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家庭での介護を勧める政府は社会の流れに逆行していませんか?
なにやら 政府は 「介護は家庭でお願いしたい」 と言う方向性を打ち出して施設の補助を下げるようなのですが本当でしょうか? もしそうなら 一体何を考えているのでしょうか?理解に苦しみます。 今は核家族が多く周りに親類兄弟がいるとは限りませんし 以前は主婦がみていたのでしょうが、今や女性の社会進出がすすみ むしろ、男性だけの収入ではやっていけず否応なく女性が外で働いている家庭もあると思います。 少子化ですから夫婦二人で4人の親をみて、さらに育児・・・。 現実を考えれば家庭でみるというのはとてもじゃないですが不可能だと思えます。 政府は『誰に』介護を期待しているのでしょう? その真の『意図』はなんでしょう? 事情には不案内なもので 詳しく教えていただければ幸いです。
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- OldHelper
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ヘルパーの資格者です。 質問者さんは現在の介護制度をどの程度理解されて質問されていますか? 回答者へのお礼を読んでみると、ご存知ではないように思えます。 マスコミ情報の見出しだけを読んで、質問を立てられたのなら、もう少し、自分で調べて多少は知ってからにしてください。 No.1回答者さんの理念はその通りだと思います。 誰もが家族のいる自宅で最後を迎えたいと願うものだと思います。 しかし、家族への負担が重くなり、遠慮して施設へ入居するのが一般的です。 現在の方向付けは、施設という箱物に多額のお金を投入するのではなく、在宅介護の支援にお金を投入する方向になっています。 住まいのバリアフリー化への改修工事補助にも力を入れています。 一人住まいのお年寄りにも、要介護度に応じて、数回に分けてヘルパーが訪問し、介護、支援するという考え方です。 そのために訪問介護の窓口を増やし、訪問介護のヘルパーを増やしています。 しかし現実には、ヘルパーは労働に対する報酬が少なく、なり手が不足している状態です。 数十億円もかけて箱物を作るのではなく、現在の住まいを改修して、ヘルパーを派遣して、住み慣れた環境で介護生活を送ってもらおうという考え方です。 介護の必要なお年よりは、生活環境が変わってしまうことによって認知症が進むことが多くあります。 高齢になれば変わった住環境に対応するにも時間がかかってしまいます。 きれいな建物で、冷暖房完備でも、知らない人ばかりの環境に放り込まれると途惑ってしまって、閉鎖的になってしまう人が多いのが現実です。 介護する立場からの見方だけではなく、介護される立場からの見方で、優しい介護社会を築いていきたいものです。誰もが通る道ですから。
- huitube
- ベストアンサー率45% (101/224)
本音を言えば、在宅介護の方が安く済むからです。 建物を新たに建てる必要もなく、設備投資も要りません。また、介護スタッフを常駐させる必要も無いですし・・色々と経済的なメリットがあります。 でも政府が本音を言えるわけもなく、色々ともっともらしい理由をつけて言うわけです。 日本もお金があった時代は施設を建てるようにと建設費の補助もたくさん出たようですが、現在では微々たるものだそうです。 国も介護にこんなにお金が掛かるとは想定していなかったようですね。 福祉大国が集まる北欧でも同じ様に在宅介護を進めています。名目上は日本政府と同じく色々とごもっともな建前を言っているようですが、実際は経済成長が滞っている為、福祉に余りお金を掛けられなくなったというのが実情のようです。 はっきり言って政府は私達国民の生活状況など考えていませんから、困ったものですよね。
お礼
ありがとうございます。 私が読んだものは、施設の建設への補助といった具体的に狭義なものだけではなかったと思います。 とにかく全体として、「施設に入れにくくしているんだなぁ」と感じました。 >福祉大国が集まる北欧でも同じ様に在宅介護を進めています そうなのですか!これは驚きでした。 結局めんどくさいことは おしつけ のスタンスはどこも一緒なんでしょうね。 先行きくらい世の中です。
- oobankoban
- ベストアンサー率37% (261/700)
施設の補助を下げるようなのですが本当でしょうか? そうなのですか、まぁ想定内ですけど。 正直言って、細かな変更なんて多すぎていちいち覚えてられません。 でも以下の私の推理は納得していただけると思います。 政治家は古いタイプの親父が多いので、親を子供が見るのが当たり!の前提があることと、実際に政治家が介護に関わったことがないので(病院に入院してたり、家政婦さんがいてやってもらっていたり、お金で解決できている)家族の苦労なんて判りません。まして老老介護の現実なんて、耳にしても聞かぬふりです。 なぜなら、読みが甘くて要介護者の人数が予想よりはるかに多かった&、介護にこんなにお金がかかるとは想定外だった。 実際に始めてみたらて要介護者がすごい金食い虫であり、なおかつその人数の多さにあせったけれど、だからって、いまさら介護保険の制度をや~めた!というわけにはいかないので、親族が介護するのが当たりまえ論を全面に持ち出した。 もう一つは、施設(箱物)を必要に応じてたくさん用意すると、ものすごい費用がかかりますが、年齢別人口分布図を見ながら推理すると、この後どんと控えている団塊の世代は、2次成長の体が出来る時期と戦中戦後の低栄養時期が重なってしまったので、あまり寿命が長くなさそうなのだそうです。団塊の世代にはその予想を裏切るべく健康に留意し頑張っていただきたいものですが、一応政府としてはその資料を前提に考えたとしましょう。 すると、今度は箱物が余ってしまい、これらの処分にお金がど~んとかかることになります。 したがって、すでにあるものはとにかく、御新規さん加わって欲しくない思惑はあるはずです。なので、「あまり儲からないよ~!」と言っておきたいでしょうね。 私も母の介護のために仕事を辞めました。収入が無くなった=税金を払わなくなった。そして、可処分所得が減ったので不景気に貢献。 でも私の払う税金なんてタカがしれてるし、可処分所得が減ったって、絶対必要なものは消費するから不景気貢献度も限度があります。 将来のための私の貯蓄が減じてしまっても、それは政府にとっては関係ないことです。 本当のことは報道されませんから、発表されている報道から推理するしかないわけですが、10数年前母の介護を始めたときから、政府がオロオロしている感があふれていて、こちらとしては振り回されることなく腹を据えて、利用できるものは利用させていただき、淡々と頑張るしかありません。 4月の上旬に主人が心臓病で入院するのですが、母を預かってくれる施設がありません。ショートスティは3ヶ月前から予定を入れ始めるので、どこももう一杯なのです。 政府には介護者やその家族に、生活しているなら当然起こりうる突発的な何か!が有ることは想定にないので、これは介護者が奮闘努力するしかないわけです。
お礼
ありがとうございます。 >施設の補助を下げるようなのですが本当でしょうか? すみません。 補助か何か、具体的なことは忘れてしまったのですが とりあえず、施設に預けるのではなく 家庭でみるように促す と言うものでした。 (そのために、施設へお金を減らすか何かそんなニュアンスだったと思います。) >政治家は古いタイプの親父が多いので、親を子供が見るのが当たり!の前提があることと、実際に政治家が介護に関わったことがないので(病院に入院してたり、家政婦さんがいてやってもらっていたり、お金で解決できている)家族の苦労なんて判りません。まして老老介護の現実なんて、耳にしても聞かぬふりです。 そのとおりですね。全くです。 実は日本を動かす政治家が一番社会に乗り遅れているのではないかと思うしだいです。 >4月の上旬に主人が心臓病で入院するのですが、母を預かってくれる施設がありません。ショートスティは3ヶ月前から予定を入れ始めるので、どこももう一杯なのです。 政府には介護者やその家族に、生活しているなら当然起こりうる突発的な何か!が有ることは想定にないので、これは介護者が奮闘努力するしかないわけです。 多分このように感じられているのは回答者さまだけではないはずですよね。 なぜ、これが国を動かさないのでしょうか・・・・。 これじゃ政治離れといわれても仕方ないかもしれません。 ご家族のお世話が大変なようですが、回答者様のお体も大切にご自愛ください。
- miya8115
- ベストアンサー率24% (57/236)
ご質問者様の家庭環境の方にはまだまだ介護施設は必要です。 でも、介護できる環境にあっても、身内を施設に預けてお終いという方も多いです。現在の介護施設は、要介護度の有無で入所施設の利用の可否が決まります。家庭環境は優先順位だけです。ご質問者様の家庭環境以外にも、高齢者夫婦のみの場合やひとり暮らしの方など状況は様々です。でも、これを勘案し、入所を判断するのは不可能です。所得や家の程度すべてを公平に判断しなくてはなりません。 介護は家庭でお願いしたい・・・という理念は、当初からありました。介護が制度として整い、誰もが公平にサービスを利用できるようにというものです。でも、制度が普及するに当たり、やはり施設を増やせという考え方になってしまいました。 ちなみに、施設の補助は、新規に立ち上げる場合ですか。 もともと補助は期待できないですよ。自主運営、経営が大切な業界ですから。 現在、私の住む県の施設の受け入れ充足度は40%程度だったと思います。これを増やそうと思うと、介護保険料が倍増します。これも検討しなければいけません。残念ながら財源の問題もあります。
補足
専門家のご意見が伺えて光栄です。 >介護できる環境にあっても とあるのはどういうことでしょうか? 例えば専業主婦の方がいる家庭、ということでしょうか? それとも、誰かが仕事をやめて介護にシフトすれば という仮定までふくまれるのでしょうか? >でも、制度が普及するに当たり、やはり施設を増やせという考え方になってしまいました。 冷たい言い方になるかもしれませんが、素人では、たとえ仕事をやめ出来もしない介護を懸命にしたとしても 結局共倒れになってしまうのではないかと思います。 そうなると、双方のためにも施設を利用したいと考えてしまいますよね。 >これを増やそうと思うと、介護保険料が倍増します 必要なところにはお金は出ず、不必要なところにばかり出る 不思議な政府ですよね。
人生の終盤を住み慣れた自宅で過ごす事に何の問題があるでしょうか?。「姥捨て山」同然の施設で最期を迎えるよりずっと良いと私は思います。問題なのは、「自分たちに旨みの無いことに金を出すのは愚の骨頂」という姿勢で国民に対している政府の態度です。
お礼
ありがとうございます。 >人生の終盤を住み慣れた自宅で過ごす事に何の問題があるでしょうか? これは正論なのですが、 では、要介護であった場合、誰が家庭で付きりで面倒を見るのでしょうか? 例えば、夫婦共働き、小学校と中学校の子供がいるとするとすれば、です。 そして その人が介護を担当するのが妥当である理由は何でしょうか?
お礼
専門家の方なのですね。ありがとうございます。 在宅介護のメリットは よくわかります。 しかし、今の現状を考えると 精一杯生きている家庭が多いと思います。 さらに在宅介護が降りかかると 崩壊する家庭も出てくると思います。 たとえば、金銭的な問題であればまだ何とかできるでしょうが 肉体的精神的な圧迫は、その家族の生活までも破壊してしまうと思うのです。 もし、介護される側のメリットを考えを支援する意味で在宅介護をおしているとすれば あまりにも 現状把握能力のないお粗末な頭脳の政府だと思います。 正直、介護される側の利益ばかりを政府が支持して、在宅介護をあげているとは考えられませんが・・・・・。