- ベストアンサー
野球守備位置について-打者の傾向にあわせて入れ替えることはできるのか?
- 打者によって打球方向の傾向があり、それに併せて守備のうまい野手の位置を入れ替えることはできるのだろうか?
- 内野手は専門職のため、守備位置を変更することはあまりないが、肩の弱いレフトと強肩のライトを入れ替えることは容易にできるのではないかと思う。
- 試合状況によって策は変わるが、打者の傾向に合わせて守備位置を変更することはあまり見られない疑問がある。ルール上はどうなっているのか?
- みんなの回答 (13)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
本質的には凄くシンプルなご質問なのに誤解が続いてしまいましたね。 という私も立派な「回答」を持ってるわけではないのですが、私も前々から全く同じ疑問を持っていたので、つい参加したくなってしまいました。 要は投手、捕手を除く(投球とその捕球の役割は他の野手と区別されなければならない)野手の役割は基本的に打球をノーバウンドでとればアウトが取れ、ワンバウンド以上で捕ればその後走者の進塁先に走者より早く送球すればアウトが取れるという「役割」という意味では本質的に内野も外野も、サードもレフトも区別がないという事ですよね。 これは他のスポーツでも同じかもしれませんね。サッカーも4-4-3と4-4-2-1って同じやん、と思いますもん。区切り方やん、と。あれといっしょですね、星座。「ひしゃく星」て、勝手に線引いてるだけやん、みたいな。星は無数にあるから、「河童座」なんてのもつくれますよ、きっと。 そう考えると、ポジションというのはどうも相手や、ゲームに対する「ルール性」よりも、自軍の「自意識」の方に意味があるような気がします。 ポジションは長年の歴史の中で役割が決められていて、「サード」と決めてもらうことにより自分のあらゆる動きも決定するというメリットがあるというか。 サッカーもゆるやかにポジション名があるお陰で全員がボールに集まるような小学生のサッカーみたいなケースを防げるというか。 実際、今のポジションというのは100年間の野球の歴史の積み重ねで出来上がった形であり、それは「経験的」なものですよね。創世記にはショートなどの守備位置が劇的に変化したこともありましたが、その後はほとんど変わる事はありませんでした。ある意味一つの完成形を見たのかもしれません。 しかし、果たして現在のポジショニングが本当にベストなのか?というのは科学的に証明されているのでしょうか?100年後に果たして今の守備体系が維持されているのかはわからないですよね。 ルールブックになんて書いてあるかわかりませんが、ショートがだまってセンターと入れ替わったって別にいいんじゃないでしょうか?大体どこから入れ替わりと呼べるのか区別のしようがない。でも、審判に「入れ替えます」と伝えても別にデメリットがあるわけではないので伝えた方がわかりやすいし、ね。という感じでしょうか。 いや、本当に根本的なルールに挑む監督が現れてもいいと思いますけどね。例えば、終盤になったら「左対右」とかにえらいこだわるくせに先発ピッチャーは6回ぐらいまで延々左にも右にも投げている。遠山、葛西のような事を初回から延々繰り返してもいいわけですよね。 現実にレフトとライトの入れ替わりが頻繁に行なわれないのは、やはりメリットが薄いからではないのかなあ。入れ替えと、シフトは違いますよね。シフトは飛んできそうな所に人を密集させる事で、入れ替えるのは人が増えるわけではなく個人の能力差を配置しなおすという事でもちろん守備範囲や方の違いはあるのですが、シフトほど大きな効果はなさそう。時間短縮のプレッシャーや、距離歩かされて体力つかっちゃうのもどうかとか、観客に「ちょこちょこ動きすぎやねん」と思われるとか、松井の時レフトに変えられる選手のモチベーションなどから...「めんどくさい」といえるのではなかろうかと。 ごめんなさい、大した内容でなくて。でも、みんな当たり前に繰り返していて誰も疑問に思っていないという状況に一石を投じるこんなテーマはとても興味深い事だと思っています。
その他の回答 (12)
- yannie
- ベストアンサー率26% (83/318)
こんにちは。 ルール上では確かにそこまで細かい規定は無いでよ。 しかし、打球がどこに飛んでくるかは神のみ知る事ですからね。。 そんなに上手くは思惑通りいかないんではないでしょうか? それと、 内野手は基本的に専門プレイヤー(職人芸というか)ですが、 外野手はどちらかというとオールマイティなプレイヤーですので、 肩が強い、弱い等もそんなには影響ないんではないでしょうか。
補足
>そんなに上手くは思惑通りいかないんではないでしょうか 確かに神のみぞ…なんですが、 でも実際ありますよね、このバッターはこっちに飛ぶみたいなものが。 確率が高ければそれに備えるのも有効な手では? >外野手はどちらかというとオールマイティなプレイヤーですので バッティングが抜群で守備には目をつむる選手もいますよね。
「王シフト」という有名な話が有りますよ。 ダイエーの監督の王さんが最盛期の時,外野手が全員右翼を守ったというものです。
補足
「王シフト」ですか…聞いた事ありますね… 最近では「松井シフト」なんてのもありますよね。 それは全体がライト側によって守るんですよね。 でもそれは寄っているっていうだけで、全体の守備位置の構図は崩れて無いじゃないですか…。 完全に左翼と右翼を入れ替えるって事はどうなんでしょうね。
- 1
- 2
補足
確かに長い野球の歴史、次第によりよい形を求めていった結果、このような形になったかもしれません。が、 >松井の時レフトに変えられる選手のモチベーションなどから... 守備固めで交替させられる・チャンスで代打を出される… 十分モチベーションを下げるであろう交代は他にも行われています。というか、納得ができるような交代ならモチベーションが下がる事もないかもしれません。 >現実にレフトとライトの入れ替わりが頻繁に行なわれないのは、やはりメリットが薄いからではないのかなあ 1点も与えられないときの内野前進守備のように大きなリスクを伴うシフトも多くの試合で見る事ができます。 頻繁にではなく、ここぞというケースでは行われてもおかしくないと思うのですが… 外野手の肩が弱ければどんなに連携がうまくいっても、肩の強い外野手の返球には負けると思うんですよ。 足が速ければ当然遅いのよりも守備範囲は広がる。(捕球の上手い下手は別にして) いくら打撃技術がよくなって、右にも左にも打てるようになったとはいえ、打球方向に傾向があるのは確か。 ならば、飛んでくる確率の高い方向にアウトが取れる確率の高い野手を配置する… 頻繁にではなく、勝負にこだわる場面なら当然の事だと思うんですよ。 プロ野球に限れば、ファンを喜ばせるという事も大事な事だと思うんですよ。 例に挙げていただいた遠山-葛西-遠山リレーのように、ちょっと思いつかない、意外な采配。しかも、それがリスクも伴うが勝つために納得ができるおもしろい采配。こういったものが最近のプロ野球には少なすぎると感じます。 そんな采配、いいと思いません?