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環境倫理における<世代間倫理>について。
環境倫理における<世代間倫理>について、 責任の共時的理解と通時的理解の違いという視点から、説明するとなるとどのように説明すればいいのでしょうか?教えてください、お願いします。
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- appaloosa
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回答No.1
簡単に言えば「将来或いは過去の世代の事まで考えてやれるかどうか」ということです。 「共時的理解」ですと、現在世代のみが対象になります。従って、例えば現在世代が化石燃料の浪費をしまくった所で、結局「後の事は知ったこっちゃない」となってしまいます。 一方「通時的理解」の場合、「化石燃料は過去世代から継承され、未来に残していかなければならない物なんだ」という発想が成立します。環境問題は一般に現在世代ではなく、未来世代に悪影響をもたらしますが、一方で、被害者である筈の未来世代には、例えば現在世代に対して損害賠償を求める事は出来ません。一方的に現在世代からのつけを被るだけなのです。従って、現在世代には「通時的」な世代間倫理が必要なのです。