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ライラの冒険/黄金の羅針盤 っておもしろいんですか?

ライラの冒険って映画は面白いんでしょうか?? 『ある時代、一人の若者と一つのアイテムが、世界を救う』みたいな設定映画には使い古し感がありまだ見ていないのですが、見た方の感想を聞かせてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • may1995
  • ベストアンサー率56% (712/1262)
回答No.2

1のかたとちがって、まだ映画を観てなくて、しかも非常に簡単な回答で申し訳ないのですが、 本をだいぶ前に読みました。(映画化がわかる前) それで、黄金の羅針盤など、小物づかいやなにや、映画になりそうだというか、ビジュアル的に魅力は感じたものの、 話を読んで、正直な回答。あまり、期待したほどではなかった。ということでした。続編もです。これは、私的な意見なので、違う方もたくさんいらっしゃるでしょうが... 使い古されたアイテムでも、面白いものはたくさんあるとは思いますが、「うーん。古本屋に売ろうかな。」と、私は、首を傾げてしまったのです。 なので、その原作の映画化...ということで、私は観に行こうという気分にもなりませんでした。テレビで観れるようになったら観ますが。この話が大好きな人には、申し訳ない。です。

mamonokamo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。そうなんですね!ハリーポッターやロードオブザリングなど、原作を元に製作された映画って原作の方が面白いって方が多いけどライラに関してはどちらもあまり面白くないのかも・・・?ちなみに古本屋で売るよりオークションの方が高く売れますよ!放映されたばかりですし、原作欲しい方いっぱいいると思うので。沢山の方に意見頂きたかったんですけど、あまり回答が付かないので鑑賞した人が少ないのかな?

その他の回答 (1)

  • kigurumi
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回答No.1

映画の宣伝で「この世を救うのか滅ぼすのか 予言の少女」って言っていたと思います。 この世が教権 すなわち神の支配する国なわけです。 その神の国を滅ぼすと予言された少女がライラなんです。 この作品はキリスト教のやり方を批判していると言う人もいる。 この世は教権が支配する世界だが、サタンもおり、サタンがいる限り、脅威は続くと考えているんですね。 公式サイトかパンフレットに書いてあったと思うので、少し明かすと、ライラの父親はサタン役なんです。 それで教権側はライラの父親を殺そうとする。 でも、ライラの父親は真実を示す羅針盤を読めない。 羅針盤は過去に破壊されたんですが、ライラの学校の校長がひそかに1つだけ残しておいて、それをライラに渡すんです。 ライラはその羅針盤を読める。 何故校長はライラにそれを渡したのか? 教権の理想郷 楽園は、必ずしも人々にとっての楽園ではない と校長はうすうす感ずいたからじゃないかと。 教権側で、教権の理想郷の実現に貢献していたのが、ライラの母親。 娘はその理想郷の建設を阻止する存在だと知らされたら、ライラが世界(教権が目指す理想郷=教権が支配する世界)を滅ぼす前に、ライラをどうにかしなければならないですよね。 アダムとイヴの物語知ってます? イヴが蛇(サタン)に言われて知恵の実を食べた。 目が開いた。 それでアダムにも食べさせた。 アダムの目が開いた。 それを知った神は、アダムとイヴを神が支配する楽園から追い出した。 創世記の内容なわけですが、キリスト教グノーシス派の考えは、この神はレベルの低い神で、本当の神は別にいる という考え。 グノーシス側の創世記では、彼らから光を奪って自分の農場でアダムとイヴをこき使っていた神だったが、蛇が彼らに光を与え、それで真実が見えるようになり、本当のことを知ったアダムとイヴを神は自分の支配する国からたたき出した というものなんです。 当然、正統派を自称するキリスト教派は、これを異端だとし、迫害しました。 そして自分達だけを信じなさいと人々に教えた。 そして人々の目を塞いだ。 人々の目を塞ぐにはどうすればいいか? 図書館を閉鎖して、人々が書物を読まないようにしたんです。 知恵を持たないようにしたんです。 人々が知恵を持ちたいという欲望を否定したんです。 それは神が許さなかったということを忘れましたか? と創世記のエピソードを持ち出し、知恵を持とうとする行為は、神のいいつけに背く行為だと教えたんです。 でも唯一だけ信仰はしろ、そのために 聖書だけは読んでいい としたんです。 自分達が言うことだけを信じていれば救われる と教えた。 光を奪われた人々は、教会の指示通り 他国を侵略 破壊 強奪 していった。 教会の言うことは神の言うことだと信じており、自分達が他国の人々を殺し、土地を奪い教会にその略奪したものを捧げることは、すなわち神に捧げることだと信じ、殺して奪っていった。 これが正統派キリスト教側が主張する神の国、楽園なわけです。 それに異議を唱えるものは、容赦なく拷問して殺していった。 あまりにも恐ろしい恐怖政治なわけで、人々は逆らうことなく、教会の命令に従って、殺されないよにしたわけです。 自由意志などありません。 ロボットの同じです。 この沢山のロボットの頂点に立つのが、この映画では教権なわけです。 ロボットたちは、この教権が支配する世界を楽園だと思ってコキ使われているわけです。 その教権が支配する国を滅ぼす可能性があるのが、ライラ。 これは独裁政治の国でもいえることです。 お隣の国は、トップの悪口を国民は言わない。 じゃあ 本当に理想的な国なのか?  文句言う人がいないが、言うと殺されるから言わないだけじゃないのか? そのような恐怖政治の下で自由意志を奪われて生きる人々は、果たして本当に楽園に住んでいるのか? 自由意志が無い、つまりダイモンを持たない。 ライラの母親は人々から自由意志を消そうとするんです。 自由意志を持たなければ、人々は幸福になれる。 自分で考えて悩むことがなくなり、教権が言う通りにしていさえすればいいわけです。 そうすれば悩んで苦しんだりすることもなくなる。 娘であるライラに自分が味わったような苦しみを味わって欲しくない。 だからライラから自由意志を奪ってあげよう って考えなんですね。 この映画は3部作になるそうです。 今、公開されているのは第一部。 かわいい動物が沢山出てくるので、それに目を奪われがちです。 表面上の物語の流れを読むだけでは、作者の主張は見えてきません。 誰が善で誰が悪なのか、固定して見てしまうと、頭こんがらがると思います。 どっちから見て悪なのか と二つの軸を見比べながら見ないと、わけわからん となるかも。 とても美しいライラのお母さんをニコール・キッドマンがやっています。 とても美しいがとても危険な役柄をみごとにこなしています。 こえーー! が目が釘付けになります。 鎧熊のイオレク・バーニソンも、戦いに負けたことで、人間の奴隷となり、酒びたりで人生を捨てたような存在だったが、彼のダイモンである鎧を取り戻したとき、彼は復活するんですね。 というわけで、動物だけがダイモンじゃないようです。 ダイモンとはなんなのか と考えながら観ると、またストーリーの流れとは別の、水面下に広がる世界も見えるんじゃないかと思います。 子供が見ると、勇敢な女の子が熊にまたがり走る楽しい映画 となるかもしれません。 でも、実はこの作品は、大人向けなんです。 子供じゃ理解できない。

mamonokamo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。意外と深い高尚な題材の映画ですね。予告で見る限りは、ハリウッド的に子供にも興味をもってもらえるように甘く味付けしすぎている感がありましたが。小説のほうを読んでみたくなる回答でした。ありがとうございます。

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