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凹凸のないシンプルな外観と壁面のざらつき
断熱効果を高めるべく 熱の外部流入出力を遮断すべく 壁面に凹凸のない2x4の新居を計画中です。 屋根は切り妻で 極めてシンプルな立方体に近い壁面構造です。 にもかかわらず 工務店から紹介された壁面施工方法がモルタルの模様のついたコテ塗りです。 表面のボツボツ(砂っぽい粒粒)とした凹凸や扇状のコテの軌跡が残るものです。 壁の表面積を少なくすることで熱の入出を減らす意図がありますが ミリ ミクロ単位で壁をみると 実は広い面積ではないか? という疑問にぶち当たりました。 熱交換器のフィン エンジンのフィン フライパンのなべ底の突起 と同じではないか? なわけです。 モルタルにかかわらず ザイディング レンガ サンプルを見る限りどれも細かい凹凸のあることが分かりました。 これって あえて外部空気と熱交換するがごとし構造物である様に思えるのですがどうなんでしょうか? 完全に熱を遮蔽すべくガラス状の極めてフラットなモルタル塗装は存在しますか?
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ANo.4に補足します。 高性能GW16kの熱伝導率は0.038W/mK、一方、モルタルは1.5W/mKです。 グラスウールの厚み90mm、モルタルの厚み20mmとすれば、 熱抵抗値は、 グラスウール:2.36m2K/W モルタル:0.0133m2K/W となり、2桁以上、グラスウールの方が熱抵抗値が大きいのです。 つまり、通気層が無い場合でも、モルタルの熱抵抗値が僅かに変化しても、影響は誤差以下であることが分かるでしょう。 それ以前に、外壁材に断熱性を求めるのではなく、外壁材を含めないで十分な断熱性能を(断熱層で)確保することが大切です。 また、隙間による隙間換気の熱損失を抑えること(C値を良くする)が重要です。悪いと非常に大きな熱損失になります。
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- fujillin
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仕事が現場作業なので仕上り状態は職人の腕に左右されます。壁面を超フラットにしたければそれなりの腕の職人が必要になります。 優秀な左官工はほとんどいなくなってしまいましたが、まだ何人かは残っていると思いますので、どうしても超フラットにしたければ、そういう人にやってもらえば可能です。ただし、当然ながらコストもそれなりにかかります。 その上にフラットな塗装はもちろん可能ですし、仕上がりを気にしなければ、そうでなくてもフラットな塗装をすることは可能です。 一方、左官のリスクとして収縮ひび割れがありますので、それも回避したければ下地・構造、環境、仕上材料なども厳選したほうが良いということになります。それでもリスクゼロにはなりませんが・・・。 また、外壁の表面温度の1度までを気になさっているようですが、それならば外壁の色も考える必要があります。緑色と白の違いでも1度くらいは簡単に変わるでしょう。さらには仕上の塗装を断熱塗料にするなどでも1度くらいは簡単に変わります。 データが欲しいということですが、ネットで調べれば色と温度や、断熱塗装の宣伝など沢山でています。
なるほど。興味深い会話が続いていますね(笑)。 まず、私の 「ムラを目立たなくするため 砂を混ぜるのは確かでしょうか?」 ムラを目立たなくするためだけではないですよ。 デザインや質感もありますね。 その、なんだ、、超フラットにする以前に、 コーナーがきれいな線にならないとか、 厚めの塗装変更依頼というのは普通にあるもんです。 後、 「具体的には真夏の日中 空気層より内側が25℃ 外側が30℃ の壁面に凹凸があることで 内側が25℃ 外側が31℃ になる。 これを回避したいのです。」 これは、また凄い内容ですね。 住環境への影響は、さておき、、、 その1℃を解決したいのですね!。 その場合、データはないと思うので、研究費を出して 大学に相談した方がいいですね。有名大学、建築学科にでも いかれてはどうでしょうかね。(一つの手段として) 後、なんで、フラットにこだわるのなら、モルタルのような 手仕事バリバリのようなものを選択するのかな? なんで、モルタルなのか。。 他の材は、前の回答に書いています。 では、納得いく良い家ができればいいですね。 (私はこれで、最後の回答とします)
- ultra1long
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ANo.5追加です。 外壁表面と外の空気の間の熱伝達抵抗は、住宅金融公庫の工事共通仕様書によれば、0.04m2K/Wです。 これが凹凸により変化したとしても、断熱層含めた壁の熱抵抗の誤差以下でしょう。
- ultra1long
- ベストアンサー率49% (341/688)
>通気層の有無にかかわらず 細かい凹凸の存在により 壁面表面温度と外気温の熱交換は盛んに行われるハズです。 それは無いでしょう。 通気層があって、まずは、日射が無い状態として、考えてみましょう。 室内との熱交換は、外気である通気層の空気で行われ、外壁の外側も内側も空気温度は、ほとんど同じになるでしょう。 例えば、20~30mmの通気層を介してヒートシンクを置いた場合、ヒートシンクとは無関係に、空気層に熱が逃げることは、容易に想像できるのはないでしょうか。 日射がある場合、凹凸があろうと無かろうと、受ける日射量は同じですから、外壁裏側温度の差は無いでしょう。
- ultra1long
- ベストアンサー率49% (341/688)
そんな誤差のような効果を考えることより、耐久性と防水の観点から、外壁通気層を採用すべきです。 http://www.ads-network.co.jp/ziten/A04-01.htm http://www.ads-network.co.jp/kininaru/01-/25.htm 外壁通気層があれば、一次防水であるコーキングが切れても、通気層で排水されます。 モルタルでも通気層を設けるべきでしょう。 http://www.ads-network.co.jp/ziten/A12-02.htm http://www.doctor-sumai.com/bbp02.php?itemid=453 熱損失を抑えるためには、2x6以上にして、高性能グラスウール16k以上のグレードを140mm以上入れるといった断熱材の強化をすべきでしょう。 2x4を手がけているところならば、2x6はどこでも出来るはずです(我が家は2x6にしました)。 当たり前ですが、壁の熱損失の計算値が大きく下がります。 サッシの断熱性能(熱貫流値)は、壁より一桁悪いですから、出来る限り高性能なサッシを使うことも重要です。 アルミは熱伝導率が高いので、木製あるいは樹脂フレームのものが良いでしょう。 気密性能を上げることも、隙間換気で熱の損失となりますので、重要です。 家の熱損失(熱損失係数Q値)の求め方は、こちらを参考にすると良いでしょう。 http://www.house-support.net/seinou/keisann.htm 東京の気候で、Q値が1.5W/m2K以下、C値(計測値)を1.0cm2/m2とすることが望ましいでしょう。 温度差の少ない快適な住環境の実現と、ヒートポンプとの組合せで24時間全館暖房がリーズナブルなランニングコストで実現出来ます。
補足
>そんな誤差のような効果を考えることより 誤差であることを実験したデータがあれば紹介して頂きたいのです。 ちなみにウチも外壁通気層付きです。 通気層の有無にかかわらず 細かい凹凸の存在により 壁面表面温度と外気温の熱交換は盛んに行われるハズです。 真夏の日中はより多くの熱を“壁面”からうけ 真冬の深夜はより多くの熱を“壁面”から奪われることには違いありません。 空気層があっても 空気層を挟んだ2つの物質の温度差Δt が大きくなっては困るのです。 具体的には真夏の日中 空気層より内側が25℃ 外側が30℃ の壁面に凹凸があることで 内側が25℃ 外側が31℃ になる。 これを回避したいのです。
まず、工務店がそのような提案がきた理由を考えると。 まず、モルタルで、単にペンキを塗ったような仕上がりにすれば 仕上がりが波をうったように見えるからしょうね。 モルタルは、左官で手作業。全くフラットにするのは 不可能と言ってよいでしょう。(腕の良い人でも) なのでむかしから、砂をまぜたものや、模様的に吹付けた ものが多いですね。 後、ひび割れ時にかなり目立ちますよね。 でも、建築家の家には、たまに見る事がありますよ。 波をうったように見えますが、全体のフラット感を 優先していますね。 熱交換、表面積は、逆に、放出の時は、広い方がいいですよね。 後、日中の時間から考えても、放出する時間の方が長いですよね。 実際にどれぐらい影響があるかは、調査してみないとわかりませんが (たぶん、大差はないと思われます) 基本、熱は、厚さや断熱層で対応するものです。 後、単純にフラットな仕上げの場合、精度を上げるには ボード関係で下地をした方が良いです。 (無塗装サイディング、フレキ、ケイカルとか) フラットなモルタルは、基本割れますし、仕上がりの 捉え方が、柔軟な方ならばいいですが、「ここが波うっているとか、 ここが少しひび割れている。」とか言う人はやめた方が良い でしょうね。 完全に熱を遮蔽すべくガラス状の極めてフラットなモルタル塗装は存在しますか? というのは、「熱を遮蔽すべく」というのはないですが あるという事になりますね。
補足
>モルタルは、左官で手作業。全くフラットにするのは 不可能と言ってよいでしょう。(腕の良い人でも) なのでむかしから、砂をまぜたものや、 ムラを目立たなくするため 砂を混ぜるのは確かでしょうか?
- elfschritt
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建物の壁は2×4なら クロス→石膏ボード→気密シート→構造材2×4→グラスウール(吹きつけ・外断パネル厚さ)→タイベック→外壁の順で構成されていると思います。外気と接触するのは、おっしゃる通り外壁部分ですが、それまでに占める断熱材や構造木材が役割の大半を占め、質問者さんの言う外壁部分の凹凸での熱損失は軽微と想定されます。そこを考えるより、内部の断熱材をグレードUPしたり、サッシをグレードUPしたほうが、効果的には比べられないくらいあるでしょう。 これは、個人的な意見ですが質問者さんの言う外壁に凹凸がある、なしで熱損失を計測しても多分、数字としては算定されないと思います。おっしゃる意味も気持ちも分かりますが、気にする必要はないと考えたほうが無難と思います。 またそれ程、熱交換や熱損失を考える質問者さんが外壁をモルタル・こて塗りの仕上げにしたほうが不思議です。お話から想定し、同等の金額で出来る範囲内を考えれば20mm以上の外壁(種類などは限定されるかも?)や最近流行の鉄板サイディング(断熱入り)がベターかと思います。鉄板サイディングは波型が多いですが、それは飾りと考えたほうが良いでしょう。これも、通常の商品よりは凹凸が大きいですが、問題はそれ自体の断熱性能です。凹凸は気にしなくてもいいと思います。逆に晴天時に外壁に影を作り、冷却効果+外壁から住宅内部への熱浸透率軽減と考えれば熱損失と相殺でゼロと考えれば納得いきませんか? 3×10(?多分)板にモルタルコテ仕上よりは上記2タイプのほうが全然断熱効果があると思いますが・・・。
補足
>凹凸での熱損失は軽微と想定されます。 >・・・熱損失を計測しても多分、数字としては算定されないと思います。 実証データを求めています。 >気にする必要はないと考えたほうが無難と思います。 私は気にしてしまいます。 >質問者さんが外壁をモルタル・こて塗りの仕上げにしたほうが不思議です。 サイディングに緑系の色が極端に少ないためです。 緑系(といっても薄いもの)の色の壁面を好むためです。 またサイディングは継ぎ目が嫌いなのです。 >鉄板サイディングは波型が多いですが 確かにそうですよネ 凹凸を設けることで強度をもたせているのではないでしょうか?
お礼
>グラスウール:2.36m2K/W モルタル:0.0133m2K/W となり、2桁以上、グラスウールの方が熱抵抗値が大きいのです。 求めていた数値情報だと思います。ありがとうございます。