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電子回路CADについて
電子回路CADなんですが、回路図を描くとき2種類の回路図の描き方があります。 1つ目が、線と線がつながっているところを点であらわしつながっていないところは、線をクロスさせる感じです。 2つ目が、線と線のつながりはクロスであらわしつながっていないところを、線の上を飛び越えるようあらわしてる感じです。 この二点なんですがよく使われるのは1のほうだと思います。 そこでなんですが、1の方が良く使われる理由ってなんでしょうか? 個人が使いやすい見やすいとかではなくソフトウェアからみて何かメリットがあるような気がするのですが、ぜひ知りたいので教えていただきたいです。 長文申し訳ないです。
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こんにちは。 お察しの通り、ソフトウェアの都合から1がよく採用されています。 理由は、CADというのはプリンタではなくてプロッタを使って印刷する、という歴史的経緯があるからです。 プロッタというのは(今ではプリンタと同じレーザーなどもありますが)何色かのペンを使って「線」を組み合わせて図面を描いていく機械です。そしてその「線」は機械の性能上直線に制限されていました。 ですから曲線を描く時は短い直線を組み合わせて曲線に見せなければいけないのです。 なので2の方法を採用すると、線が交差するたびに曲線が発生し、パソコンからプロッタに送るデータ量も、パソコンが保存すべきデータ量も莫大なものになってしまうわけです。 (これも現在ではなんの問題もありません。大容量のメモリやハードディスクにファイルを保存できるし、プロッタもUSBやLANで接続できるし、プロッタの処理速度も格段に飛躍したからです) そういうわけでCADでは直線交差、接点は・をつける、という文化が継承されています。 余談ですが、コピーを繰り返した時にただの交差か接点かがわからなくなるので、十字分岐は一般に禁止されることが多いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 回答してくださった文を読んですっごい納得いきました。 ありがとうございました。