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私に合った小説を勧めてください
最近どんな小説を読めばいいか迷っています。 今まで読んで面白かったと思った本は、 貴志祐介の本全て 浅田次郎の蒼穹の昴、天国までの百マイル 高野和明の13階段 東野圭吾の容疑者Xの献身、白夜行 宮部みゆきの模倣犯、レベル7 逆にダメだったのが、島田総司、京極、森博嗣、村上春樹などでした。 上記の作家以外の方の小説で、私に合っていると思われる本を教えてください。 お願いいたします。
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奥田英朗「邪魔」 http://www.amazon.co.jp/%E9%82%AA%E9%AD%94%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A5%A5%E7%94%B0-%E8%8B%B1%E6%9C%97/dp/4062739674/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1211975187&sr=1-3 この作家の他の作品はわりとユーモラスな雰囲気のものが多いのですがこれはひたすらスリリングでサスペンスフルです。 それでも宮部みゆきと同様に基本的に人間そのものを肯定的に描いているのでハッピーエンドで無いにも関わらず読後感は悪くありません。 園田節子「コンタクト・ゾーン」 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%AF%A0%E7%94%B0-%E7%AF%80%E5%AD%90/dp/4167605074/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1211975908&sr=1-2 リゾート地で政変にまきこまれるOL三人組の冒険小説です。 読み初めと読後では主人公たちに対する評価がガラリと変わってしまうでしょう。登場人物も読者も成長するという不思議なビルドゥングスロマンです。 今野敏「慎治」 http://www.amazon.co.jp/%E6%85%8E%E6%B2%BB-%E5%8F%8C%E8%91%89%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%BB%8A%E9%87%8E-%E6%95%8F/dp/4575506958 現在は少々入手しにくい状況のようですが、この作家はこのところ旧作が次々と再文庫化されているので期待できるかもしれません。 いじめにあって不登校の中学生を立ち直らせる担任教師の方法がとても意外です。娯楽小説ですが、価値観というものについて思い巡らす機会を与えてくれる作品です。
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- k16399638
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素直に、シャーロック・ホームズはいかがでしょう? ヴィクトリア時代の風俗をしる一球資料として、近年再評価が高まっています。できればちくま文庫版か、学校図書版がいいのですが、いま絶版なんです。河出書房の版は、ちくま、学校図書のより注釈が少ないですが、原書のイラスト描いたシドニイ・パジットの絵が全部載っているのがいいです。 あと、海底二万里も、あれは今でも評判の高い小説です。岩波か偕成社、福音館のだと、原書のイラストがすべて掲載されているのでいいですよ。
お礼
ありがとうございます。 ホームズは既読です。面白いですよね。
- MAY1814
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こんにちは。質問者様の読まれている作家さんの中で、浅田次郎さん、東野圭吾さん、宮部みゆきさんは好きなのでよく読みます。何となく私のイメージは推理小説だけではなく、人間関係にも重点を置いてしっかりした読み応えのある感じというイメージですので、そんな感じの作家さんの本を選んでみました。 ●横山秀夫さん 横山秀夫さんは元新聞記者(上毛新聞)で、警察や記者、またはその両者のやり取りなんかの小説を多く出されています。どれもしっかりしていて非常に読み応えがあります。多作ではありませんので(これが唯一の欠点です)すぐに全作読めると思いますが、映画化された「半落ち」「出口のない海」「クライマーズハイ」なども良いですし、まずは短編で様子見でしたら「真相」や「影踏み」なんかも面白いです。 http://books.yahoo.co.jp/search?p=%B2%A3%BB%B3%BD%A8%C9%D7 ●藤原伊織さん 「テロリストのパラソル」は江戸川乱歩賞と直木賞のダブル受賞というタイトルに惹かれて読んでみました。全共闘世代のアル中のバーテンという非常に個性的な主人公と、彼と関わりを持つ浅井がまたかっこいいです。ラストまでどうなるのか全然分からず一気に読めました。 「ひまわりの祝祭」は上の小説と同じように世間をドロップアウトしたような主人公(こちらはアル中ではなく超甘党!)とファンゴッホに迫る謎を書いた小説です。またまた彼と関わるゲイの脇役がクールでカッコよいです。 藤原さんは惜しい事に亡くなられましたので、著作も多くありませんのですぐ読み終わると思います。尚短篇集「雪が降る」の中に「テロリスト~」の主人公が少し出てくる話があります。 http://books.yahoo.co.jp/search?p=%C6%A3%B8%B6%B0%CB%BF%A5 ●乃南アサさん 乃南さんの小説は非常にバラエティが豊かなのでエンターテイメント性を重視した軽い物から感動作まで幅広いです。刑事音道貴子シリーズは、女性で刑事で大型バイクに乗るという設定ですが、ただかっこよく書かれているだけではなく、女性である事の差別や苛立ちなどもよく書かれていると思います。1つ1つは独立していますので、バラバラで読んでも大丈夫ですが「凍える牙」「花散る頃の殺人」「鎖」「未練」「風の墓碑銘」が出ています。他にも家庭環境から小悪党になった少年がふとした事から山深い田舎に迷い込む「しゃぼん玉」や、出所した元女囚人達の小さな幸せを書いた「いつか陽のあたる場所で」も面白かったです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31996884 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31936913 長文失礼しました。既読ばかりでしたらすみません。もし良かったら読んでみて下さいm(__)m。
お礼
ありがとうございます。 横山、乃波は既読ですので、藤原伊織さんを読ませていただきます。
- reviewer
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青井夏海の下記の作品がよいと思います。 赤ちゃんをさがせ 東京創元社 助産院での出産経験をヒントにした助産師(当時は助産婦)探偵 シリーズの第一作でNHKのテレビドラマにも採用された連作ミステリー 短編集 赤ちゃんがいっぱい 東京創元社 上記の産婦探偵シリーズの長編作品 陽だまりの迷宮 ハルキ文庫 11人兄弟の末っ子の生夫くんの身近に起こる不思議な出来事を 下宿人のヨモギさんが解明するという日常の謎を題材にした連作ミステリ
お礼
面白そうですね。 ありがとうございます。
お礼
「邪魔」を読んでみます。 詳しくありがとうございます。