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昔からの疑問、菜食主義者について。

小学生のときに授業で宮沢賢治を知って以来、 ずーーーーーっと疑問に思っていたことなのですが、 無駄な殺生はしてはいけないという理由での菜食主義者の方にとっては 植物というのは生物でない、少なくとも動物以下の生命だ、だから食べてOK という認識なのでしょうか? それとももう少し別の哲学が存在するのでしょうか。 よろしければお教えください。よろしくお願いいたします。 (純粋に疑問に思っているだけでけんかを売っているわけでは 決してございません。私自身はお肉はたくさん食べます。 また植物=動物(ただし人間除く)というスタンスです。)

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  • nacam
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回答No.11

ベジタリアンと言いましても、色々な考え方からベジタリアンを通しています。 ・健康のために動物性タンバク質をとらない人 ・肉類を食べたくてもお金が無いために食べられずベジタリアンとなってしまった人 ・宗教的理由からベジタリアンを通している人 ・動物がかわいそうという理由からベジタリアンになった人 などなどです。 この中で特に宗教的理由からベジタリアンを通している場合についてですが、ベジタリアンを理想化する宗教のほとんどが、輪廻転生の考え方を持っている宗教になります。 ヒンズー教や仏教などが代表的ですが、中世ヨーロッパで広がったキリスト教の一派であるカタリ派にも同じ考え方がありました。 輪廻転生の考え方では、人間が死んだ場合、どこまでの動物に生まれ変わるかにより、どこまでの肉食が許されるかが決まります。 人が人として転生するのであれば、人以外の動物の肉を食べる事に問題はありませんが、牛や馬などにも転生するのであれば、そういった動物の肉を食べる事も忌避の対象となります。 さらに虫などにも転生すると考える場合、害虫であっても駆除はできなくなります。 過去の宗教において、植物までにも転生すると考えた宗派はありませんから、植物をも食べないとする宗教は無いでしょう。 カタリ派の場合、虫を殺す事も禁じていました。 そのため、カタリ派の出家者は、たとえどんな命でも奪わないように、必ず二人で行動し、相互に殺生を抑制しあったそうです。 多分世界で最も多いのは、お金が無いためにベジタリアンを通さざるをえない人達ではないでしょうか。(肉を買えない人達)

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  • t78abyrf9c
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回答No.2

私も常々引っ掛かっていた事だったので、改めて「ベジタリアン 植物 命」などで検索して調べて見たのですが、私が見た限りでは、「動物には意識があるが、植物には意識が無い」という意見が大勢を占めている印象でした。 ですから、「動物以下の生命」というよりも、摂取する際の視覚的な要素が強いのではないかと感じました。 この問題は、禅問答のような話だと思います。 動物の中で物事を考えて生きるのは人間だけになりそうですから、そういう頭(意識)を持ってしまった生物が抱える矛盾だとしか言えないような気もします。

noname#168495
noname#168495
回答No.1

当の宮沢賢治自身が『ビヂテリアン大祭』という話を書いています。 内容は菜食主義に関する討論会といった感じで、 菜食主義者と反菜食主義者どうしの問答がなかなか興味深く書かれています。

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