塩素耐性菌について

質問

少し分野が異なるかもしれないのですが、
環境関連の調べモノ（消毒・殺菌剤の比較）をしていて
どうしても公的情報が入手出来ないのが「塩素耐性菌（正確には「塩素剤耐性菌」or「次亜塩素酸耐性菌」というべき？）」。

塩素耐性菌の出現の「お話」はよくあるのですが、
民間では「塩素耐性菌が云々」とは書いてあっても
公的な見解、データが中々（全く！）見つかりません。

殺菌機構からは当然あり得るとは考えていますが、
「塩素消毒の効果が疑われると水道水からなにからパニックになってしまうからかなぁ～」などと思って少し諦めムードです。

わずかな希望を「goo！」の諸賢に託し、
塩素耐性菌関連で出来るだけ公的な（つまりは客観的な）情報、情報源をご存知の方、是非お教え下さい。

回答No.2

fluorite

直接の回答ではないですがpubmedで検索をかけたところ緑膿菌（Pseudonomas aeruginosa），
大腸菌などの多糖生産菌株が引っかかってきました．
詳しくは読んでないのですが，塩素消毒してあるプールから取得したとかそんな感じでした．
resistance，chlorine，菌名などでサーチをかけましたので，それ以外にも
沢山いるとは思いますが，恐らく多糖生産菌の類だと思います．

お礼

有難う御座います。

確かに耐性菌として挙げられるのは緑膿菌、大腸菌群が多いです。
まだ一県なのですが、文言として明確に「塩素消毒耐性菌」と記しているものがありました（プール消毒において）。
ただ、その実態はいまだ不明です。
英語がもっと分かればWHO等で公表されていそうではあるのですが・・・

今少し頑張ってみます。
本当に有難う御座いました。

回答No.1

miri42

『細菌学』の方向から検索されてはいかがでしょうか？
公的な機関からの報告があるかもしれません。

お礼

早速の御返信、有難う御座います。

一応、関連分野なので「疫学」「細菌学」など一通り見てはいるのですが、
どうにもこうにも「耐性菌→抗生物質」という図式ばかりで・・・

研究テーマとしてオン・ライン公開している方すらも見当たらず、
予防衛生の観点からは必ず出てくるはずの問題なのですが、
あとは専門誌・専門雑誌などを片っ端から漁るしかないかもしれません。

もっとも「濃度を濃くすれば塩素耐性に無関係に」殺菌できる、
というゴリ押的論理で知らぬ存ぜぬのアンタッチャブルになっているかもしれませんが。
にしても、医療、食品その他もろもろの場面で
用いられているだけに不気味です。