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神経を抜く治療のデメリットとは

はじめまして。 現在22歳になる男子です。 高校生になった時くらいから、それまでは綺麗だった上前歯2本の歯並びが狂い始めました。 具体的には右側の前歯が前方に出っ張り始めました。 それに伴い、若干ですが左の歯も後ろに下がっています。 まったく気にしていないわけじゃないですが、高いお金を出して治したいと言うほどでもありませんでした。 そして先日、虫歯の治療に歯科医に行った時に何気なく前歯の矯正について聞いてみたんです。 すると、こちらの歯科医では矯正はやっていないが、前歯2本の幅を削り、元の自然な位置に戻すことは出来ると言われました。 これなら保険が適用されるし、短期間で治せるそうです。 ですが、右の前歯が出すぎているために神経を処置しなければならないとも言われたんです。 神経を処置するということは、神経を抜いたりするということですよね。 この治療に伴うデメリットとはなんでしょうか? 特別気になっているわけでもないので、絶対に治したいわけじゃないんです。 デメリットが大きいようなら、処置をせずに見送ろうと思います。 アドバイスよろしくお願いします。

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  • hahaisya
  • ベストアンサー率60% (18/30)
回答No.1

歯科医師です。 >前歯2本の幅を削り、元の自然な位置に戻すことは出来る クイック矯正という方法ですが、基本的にはお勧めできません。 【根っこの病気(根尖病巣)が出来やすくなる】 歯の神経を取る治療を行った場合、ラバーダムなどを使って丁寧に治療を行ったとしても約10%、一般的な日本の保険の根管治療の場合には50%以上の確率で、根っこの病気が発症します。 根っこの病気が発症し、痛みが出てきてしまった場合には、クラウン(被せ物・差し歯)やブリッジなどを壊して、もう一度根管治療を行わなくてはならないばかりか、場合によっては抜歯になってしまうこともあります。 【歯が黒く変色する】 歯の神経が死ぬと、腐った神経や血液の成分が象牙質に染み込み、歯が茶褐色~黒っぽく変色します。 【虫歯が進行しやすくなる】 歯の神経を取ると痛覚がなくなるため、虫歯が進行しても気が付きにくくなり、いつの間にか虫歯が奥深くまで進行してしまうということが多くなります。 【歯が割れやすくなる】 歯の神経を取っても歯自体の強度は変わりませんが、神経を取る時や虫歯を削る時に歯が削られることによって歯が部分的に薄くなり、割れやすくなってしまうことがあります。 以上の結果、神経を取った歯は寿命が短くなってしまう可能性が高いため、できることなら神経を抜かずに治療を進めたほうが望ましいのです。 (ただし神経を取った歯でも、適切な処置とその後のメンテナンスにより一生持つ場合もあります) 以上参考までに、実際の治療方法については、担当の歯科医とよく相談の上お決め下さい。

mints001
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 絶対に治したいわけじゃないので、出来るだけやらないですむようにしたいと思います。

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