- 締切済み
脂肪腫について
主人(30代)の右肩と胸の間から右脇の下にかけて脂肪腫ができています。 とても大きい脂肪腫のため、3つの病院からここでは難しいからと最後は大学病院を紹介していただき、この春に手術を受ける予定でした。 やっと手術してもらえると少しホッとしていたのですが、手術するにはリスクが高いらしいのです。血管と神経に絡んでいるらしく手術をすれば麻痺が残るといわれました。今のところ時々痺れがあると言っているのですが、一日中痺れがあり、日常生活に支障が出るまで放置しておいていいでしょうか? 脂肪腫の専門の病院もわからず、困っています。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kirara1990
- ベストアンサー率60% (79/131)
脂肪腫は、皮下脂肪や筋肉の間にある脂肪組織が、できものとして変化して生じるものです。粉瘤ほど頻度が高くはありませんが、それほど珍しい病気でもありません。顔ではおでこにできることがあります。腕や肩、背中などにもできやすいようです。 粉瘤に比べて大きくなってから気がつくことが多いようです。細菌感染することはありません。普通は痛みなども生じません。 ほとんどの脂肪腫は良性ですが、ごくまれに悪性の脂肪肉腫が発生することもありますので、必ず病理検査をします。 脂肪腫はほとんどが良性ですので、経過観察だけで手術しないことも可能です。しかし放置しても少しずつ大きくなることが多いようですので、あまり目立つようになってしまったら、やはり手術が必要でしょう。 外来手術ですので局所麻酔で手術を行います。脂肪腫の周辺には、最初は麻酔をうたないようにします。手術しながら、手術野から麻酔の注射をうっていった方が注射の痛みが少なく、麻酔の量も節約できるからです。最近は内視鏡下で小さな切開から脂肪腫をとることも試みられています。もっと大きな脂肪腫ですと、内視鏡の方が傷が目立たないと思います。脂肪腫は皮下あるいは筋肉の下に存在します。脂肪腫をとった後にはすきまが生じます。術後出血があるとそこにたまって血腫を作りやすくなります。吸引式のドレーンを挿入しシリコン製のチューブで、その先端には吸引バッグが接続されています。傷の中の出血を吸い取るようになっています。通常は2日から3日で出血も収まり、ドレーンを抜くことができます。 傷から空気がもれると、吸引できませんので、傷を薄いフィルムで密閉します。傷は完全に外界と遮断され、外から傷への汚染が予防できます。傷から離れたところにドレーンを通す穴を開けるのが一般的です。抜糸まで入浴は禁止します。 一般的には、脂肪腫は形成外科で治療されています。 お大事に。
お礼
ありがとうございました。手術の内容まで教えていただけて良かったです。 主人と相談して、しばらく様子を見ようということになったのですが、 何かを引っ張るという動作をすると、痛みがあるそうで・・・ 脂肪腫のある部分に、刺激をあたえてもいいのか、それともなるべく与えないようにしたほうがいいのか分からない状態です。 近くに形成外科もないため、遠くでもいいから一度専門の先生に診ていただきたいのですが専門の先生っていらっしゃるのでしょうか?