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大学院(研究室)の定員について
今年大学院を社会人入試(理工系)により受験しようと考えてます。 そこで、私が受けようとしてる研究室は大変人気があるらしく、既に定員オーバーとの声も聞きます。 そこでお聞きしたいのが、社会人入試というのは、いわゆる社会人枠として、一般の学生の定員とは別に設けてある場合はあるのでしょうか? 詳しい方いましたら教えてください。ちなみに社会人枠があるとすればやはり2~3人、若しくは1人とかなのでしょうか? どうにかその研究室に入りたいので、今はまず試験勉強に集中してますが、正直定員のことが気になってしょうがないです^^; よろしくお願いします。
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- kgu-2
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まず、大学の社会人入試は、社会人は目的が明確で、学修にも熱心。他の不熱心な学生の手本になってくれることを期待しています。入学時の学力は、熱心なので入学後に取り返せると考えています。すなわち、社会人入試は、大学側にもメリット大きいのです。 大学院は、研究が目的です。熱心に研究するとは、どんなことでしょうか。徹夜なんぞをすると、『熱心』と勘違いしますが、研究の優劣は、極端に言えば論文の数です。ですから、熱心そうな姿勢は、無関係、すなわち、社会人の研究に対する姿勢は、期待していません。 ただ、社会人は、独自の視点を持っているので、それを期待して社会人枠、と耳にしたことはあります。 問題は、大学院に定員があるように、研究室に定員があるのが普通です(私の研究科では、学年1名。2名までは黙認)。特定の教員が院生を独り占め(現実にはありえませんが)では、他の教員に迷惑ですから。ですから、社会人枠があっても、人数を明記せず、若干名とすると想います。研究室の定員オーバーに対処するためです。 大学は社会人入試にメリットが大きいが、大学院はそれを期待していない、ということです。 それと、大学院は、研究第一。理系だと徹夜も普通です。土日も無いと想ってください。有名な大学ほど、研究第一、研究至上主義です。「一番好きな研究をしているハズなのに、脇見をするな」と注意されます。「社会人継続のため夜間(昼夜開講制あり)」の意味が分かりませんが、研究以外のことをするのなら、予め了解をとっておかないと、見放されるか、追放です。「自由にしていいよ」と言われますが、『勝手にやるんだから、面倒はみない(指導はしない)』ということです。 私? こんな勝手な申し出は、了解しません。私の上を行く才能なら別ですが。
理系の前期課程において、一般論として言えるのは、留学生の特別枠はあっても、社会人枠はないということです。後期課程ならある程度便宜を図ってもらえるでしょうけどね。 また、定員に関しても、数年前であればかなりの程度の超過というのもありましたが、ここ1、2年では文部科学省の方針でそういうことはやりにくい状況になっているようです。したがって、入試で良い点をとる以外に道はありません。それと、社会人で理系の修士課程の学生が務まるのかいささか疑問でもあります。 いずれにせよ、上記のことは私が知る範囲での一般論です。あなたの志望先でも同じがどうかはわかりませんので、取りあえずは先方とコンタクトをとるべきです。特に昼夜開講ということであれば、特別な配慮があるのかもしれません。ちなみにこの時期までコンタクトをとっていないというのはかなり遅い部類になるでしょう。もう7月ですからね。
お礼
返信ありがとうございます。 >留学生の特別枠はあっても、社会人枠はないということです。 なるほど、やはり理系というのがネックなのかもしれません。また、修士と社会人が務まるかとの最もな意見もありましたが、形式的に昼夜開講及び社会人入試があるという物理的事実に可能性を見出すことと、やる気しか今は確実なものは無い状況です^^; 入試は来年なのですが、やはりそろそろ研究室訪問し、社会人枠があるのかだけでも聞いてこようと思ってます。
それより何より、その研究室の担当教授(准教授の時もあるが)にアポを取って、入れてくれるかどうか聞いて下さい。 最近は研究室のメールアドレスが公開されていることも多く、また大学のホームページから辿ることが出来る場合も多々あります。 この欄で度々質問回答が繰り返されるように、大学院は大学と違い何しろ研究室を主催する教授(准教授)の意向が全てです。 たとえ学生さんが多くても熱心でかつ新しい視点や経験を持った人材がいれば優先的に採用されます。院の入試でよほど悲惨な点でなければ入ることは可能ですので、まず接触して下さい。 試験に受かってから考えるような問題ではないのです。
お礼
返信ありがとうございます。非常に参考になりました。 私も訪問しなくてはとは思っていたのですが、まだ完全に~を研究したいというものが決まっていないため躊躇してました。 一応、その専攻に関する分野で数年ほど仕事をしており、一生この仕事を続けていこうと考えており、修士課程で、さらなる知識と経験をつけたいといのがまずあります。その他に学部時代に実は行きたかった研究室(専攻)というのもあります。 研究室訪問の際、その研究室のテーマについての簡単な説明やその研究をするにあたり社会人継続のため夜間(昼夜開講制あり)で可能か等を聞くことは失礼にあたらないでしょうか?
お礼
返信ありがとうございます。とても参考になりました。 大学と大学院の社会人に対する受け入れの姿勢の違い、おっしゃるとおりだと思います。 貴殿の文面の中で希望を見出せたのは、若干名≒黙認枠があるのでは、ということでしょうか^^。 なにかみなさんのご意見を受けての感想として、目指す大学院のHP等を見ても、「社会人への門戸の開放」や「仕事を継続しながら夜間での修学(昼夜開講制)」などの文言が踊っていますが、これは時代の流れに対する建前であって本音ではないのではと疑問を持つくらいになってきました。 このような文言がある以上、研究以外の仕事=勝手な申し出にはならないと思いますが、実際どうなんでしょうね。 ちなみに理系といっても、どちらかと言えば実験系(理学・材料等)ではない部類です。