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告発のとき
先日、「告発のとき」を観ました。 タイトルと内容がどうもしっくりこないのですが(私は)、 主人公の息子(マイク)は自殺だったのでしょうか。 もしそうなら、もってまわった映画ですね、 一死をもって告発するということでしょうか。 また、最近の映画は洋画も邦画も、画面に深みがありませんね。 予算を削っているとしか思えないけど、平たく言えば手を抜いている。
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巧妙な、悪く言えば観客によりショックを与えるためのトリッキーな構成により、ちょっと解りづらい映画なのかもしれません。 息子は自殺ではなく、同僚の兵士たちによる殺害です。ラスト近くには、兵士の一人がはっきりと証言するセリフもありましたし。 原題は「IN THE VALLEY OF ELAH/エラの谷」で、まあこれじゃあ映画を見ないことには題名の意味がよくわかりませんよね。 このタイトルに関するシーンは、トミーリージョーンズがシャリーズセロンの息子に話して聞かせる、旧約聖書のダビデとゴリアテの逸話の場面です。 子供を轢き殺したことから始まるPTSDにより、敵兵を楽しみで拷問し、酔った上でのふとした口論の末、生死を共にしたであろう同僚に刺し殺される。本来なら何事もなく平和に過ごしていたはずの青年が”イラク”という戦地でどう変わってしまったか。こういった事実がどうしてクローズアップして伝えられないのか。 この事件が起こった当初は、米のメディアにはまったく取り上げられなかったそうで、これらのようなことを踏まえ「告発のとき」という邦題に決めたのだと思います。 タイトルに関しては、まあ納得かなぁと思ってます。
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- nyan_neko
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こんばんは。 回答とは関係ないのですが ケビン・ベーコンの「告発」 ジョディ・フォスターの「告発の行方」 などは見ごたえあります。 「告発」の方が過激なまでの問題提示ですが 「告発の行方」はジョディのアカデミー主演賞受賞作品です。
お礼
内容はよく思い出すことができませんが、「告発の行方」は観ました。 「告発」は探して観てみます。 ありがとうございました。
冒頭のシーンで、国旗を逆さに掲げるのは救助を求める印だという台詞があり、最後に、主人公が国旗を逆さに掲げます。つまり、イラク戦争の泥沼にいるアメリカがSOSを発信している、という結末です。 主人公はもともとはアメリカの戦争や軍の行動を支持していたけど、最後は支持できなくなり、むしろ、告発しようとしている、ということで、日本では「告発のとき」としたのだと思います。告発というよりはSOSだと思いますが。 日本では「告発のなんとか」いう映画が過去にあって、それでまた告発を使ってみたんじゃないかな、という気もします。
お礼
マイクは国旗を父親に送って救いもしくは助けを求めたのでしょうか。 私には、マイクには死の予感があったので国旗を送ったようにも思えました。 このあたりが、しっくりこなかった原因でしょう。 ありがとうございました。
お礼
実話だったのですね。 タイトルからは、ちょっと理解しづらい内容でした。 マイクはわざと殺されるように仕向けたのかなと、勘ぐってしまいました。 まあしかし、「告発」というからには、法廷かマスコミが登場すると だれもが期待してしまうでしょう。 ポスターとタイトルも一体感がありませんでしたし、もっとしっくりした タイトルがあると思います。 ありがとうございました。