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マザーボードの違いでパフォーマンスは変化するのでしょうか?
マザーボードが異なる事でパフォーマンスに差は出るのでしょうか。 仮にCPU、メモリ、HD、ボード、など、マザー以外のその他のパーツが全く同じだったとして マザーボードのみが異なる場合、パフォーマンスに差は見られるのですか? 初歩的な質問なのかもしれませんがそれらしいサイトなども見当たらなかったもので、 どなたかご教授いただけると幸いです、よろしくお願い致します。
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- V-bravo-U
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#4です。一部用語の補足をさせていただきます。(順不同) MCH: Memory Controller Hubの略称で、以前まではマザーボードの上の方についている チップの事から「ノースブリッジ(North Bridge)」と呼ばれていました。 CPUとメモリ、メモリとグラフィックシステム、その他後述のICHに効率よく信号を 伝達させるためのチップです。特に外部バスの速度(FSB)がCPUより遅いと CPU単体の性能が発揮できなくなり、自ずとマザーボードの性能として見られて しまうことが多々あります。 ICH: I/O Controller Hubの略称で、以前まではマザーボードの下の方についている チップのことから「サウスブリッジ(South Bridge)」と呼ばれていました。 USBやHDD、LANや拡張バス等とのデータのやりとりをMCHへ伝える役割を 担います。転送速度自体はMCHのそれとか外部デバイスの速度とかを鑑みると ほとんど評価対象にはあがりません。しかし、ICH自体に付属する機能次第で マザーボードの機能が追加されることがあります。例えばUSBの搭載数とか オンボードRAIDとかがあります。 チップセット: マザーボードに埋め込まれて取り出すことのできないLSI(石っころ)のことです。 最近は放熱板(通称「ヒートシンク」)に隠れている場合が多いので目にする機会が さらに少なくなりました。 Intel社のチップセットの場合はMCHとICHの2つがセットになってマザーボードに 搭載されます。一般にMCHは先発のICHに対応する形で搭載されるのでチップ セット名を聞かれた場合は通常MCHの方を指す場合が多いです。 FSB: Front Side Busの略称で、一般にはCPUから見た外部バスの速度を言います。 通常、CPUの速度とメモリの速度が一致していれば無駄なくデータ転送が可能 になります。Intel社のチップセット採用されているマザーボードの場合はCPUと メモリとのデータ転送にはMCHが間に入っているため、MCHの性能次第で転送 速度が変わる(ボトルネックになる)こともあります。 ボトルネック: 間に挟んだ機器や機能が影響して本来の速度が出せない状態のことを言います。 最たる例としてUSB2.0搭載パソコン(理論値60MB/sec)とUSB接続のHDD (性能値として20MB/sec)を接続するんだけどUSB1.1のハブ(理論値最高 1.5MB/sec)を間に挟んでつなげてしまうとUSBハブがボトルネックになって、どう 速くても1.5MB/secしかデータ転送ができなくなってしまう現象のことを言います。 今回の質問ではCPUとメモリの間にMCHが介在することから、このMCHの 性能がCPUとメモリの性能より劣っているとそこにボトルネックがあることを示します。 参考サイトは先に紹介しましたIntel社のリンク先をたどった所の一部です。私が今 使っているデスクトップマシンに搭載されているチップセットのダイアグラムなのでこの 絵を見ればMCHとICHの働きがだいたい把握できるかと思いますよ。
ANo.5の方の回答を補足すれば、MBを含むPCパーツはデジタル、つまり電線に電気が通っているかいないかで信号を伝えますが、信号の伝送速度が速くなればエラーが出る(電線に電気が通っているかいないかの判別を間違える)可能性が高くなります。現在のPCパーツは何重のもエラー訂正の仕組みを組み込んで確実・安定した動作をさせているのですが、それが働く頻度が高くなれば安定性に劣るということになりますし、速度も多少遅くなります。安いマザーボードはスペックが同じでMB以外のパーツを同じにしても、高いモノに比べれば少々スピードにおとり、安定性・信頼性ではさらに劣ることがあります。(ちなみに「電線に電気が通っているかいないか」というのはデジタルの説明としては基本でしたが、最近のPCでは必ずしもそうでない場合が多いです。メモリのDDRなんかその例の一つですが。) まぁもっとも、高ければ良いというわけではないですが。最新チップセットを使用した製品はご祝儀相場的に高値になるわりには信頼性に難があり、速度も案外速くなかったりします。↓なんかはその例の一つです。秋葉原で***(大手マザーボードメーカー)の初モノは要注意!人柱覚悟!のポップ付きで新製品が売られていたこともあります。 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0305/tawada133.htm
- masa0001
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昔話ですがオ○ム真理教が売ってたパソコンは速くて有名でしたね。安定性を捨ててリード線でショートさせてマザーのスペックを上げてたみたいですが。 あと、Windows95~98世代のCOMPAQ(現hp)は速かったです。静電分解コンデンサが極端に少なかったです。たしか5個くらい。それで安定して動いてたのでやけに感心した覚えがあります。
- seiz
- ベストアンサー率19% (149/747)
チップセットと回路設計により変ります。 チップが同じでも設計で変りますから^^; また細かい部品の性能でも正直変ります。 (価格差はその辺が謙虚に反映します) 同じCPU、メモリー、HDDを使ってマザーのみ換装してベンチで測ったことがあります。
お礼
>チップセットと回路設計により変ります。 >チップが同じでも設計で変りますから^^; どの辺かは分かりませんが、その他の設計ですか、なるほど。 >また細かい部品の性能でも正直変ります。 >(価格差はその辺が謙虚に反映します) なるほど、細かい部品ですか。 顕著でなく、謙虚にですか、変わったとしても ほどんど変わらないという事なんでしょうかね。 >同じCPU、メモリー、HDDを使ってマザーのみ換装してベンチで測ったことがあります。 ベンチマーク結果も参考にしたいところですが、 そこまでお手数掛けるわけにも行きませんしね。 ただ、何%程度差が出たかくらいは知りたかったなという気持ちはあります。 ご回答ありがとうございました。
- V-bravo-U
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#intel社製のチップセット前提のお話で進めます。 そもそもCPU自体が対応できずに動作もままならないケースってありますよねw ぶっちゃけ、「最新のマザーボードvsちょっと古いマザーボード」だったら、 古いマザーボードにはQuad Coreが乗せられず動作しないとか言うことですよ。 じゃぁ、CPUも対応できるから・・・となってもやっぱりマザーボードには MCH(旧称ノースブリッジ)とかICH(旧称サウスブリッジ)の性能に よって若干の差がでることがあります。ちょっと詳しくなるとマザーボード よりも搭載されているチップセット名を聞かれる事の方が多くなります。 んで、チップセット(MCH)側がCPUとメモリ間転送させる上でどれだけの 処理能力があるのかで左右されるのでここで性能差が出て来ますし、グラフィック ボードの同時に搭載可能な数も変わります。あとICH次第で搭載可能な拡張バス やオンボード機能も変わってきます。 じゃぁ、他社のマザーボードで同じチップセットで比較したら・・・となります けど、さすがに私も個人レベルで調べたことはないので何とも回答のしようが ありませんが、普通で使う分には体感差はでないでしょう。 ただし、今日の傾向としてはIntel社のマザーボードは一部旧世代のコンデンサで 設計・製造されてコストを抑えめに作られている一方、ASUS・GIGABYTE各社等 サードパーティーメーカーは固形コンデンサを用いてより安定した動作を行わせる ように作られている反面、値段に返ってきているという傾向があります。ここでも マザーボード自体の性能差や、オーバークロック耐性に差が出てくることも うかがい知れます。 #下記参考サイトはIntel社のデスクトップ向けチップセットの紹介です。 リンクをたどっていけばそれとなく理解できるかと思いますよ。
お礼
>ぶっちゃけ、「最新のマザーボードvsちょっと古いマザーボード」だったら、 >古いマザーボードにはQuad Coreが乗せられず動作しないとか言うことですよ。 確かに単純に新しいマザボの場合対応パーツなども新しくなり今後のスペックアップなどには有利ですよね。 >MCH(旧称ノースブリッジ)とかICH(旧称サウスブリッジ)の性能に >よって若干の差がでることがあります。 少々聞き慣れない用語が出て参りました。 軽く検索するとどうやらチップセット内のチップの一つ?ですかね。 >んで、チップセット(MCH)側がCPUとメモリ間転送させる上でどれだけの >処理能力があるのかで左右されるのでここで性能差が出て来ますし、グラフィック >ボードの同時に搭載可能な数も変わります。 なるほど、チップセットの性能で各パーツ間の転送速度が変わるようですね。 それでパフォーマンスに差が出てくる事もあると。 グラフィックボードや拡張バス搭載数の違いについてもチップセットから来ていたのですね。 >じゃぁ、他社のマザーボードで同じチップセットで比較したら・・・となります >けど、さすがに私も個人レベルで調べたことはないので何とも回答のしようが >ありませんが、普通で使う分には体感差はでないでしょう。 性能差はあってもやはりそれ程劇的に変わるというわけではないのですね。 >ただし、今日の傾向としてはIntel社のマザーボードは(中略) >ここでもマザーボード自体の性能差や、オーバークロック耐性に差が出てくることもうかがい知れます。 なるほど、各社の傾向からもそういった物がうかがえるわけですね。 とても参考になる説明ありがとうございます。 載せていただいたURLの方も有効的に活用させていただきます。 どうもありがとうございました。
- RosaCanina
- ベストアンサー率48% (5532/11451)
激しいオーバークロックをするような場合は、 オーバークロック向けに作られているマザボと入門向けの格安マザボでは、 CPU クロックの上がり方の限界に差があります。 しかし、ベンチマークソフトで計測すれば、数値となってその差が分かる程度ですので、 決して体感するような差にはなりません。
お礼
オーバークロック向けのとそうでない物を比べると クロックを上げれる上限値も変わってくると。 なるほど、参考になります。 >しかし、ベンチマークソフトで計測すれば、数値となってその差が分かる程度ですので、 >決して体感するような差にはなりません。 もし変わっても数%程度、という所なのでしょうか。 どうやらマザーの違いによるパフォーマンスの差はそれ程見られないようですね。 どうもご回答ありがとうございました。
- Eureka_
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Intel向けだと、最近はPCへの負荷に応じて電源供給を最適化するための制御チップを乗せたマザーもよく聞きますね。 消費電力が何%か変わってくるそうです。 まあ、これもパーツと言われてしまったり消費電力と性能は関係ないとか言われますと「パーツが同じなら性能も同じじゃね?」って返すしかなくなりますけども。
お礼
>最近はPCへの負荷に応じて電源供給を最適化するための制御チップを乗せたマザーもよく聞きますね。 >消費電力が何%か変わってくるそうです。 その様な機能により消費電力が変わる事もあるのですか、参考になります。 >まあ、これもパーツと言われてしまったり消費電力と性能は関係ないとか言われますと「パーツが同じなら性能も同じじゃね?」って返すしかなくなりますけども。 その他パーツが変わりないなら基本違いはないと、なるほどなるほど。 回答ありがとうございました。
- hiroki0527
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例えば AMD780Gチップセットを使ったマザーには「マザーボード上にメモリを積んだ」タイプが何種類か有ります。64Mと128Mタイプがあります。 積んでいないマザーと積んだマザーでは数%性能向上が見られます。ただし、ベンチマーク上なので、体感上違いが分かるかは微妙。 なお、同じチップセットを使ったマザーで良くベンチマークをして雑誌掲載されていますが、設計上の違いなのか差は出るようです。 その差を「誤差」と見るか「違い」と見るかは人それぞれですが。
お礼
その様なマザーボードがあるのですか。 マザーに積まれているメモリは、通常のメモリと同様に扱う事が出来るんでしょうか? >積んでいないマザーと積んだマザーでは数%性能向上が見られます。 参考になります、その手のマザーに積まれているメモリの差で もし変わったとしても数%程度という事ですか。 回答ありがとうございました。
お礼
>昔話ですがオ○ム真理教が売ってたパソコンは速くて有名でしたね。 >安定性を捨ててリード線でショートさせてマザーのスペックを上げてたみたいですが。 そうなのですか、初耳です。 リード線でショート・・、具体的な方法は分かりませんが 最近のマザーでもそれと同様の事は可能なのでしょうかね? >Windows95~98世代のCOMPAQ(現hp)は速かったです。静電分解コンデンサが極端に少なかったです。たしか5個くらい。それで安定して動いてたのでやけに感心した覚えがあります。 ふむふむ、コンデンサの数ですか、コンデンサの数が少ないと早いのでしょうかね。 しかしオ○ム、コンデンサ共に、早いと言ってもどの程度早いものなのでしょう、 そんな大げさに変わる物なのでしょうか。 参考になると共になかなか面白い回答でした、 ご回答ありがとうございました。