もし、興味本位での質問なら、たとえ合法でもやめておいた方がいいですよ。(元よりやるつもりがなければ、それでいいんですが)
専門用語で「導入剤」というんですが、合法ドラッグをきっかけとして違法ドラッグに手を出してしまった常習者が、日本にも山のようにいます。
それらの人達の中にも、「合法ドラッグだけでやめるつもりだった」人が吐いて捨てるほどいます。
もしあなたが20歳以上なら、酒で我慢しといた方が身のためです。
さて、実際にドラッグを吸うとどんな感じになるかというと、ドラッグ関係の本によれば、「すっきりする」のだそうです。
人間の脳内には、「気持ちいい」と感じたときに発生する脳内物質がありますが、ドラッグには、この脳内物質によく似た成分が含まれています。
通常、脳内物質は一度使用されると排出されてしまいますが、ドラッグの成分はうまく排出できずに脳内に留まってしまいます。
これにより、ドラッグによる「擬似快楽物質」は無限に増えていき、強い高揚感を覚えたりします。
この高揚感は、趣味の活動などによって得られる高揚感とまったく同じものですが、投与するだけでこの高揚感が得られるのが特徴です。
しかし問題は、この快楽物質がいつまでたっても排出されないことにあり、快楽物質が取り付いたままになってしまった脳細胞は「根詰まり」を起こし、そして破壊されます。
その結果、快楽神経の数が減るわけですから、2度目は1度目よりも多くの投与が必要になります。
神経が「根詰まり」してるわけですから、ドラッグによる禁断症状が発生します。2回目を吸わずにはいられなくなるんです。
脳の神経が減ってしまうのですから、人間の意志でこの禁断症状に打ち勝つことは、「物理的に不可能」です。快楽神経が減ってしまうわけですから、薬がないと、「あくびをしたら気持ちいい」「トイレに行ったら気持ちいい」といったような快楽すら感じなくなってしまうからです。
禁断症状に打ち勝ち、ドラッグをやめることができた人はごく少数です。
禁断症状が比較的弱い合法ドラッグに「タバコ」がありますが、禁煙に成功した人がどれくらいいるかを考えれば、ドラッグから抜け出すのがいかに難しいか分かると思います。
合法ドラッグの中にも、タバコの何倍も強い禁断症状を起こす薬がたくさんありますからね。
そうしてドラッグを使いつづけていくと、一時的な気持ちよさと引き換えにして、最後には、脳内の快楽神経はすべて死滅してしまいます。
お礼
ご丁寧なアドバイスをありがとうございます。 合法とはいえ、依存性や脳に悪影響を及ぼすんですね。合法なだけに、そういう影響はないものだと思ってしまいました。一度経験すると、どんどんはまっていきそうですよね。 正直、買ってみようかとも思いましたが(安いですよね・・・)、やめておいたほうがよさそうですね。取り返しのつかないことになりそうなので・・・。実際経験された方のお話もお聞きしてみたいですが・・・。