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黒電話の電源って・・・
ふとした疑問です。 黒電話って電話線につながってるだけで 特に電源とかつないでないですよね。 じゃああのベルはどうやって鳴っているのでしょうか? やっぱり電話線から電力が供給されているのでしょうか? とすれば、その電話線の電力はどこから 供給されているのでしょう。 家のどこかの電線につながっているのでしょうか? それともはるばるNTTから? 会社のビジネスホンでも同様の疑問がわいてきます。 (こっちは音が鳴るのに加え、LEDも光る) なんだか、ばかっぽい質問ですけど 詳しい方、わかりやすく解説お願いします。
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電話線には直流の電圧が掛けられています。 受話器をとった状態でダイアルを回すと、ダイアルに内蔵されたスイッチが数字の数だけ、電話線の回路を断続し、それが交換機に伝わって交換機側で何番を回したのかがわかる仕組みです。一方、受話器がおかれた状態では電話線からの信号はベルにつながっていて、呼び出しの場合は局側から電話線の電流を断続させることによってベルを鳴らしています。これらの切り替えを行っているのが受話器を置くところにあるスイッチです。 音声の伝達は電話線の直流電圧に音声信号を重ねる(重たんと言います)ことにより行っています。通常の黒電話のマイクはカーボンマイクというものが使用されており、このマイクは直流電源を掛けておき音声を入力すると、音声の波形に相当する抵抗値の変化が出るため、回路に流れる電流に音声と同じ波形の変化が出るものです。スピーカーの部分にこのまま直流を加えることはできませんので、コンデンサーなどを用いて直流の成分を取り除いています。古いものではマグネチックスピーカーという直流電圧を掛けて使用する(振動板が鉄でできていて振動板の裏側に電磁石があります。このコイルに電流が流れるとその変化に応じて振動板が振動する仕組みです)物を使用したものもあります。 ビジネスホンなどでは一般的に電話線からは電源を供給されず、独立した電源をコンセントから取っているものが殆どですが、もし停電した場合でも最低限の通話機能だけは持っていなければならない(法律で決まっています)ので、その回路だけは黒電話と同様に電話線から電源をもらっています。家庭用にコードレス電話などでも子機でのコードレスの通話はできなくても親機での通話はできるようになっています。
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- tnt
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no.9の方はNTT、もしくは交換機メーカーの方だと思います。 端末(電話機)側では16Hzは90Vも無く、 公称75V、設計は60Vが常識です。 というわけで、ベルはそのための信号が来る、 電話機のマイクにもそのための電圧が来る ということになります。 参考URLのデザインガイドのpdfファイルを御参照下さい
お礼
ちょっと忙しくてお礼ができずにいるうちに たくさんの回答をいただき、ありがとうございます。 まとめてで申し訳ないですが みなさんへのお礼とさせていただきます。 回答の内容も予想以上に詳しく書いていただき 少し難しいところもありましたが 何気に使っている電話がいろんな仕組みで 動いているのがわかっておもしろかったです。
- ymmasayan
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たかが黒電話・・されど黒電話。議論はつきませんね。 電話の歴史は長いので、外からは判らない形でどんどん技術が変わっていっています。(外から判る形で変わると言う事は電話同士がつながらなくなる心配がある) と言う事で、専門家でも結構嘘を言うのが、この世界です。 まず電話に必要な電源(信号)は次のようになります。 (1)受話器を上げたことを検出するための直流電源。 (2)発信していいことを示すダイアル許可トーン。 (3)相手番号を送出するダイアルパルスまたはダイアルトーン (4)相手を呼び出す呼び出しトーン (5)相手を呼び出し中である事を知らせるリングバックトーン。 (6)ビジートーン (7)相手が受話器を取ったときの「ガチャッ」と言う音(極性反転) -------------------------------- ここで電話がつながりました。 (8)お互いの通話信号 この辺でやめておきます。 本題に戻って、通常黒電話と称するものは自分の中に全く電源を持っていません。 全て2本の電話線によって電話局からもらっています。 大きく分けて3つです。 1、(48Vの直流)・・・(1)(3)(7)(8)またはそのもと。 2、(90V16HZの交流)・・・(4) 3、通知信号・・・・・・・・・残りの信号。 最後に、電話回線48Vから1台あたり確か18mA位はとっていいのです。 (通話用の電流等全て含む) 従ってこの範囲で、コンピュータを動かしたり、ランプ類をつけたり色々やる 事が出来るわけです。押しボタン式の(PBトーン)もこの電流を使って電子回路で出しています。
- p-taro52
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ついでに、黒電話以外にも『特に電源とかつないでない』電話器が有りますよ。留守機能やコードレス機能がないオーディオメーカーなどが出している電話器も別に外部の電源を必要としていません。それでも釦は光るし電子音のベルも鳴りますそれにダイアル短縮登録も出来ます。 この様な電話器を動かしている電源も電話線を通してNTTの電話交換機から送られて来ます。(いま電話線の電圧を計ったら48V有りました)この電気を使ってランプや電子音さらに電話器内のマイコンのを動かしています。 ※この電圧は交換機から離れる程/同時に電話線に接続する機器の数がが増える程下がって来ます。そしてある限界を越えて下がるとダイアル誤発信や留守電の自動着信が出来なくなったりします。 ビジネスホンの交換機はNTTとの契約本数より沢山の電話器を接続する為に使われています。この場合末端の電話器用の電源はNTTではなくこの交換機からになります。 以上、No6,2,1の方の回答におせっかいにも追加します。(^^)/~~
電話回線は、NTTの交換機から各家庭までケーブルで繋がっています。 そのケーブルで電源、信号などを供給してます。 ビジネスフォンの場合は、会社内にビジネスフォンの交換機を置き、そこにNTTの電話回線を回線数分をつなぎます。 この交換機は、コンピューターが搭載されており、回線をつないだり、LEDを転倒させたりと、いろいろな機能を制御します(もちろんAC100Vが必要です。) 会社で停電するとビジネスフォンの機能は停止しますが、指定された電話機(契約回線と同数)は黒電話として使え事になるわけです。
- tanupon323
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#3さんへ。ベルを叩くハンマーを振動させている励磁コイルの平型コネクタを引っこ抜く方が簡単です。昔、事務所で2台ずつブランチさせている黒電話がありまして、両方鳴るとウルサイので、この方法で片方の電話機しか鳴らしていませんでした。 しかも、元に戻すのも簡単で、引っこ抜いた端子を元どおり差し込めば出来上がり! って、今では役に立たない知識でスミマセン。
- tanupon323
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#1の回答に補足します。通話はそのとおりです。使用していないときは、直流電圧がかかっていますが、発呼して交換機がベルを鳴らすときは、90V程度のパルスを送り込みます。この電力でハンマーを振動させてベルを叩くのです。ビジネスホン等の別に電源があって、光や電子音を作動させる物は、このパルス電流を電源としては使わず、検知だけしているのです。なお、このパルスはネオンランプを点滅させることが出来るので、黒電話全盛の時代には、どの電話機が鳴っているのか視覚的に知らせるため、スプリングの先に赤いレンズを被せたネオンランプを、電話機に付けていたものでした。また、このパルスに直接触ると感電します。正弦波と違って、かなりショックがあります。
- onp
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昨年まで実家が黒のジーコロコロ電話でした。 学生時代夜中にかかってくる電話の音をひびかせないよう、電話の裏側のネジをはずして中を見たことがあります。 自転車のチリンチリンのベルのようなものが入っていて、ダイヤルをまわすたびにベルをバーがたたくような仕組みだったと思います。 (もちろん電話がかかってきたときもそのベルが鳴ります) ですんで、毎晩11時すぎに電話の裏を外して、そこに脱脂綿を詰めて音漏れを防いでいました・・・。 本当のバ○はそんなことを毎晩やってた私です。 でも、その愚行が今お役に立つとは・・・・・。
- townrice
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電源は電話線から供給しています。なので、コンセントからの別途電源が必要な電話機のコンセントをはずしても、電話くらいはかけられます。ただその場合、子機や留守電等の機能は使えないと思いますけど。
- tbrown
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簡単に言えば、直流電源に、信号(交流、音声等)を混ぜて供給されています。 コンデンサーがあればその先は信号(交流、音声等)になりますし、 電源も電線の中から取り出せます。電源は普通の電源には繋がっていません。 だから電気が停電しても電話は使えるのです。
お礼
>もし停電した場合でも最低限の通話機能だけは持っていなければならない(法律で決まっています) 法律で決まってるんですね。 知りませんでした。(NTTも大変だなー)