昔、かわきた・じろうさんと言う方が提唱されたKJ法という一種の発想法がありました。
これは、何かをしたいと思ったとき、次々に沸き起こる思い付きを出来るだけ短く簡単でしかも具体的に一枚の単語カードに書きとめておいて
ある程度溜まったら、それをテーブルの上に重ならないように並べます。
つぎに、このカードをジーと見ているうちに、何となく、似ているようなな感じがするものが、見えてきます。
そこで、その似ているような、共通点があるようなカードを多くても4~5枚以内を寄せ集めます。そして、更に、そのカード達を見ていると、共通する言葉が浮かんできます。(浮かんでこなければ、他人のそら似と考え、もう一度もとのところに戻します)
そして、そのまとまりに対して全てを言い表す新しい言葉を見つけてひとくくりにします。
この作業を繰り返して、だんだん、くくったものができてきたら、今度は、それらの相互関係、たとえば、正反対の考え方とか、前後関係とか、優先順位とか、このことだけは除外することなど、関連が見えてきます。そこで、それらのくくりの間に、そのことを言葉にして書きます。
こうして、漠然として、まとまらなかったことが、かなりはっきりと見えてきます。
具体的な活用例としては、将来何になりたいかとか、どんな人をお嫁さんにしたいかとか、レポートを書くときにどんな構成にするかとか、ばらばらな概念をまとめるのにとても有効です。
今でも、探したら、KJ法の本があると思います。
くれぐれも、ご注意いただきたいことは、まとまったところで、第三者に見てもらって、意見を聞いてみることです。
自分ひとりで、思い込みをすると、とんでもない結論であることに、気が付かずに、ベストアンサーが出たと錯覚するところが怖いです。
お礼
連絡遅くなってすみません。 本をできるだけ読むようにしたいと思います。 実践方法を教えて頂きありがとうございました。