で将来的に連携する予定の部隊が、アメリカ陸軍第一軍団ですから、それに合わせて格の上では軍団並(司令部には師団だと将補が1人なのに中央即応集団は、2人とし、師団が方面隊の直轄部隊であるのに対して即応集団は防衛大臣直轄)みとしたような気も…。  まあ、陸自で司令というと基地司令(一つの師団に複数人存在)が一般的ですから使えませんしね…。  あと、海自「自衛艦隊・練習艦隊 等」、空自「航空総隊・航空支援集団 等」の長達も司令官と呼称しますし、防衛大臣直轄部隊という意味では同格ですし…。

wine38
質問者

お礼

亀レスすみません……。 なるほど、諸々の事情がありそうなんですね。 回答ありがとうございました。

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