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フィルムのデュプリケート
最近は必ずしも違いますが、それまでは映画の創生以来すべての劇場で映画の放映はフィルムを使用しておこなわれていました。 そこでフィルムをデュプリケートしなければなりませんでしたが、それは「具体的に」どのようにおこなわれていましたか。 申し訳ありませんが、技術的事項を具体的に教えていただきたいので、実際に携わっていた方のご回答をお願いします。
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原理は、印画紙の密着焼き(ベタ焼き)と同じで、ネガフィルムにポジの生フィルムを重ねて光を当てて作ります。 具体的には、ネガと生のポジをフィルムデュプリケーター(デュープマシン)にセットして密着複写、現像しています。カラーもモノクロも同じ(光源などが違うので同じ機械ではないと思う)。 初期テクニカラーのような三色分解ネガの場合は、光源にカラーフィルタをつけてデュープ三パスで行っていたのではないかと思います。 こう書くと簡単そうですが、光量調節で色が変わってしまうので、かなりの経験が必要だったようです。
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- isoiso0423
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>劇場で映画の放映 映画館はTV局じゃあないので、放映ではなく”上映”といいます。 ちなみに放映は24コマのフィルムを60フィールド(=30コマ)に変換する2-3変換(テレシネ)されてます。 専門的なことになるので、すでに回答のある現像所にお尋ねになる、あるいはHPから情報を探るのがいいかと思います。 まだ出てない東映ラボ(旧東映化学) http://www.toeilab.co.jp/ あとイーストマンコダック社が「 スチューデント フィルムメーカーズ ハンドブック」というのを出してまして、邦訳されHPに詳細があるので、それを読むのもいいかと思います。 ただ化学式とか専門用語もかなり多いので(映画製作者側の人間でもフィルムの製造工程の用語や現像用語などそんなに詳しくないのが実情です)どこまで理解出来るかは、なんともいえませんが。 http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/motion/student/handbook/index.shtml
- mozofunk
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現在日本の映画の大半がイマジカhttp://www.imagica.com/work/movie/index.htmlと東京現像所http://www.tokyolab.co.jp/films/print/index.htmlで現像されプリント作成されています。 直接詳しくお聞きになるのがよろしいかと・・・
お礼
ありがとうございます。 参考になりました。