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婚約者の妹が、精神病でした。
現在2年付き合った彼と婚約中で、10月に結婚する予定です。彼には妹がおり、高校時代登校拒否をしていたり、28歳にもなるのにまだ大学生をしているなどの話は聞いておりました。 しかし、昨日彼から、「実は妹は精神病で幻聴や幻覚の症状があり、薬を服用して精神科に通院している。医者の話では一生薬を飲んでいかなければならないらしく、社会に出て働くことも難しい」と聞かされました。 式まであと半年をきったこの時期に、こんな話をするのは正直詐欺だと思いました。結婚を決める前に当然話しておくべきことだと思いましたし、向こうの親も私の両親に挨拶に来たときになぜ説明してくれなかったんだと、私はなんともいえないやるせない気分になりました。 向こうの親が亡くなったあとは、唯一の肉親である彼が妹の面倒を見なくてはならないでしょう。妹が社会に出られない場合は、経済的負担は私たちにのしかかるでしょう。 また私はまだ精神病についてあまり知識はありませんが、最近精神病患者が肉親相手に事件を起こしたというニュースが多く、その妹は大丈夫だろうかと、大きな不安があります。 なによりもその妹について、今の今まで黙っていた彼とその両親について大きな不信感が生まれてしまいました。ほんとうにこのまま結婚していいのかと。彼は、「僕の家族なんだから、あまり悪く考えないでくれ。君には迷惑はかからないようにするから」と言っています。でも結局結婚したら私にも彼と同様の負担はかかってくるでしょう。 彼との結婚については、突然のことだったので、とりあえず準備は全面ストップ状態です。私も考える時間が必要なのです。冷たい、という人もいるかもしれません。ですが、結婚は私の両親にもかかわる問題。慎重に、そして前向きに考えていきたいと思っています。 もし私と同じ立場の人、また精神病に詳しい方がいらっしゃれば、経験談や結婚した場合の経済的負担や今後のケア、精神病について等、意見をお聞きできればと思っています。
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質問者が選んだベストアンサー
話し合いをされて少し前進したようですね。 これからも話し合いの機会があると思いますので、 参考にしていただければと思い、私のまわりにいる統合失調症の患者 さんがご家族にいる方の事例をお伝えしたいと思います。 お伝えする理由は、質問者様がこれからどのような結論を 出されるにせよ、縁があって彼氏さんとそのご家族にめぐりあった わけですから、その出会いをこれからの人生に生かしていただき、 少しでも統合失調症の患者さんを取り巻く環境について知って欲しいと いう思いからです。 統合失調症の患者さんがいる家族に対する差別は根強いものがあり、 取り巻く環境も複雑です。 「この人なら差別をしない」と確信できる相手じゃないと、 たとえ親類であっても、家族内に患者がいることは告白できないと 患者さんを抱えたご家族から聞きました。 ですから、彼氏さんが告白しなかった、出来なかった理由は、 私達の想像を超えた葛藤があったからなのだと思います。 彼氏さんの妹さんが発症したのは1月とのこと。 現実を受け入れられない状況だった、いつかは治るだろうと思った、 確かにその気持は事実だと思います。 時期的に家族はまだ現実を受け入れられない時期だと思います。 質問者様に伝えなかったのも悪気はなく、隠すつもりでもなかったと 思います。 私の上司と元同僚、それぞれが統合失調症の家族を抱えています。 元同僚の場合は、奥様が統合失調症です。 60歳を目前にして突然発症しました。遺伝ではないそうです。 近所の方からの指摘で初めて奥様の様子がおかしいと気がついた そうです。 それ以来、いい病院があると聞くと全国どこにでも飛んでいき、 治療の方法を探りました。 でも、奥様が自分の病気に引け目を感じるようになり、強く転居を のぞむようになったそうです。 まわりが知らない人ばかりの所に行きたいと。 発症する前の自分を知らない人ばかりが住んでいる所に行きたいと。 やがて目を離すと自殺未遂を起こしたり、はたから見れば奇怪に見える 行動を取ったりするようになり、同僚の家族は、奥様から片時も目が 離せない状況になりました。 家族全員がパニック状態でした。 介護のため、退職したいと同僚が言い出しました。 仕事と介護の両立は無理だと。 でも、同僚はその時、定年まで残すところわずか2年でした。 当時の上司から、私にその同僚の仕事をサポートし仕事の負荷を 軽減させてやってもらいたいと頼まれました。 なんとか2年、同僚を乗り切らせてやって欲しいと。 その時、私は奥様の病名は知りませんでした。 上司にも伝えていなかったそうです。 私が同僚の仕事を手伝うようになり、数ヶ月たった頃、 初めて同僚が私に奥様の病名と闘病生活について話してくれました。 誰にでも言える病気ではない、と言ってました。 差別されるのがこんなにも辛いなんて思ってもみなかったと。 2年が過ぎ、同僚は定年を迎えました。 「あなたのおかげで定年を迎えることができた。介護との両立も できた。本当にありがとう」と泣きながら頭を下げられました。 定年後は転居しようと思っていると言っていました。 …赤の他人である私には、それくらいしか出来ませんでした。 そして、私の上司の例になります。 質問者様の彼氏さんのご家庭に通じる所があるかもしれません。 私の上司が奥様と結婚する際、奥様のお母様から何度も念押しされた そうです。 「この子の兄が統合失調症です。それでもいいんですか」と。 奥様の血統は遺伝的要素があったそうです。 将来、奥様あるいは、生まれてくるお子さんが発症するかもしれない、 それを危惧してお母様は上司に意志確認したようですが、 当時、上司には病気に対する知識はほとんどなく、 さほど深くも考えなかったそうです。 「気にしません」と答えるとお母様が泣いて喜ばれたそうです。 結婚当時、そんな会話をしたことなどすっかり忘れ、3人のお子様 が生まれ、何事もなくみんな元気に成長しました。 ところが、そのうちの一人のお子さんに高校入学後、統合失調症の 症状が現れ、それも学校から呼び出されて知ったそうです。 発症するまでは、成績もよく、優しく素直な自慢のお子さんでした。 何かの間違いではないかと、あらゆる病院を訪ねたといいます。 でも、症状は悪化するばかり、通学も困難になり、退学を余儀なく されました。 上司と奥様は、そのお子さんを家の中に隠すようになったと言います。 ほかのお子さん達が、統合失調症を発症したお子さんを嫌うように なり、「きょうだいだと思われたくない。出さないで」と言い出した こと、発症前のお子さんを知っている友達、近所の人達に、発症した お子さん自身が会いたくないと言い出したからだそうです。 そして、発症以来、上司とご家族は、お子さんの病気を知られたく ないがために、親戚づきあいと近所づきあいを全て絶ったそうです。 それほど、地域内の差別がひどく、親戚も白い目で見るように なったということなのだそうです。 そのうち、最初に書きました同僚と同様、奥様と発症したお子さんが 転居したいと言い出したそうです。 上司は県内外に二人が住むための家を探し、福祉サービスが充実した 都市に家を買い求め、奥様とお子さんだけを転居させました。 ほかのお子さん達が、統合失調症のお子さんを快く思わず、 縁も切りたいと言っていることから、上司は、自分達夫婦の死後も そのお子さんがきょうだいに頼らず、一人でも暮らしていけるよう 色々な情報を集め、あらゆる福祉サービスを使って、 これなら一人でも生きていけるだろうという環境を今、必死になって 整えているところです。 ほかのお子さんはその後結婚されましたが、その伴侶には、 きょうだいが統合失調症であることを伝えておらず、 会わせたこともないと聞いています。 きょうだいの方は、統合失調症のきょうだいがいるということから の引け目、上司がその伴侶に伝えない、会わせないことを容認して いるのは、その伴侶が、病気のお子さんを傷つけるかもしれない、 夫婦仲に亀裂が生じるかもしれない、伴侶の身内からの差別、 それを見てまた自分達(上司夫婦)も傷つく、特に、そういう遺伝子 を受け継がせてしまったと自分を責めている奥様がさらに傷つく、 そんなことになるくらいなら、伝えないほうがいいと判断した そうです。 確かに、それは卑怯なことかもしれませんが、 そうせざるえないくらい差別された悔しい過去があるそうです。 統合失調症だから、いつかきっと犯罪を起こすだろう、 危険だから近寄るな…そういう類の態度と言葉。 統合失調症を持つ家族でなければ、他人はその辛さを理解することは 到底出来ないと上司は言っています。 何を言われても、誤解されようとも、差別するような人には 身内が統合失調症であることを言う気はこれからも決してないと、 上司が言っていました。 私は、そんな上司の話をただ聞くしか出来ませんが、 「大変だね」というありきたりな相槌で返されるより、 ありのままの事実を話して聞いてもらえるだけで気持が軽くなる と上司は言います。 以上の実例を読んで、質問者様がどう感じられるかは分りませんが、 統合失調症の家族を支えていくということは並大抵ではないと お伝えしたいと思いました。 それと同時に、彼氏さんが、質問者様に事実を伝えたということを 評価してあげて欲しいと思いました。 それほど質問者様は彼氏さんにとって大切で信頼できる方だという ことです。 たとえ告白したことによって、質問者様が去ることになったとしても、 それは決して冷たいことではないと思います。 乗り切れる自信がないままに結婚して、家族みんなが不幸な結果に なったら、今別れることよりも悲しいことだと思うからです。 でも、この現実で質問者様が得ることがあります。 このめぐりあわせを大切にして、本人に何の落ち度もないのに、 統合失調症になってしまった患者さんとその家族の苦悩と、 いわれもない差別を受ける無念。 ある日突然、誰でもなりうる病気であるということ。 統合失調症という病気について知ることは、今後の質問者様の人生に きっと深みを持たせてくれるはずです。 質問者様がどんな結論を出そうとも、「病気を知る」ことが、 最も大切で有意義かつ貴重なことだと思います。 ぜひこの出会いを大切にしてください。 長文失礼しました。
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- Dr-miki
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あなたは精神病について非常に偏見をお持ちのようですね。 精神障害者が起こす殺人事件より普通の人が起こす殺人事件の方がよっぽど多いってことを知らないのですね。 精神障害者を兄弟が一生面倒みる必要もありません。社会保障の制度の中で保護されます。結婚してもあなたに何の負担もないと思うのですが・・・。あなたの親族にも精神障害者はいるはずですよ。三代さかのぼればどこかの必ず精神障害者はいるはずです。(統計学上) でも、妹さんの精神障害を受け入れられないのであれば、結婚はやめた方がいいでしょうね。相手のためにも、あなたみたいな心の狭い人と一緒では最悪な人生でしょうね。 しかし、精神障害(病)なんていつ誰がなってもおかしくないない病気ですよ。あなたは自分の親が心の病気(精神病)になったら捨ててしまうのですか? 今の彼と別れて、次の彼と結婚したとしても、その彼が会社のストレスで精神病になったらさっさと離婚し次ぎの相手をさがすのですね。 しかし、あなたのようなひとの子どもにかぎって、アスペルガーの子どもが生まれたり、普通に生まれたのに大きくなって精神病になったりするものですよ。そうしてあなたの心の狭さを教えてくれるはずです。また、心の狭いあなたも精神障害にかかるかもしれませんよ。そのときどうしますか???
お礼
回答ありがとうございます。 確かに私は精神病についてあまり詳しくなく、偏見の目で見ているのかもしれません。 受け入れたいとは思うものの、両親が亡くなったあとの経済的・肉体的負担や自分の子供への遺伝が一番怖いのです。
- yume-mizu
- ベストアンサー率30% (158/513)
まだ、現時点でお話ししてくれたことは、とても紳士的だったと思いますよ。 28歳と言えど、学校には通えているんですよね? なら、十分に社会参加出来ておられるじゃないですか。 社会に出て働くことが難しいのは、本当に一般社会の話しでは? 大学まで行けるのでしたら、それなりの間口があるように見受けられますよ。質問者様やご家族が知らない世界で。 知的障害者・四肢障害者・聴覚障害者などなど、確かに出来ないこともあるでしょう。 でも、それらは「健常者」と言われる私たちでも、出来ること出来ないことがある中で、少々分野が狭いだけなんです。 お薬に関してもそうです。 アトピーでも投薬が必要な人もいますし、心臓・腎臓・肝臓など、内疾患で、幼少期から投薬が継続的な人もいます。 事件に関しても、誰にも想像出来ないことです。 ニュースに挙げられるものは極々一部であり、そこまで危惧されてても我が子はどうなるか、誰しも犯罪者を育てた覚えはないはずです。 今、質問者様は恐らくしっかりとした家庭で大切に育てられたのでしょう。 それはとても素晴らしいことで、お育てになったご両親様はご立派です。 でも、今本当に彼のことを思うのならば、聞かされた時点で、ココで質問する前に自ら調べ、更に状況を彼に問い、本当に本当にどうすればいいのかと考えるべきではないですか? あまりにも「精神病」を大雑把に捉えらっしゃるかと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 妹は夜間制の大学に通っていますが、休学を繰り返し現在8年目です。頑張ってきたようですが、単位が足りず退学になる可能性もあります。 対人恐怖症なので、人と係る仕事は無理かもしれませんが、そのことについて彼ともう少し深く話し合ってみようと思います。
- bluesky2000
- ベストアンサー率17% (131/728)
ひとくちに精神病といってもいろいろあります。 彼に正確な病名をきき、ご自身でいろいろ調べてみて下さい。 「結婚を決める前に当然話しておくべきことだと思いました」ということですが、質問者は自分の家族の病気のことを絶対に全て話しますか? 病気のことを誰にどこまで話すのかはとても難しい問題です。 彼もさんざん、いつどういう形で話をするのがいいかを悩んだ上で、やっとの思いで打ち明けたのだと思います。その気持ちは汲んであげて欲しいです。 とにかく彼の妹の病気に対する情報があまりにも少なすぎて、回答が難しいです。 「精神病」と言っても本当に様々です。 正確で詳細な病名(例えば、統合失調症なのかどうか、もしそうだとすれば「何型」なのか)を彼に聞いて、インターネットや図書館で、予後(今後予想される症状経過など)や遺伝について、まずはご自身で調べてみられることをお勧めします。
補足
回答ありがとうございます。 彼も正式な病名はあまりよくわからないそうですが、小さい頃から人と接することが苦手だったらしく、対人恐怖症的なものがあるそうです。同居していた彼の祖母が結構厳しい人だったらしく、祖母のせいではないかと言っていました。現在大学は休学中ですが、家事などは手伝っているし、家族とは会話もできるようです。詳しい病名を聞いて、自分でも調べてみます。 また彼は特にこのことを私には説明しなくてもいいと思っていたようですが、彼の両親から「ちゃんと説明しておきなさい」と言われた様で、やっと告白したところなのです。
お礼
回答ありがとうございます。 彼の親族には統合失調症の症状がある人は他にはいないようです。 一番怖いのはやはり、自分の子への遺伝です。 遺伝性がある・ないとは、わかるのもなのでしょうか? 妹は小さい頃から精神的に弱く、遺伝的なものなのかなと思いますが。 彼との結婚にはまだ結論が出ない状態でいます。。。