運用益が全く同じであれば、「半々」「一本に絞る」のどちらも結果は同じです。
銀行預金でも2つの銀行の1年定期預金の金利が1%であれば、200万円をどちらか一方にまとめて預けても、半々に預けても結果は200*1.01=202万円で同じです。(本来なら税金が20%引かれて201万6千円)
投資信託の考え方もこれと同じです。
預金と違って分かりにくくしているのが信託報酬という言葉だと思いますが、信託報酬がすでに引かれたものが運用益です。
A:運用益20%、信託報酬5%
B:運用益20%、信託報酬1%
というファンドがあった場合、Aを売却して入手できる利益は20-5=15%ではありません。すでに5%が引かれた額が
20%です。ですので、AもBも利益は20%です。
実際、信託報酬はまとめて引かれるのではなく毎日引かれています。(銀行の金利の計算と同じです)
【余談?商品選別について】
質問者様の確定拠出年金にある2種類の日本株ファンドは「アクティブファンド」、「パッシブ(インデックス)ファンド」の2種類かと思います。
■アクティブファンド
ファンドマネージャーが積極的に運用して市場平均より設けることを狙います。上手くいくと市場平均を上回る利益を手に入れられます。
しかし、彼らのようなプロ達が取引しているのが市場なのでプロに任せても簡単に市場平均をうわまれるわけではありません。また、積極的に売買するのでコスト(信託報酬など)が高くなり、このコスト分で結局市場平均に勝てないことがよくあります。
■パッシブ(インデックス)ファンド
これは日経平均やTOPIXなど、何か対象とする指数と同じ動きを目指すファンドです。ですので、市場平均-コストが期待されるリターンで平均以上の利益はまず期待できません。
しかし、市場平均でOKというパッシブ運用なので、コスト(信託報酬)は安く上がります。
上のような特徴を考えてどちらを選ぶか考えられるのがよろしいかと思います。(よく分からなければ両方均等に掛けるのもありとは思います)
お礼
大変わかりやすい回答ありがとうございます。 全て悩みが解決いたしました。 アドバイスも丁寧に頂き感謝しております。 初心者ながら頑張ってみようと思います。 ありがとうございました。