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千葉か慶應か?(薬学部)
千葉大学と慶應大学の薬学部が合格してどちらに行くか悩んでいる高3の女子です。将来薬剤師になる事を希望しており、6年生の慶應の方が良いかなと思っています。又慶應は自宅から通えますが、千葉は通学できず下宿を探さなければならず、総額は千葉の方が高い位です。 学生生活も慶應の方が楽しめそうです。ただ、就職の事を考えると 千葉大学の方がいいかなと思ったりします。
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慶応大は適当な大学(藤原工業大学、共立薬科大学・・・)と合併を繰り返したこともあり、キャンパスがバラバラです。 サークル活動などはイマイチ盛り上がりに欠けるでしょうね。
- keen2007
- ベストアンサー率47% (16/34)
ペーパー薬剤師で大学教員です。 まず確認しますが、慶応は6年制学科のほうに合格されたのですね。 そして、千葉大は6年制、4年制の選択は入学後ということですよね。 質問者さんは、薬剤師になりたくて薬学部を選んだんですよね。 1)薬剤師一直線か、それとも選択の余地を残すか 慶応なら、最初から薬剤師をめざす6年制学科に所属ということで、薬剤師一直線ですね。 それに対し、千葉大で3年進学時に薬学科を希望してもその希望が通らなかったときには、自分の希望でない4年制の薬科学科に回されることもありうるということは気に留めておくべきでしょうね。 すでに、新薬学部1期生が学科選択の時期を迎えたのですから、新3年はどちらの学科を多く希望し、希望しなかった学科に回された人がどれくらいいるのかを千葉大に問い合わせてみたらいかがですか? あくまで参考情報にしかなりませんが。(今から2年後に千葉大において、薬学科と薬科学科への希望者のうち、どちらが多くなるかということは、そのときになってみないとわかりませんから。) その一方で、今、薬剤師一直線と決めないことのメリットもあります。薬剤師の仕事が本当はわからず、自分の職業イメージだけで志望を決める高校生も少なくないかと思います。そのような高校生にとって、薬学研究者と薬剤師(この二分法が必ずしも適切ではないことは後述しますが)のどちらの道に進むかを悩める2年間があるというのは、よいことではないでしょうか。。 2)薬科学科(4年制学科)卒は、本当に研究者にしかなれないのか ご承知の通り、薬科学科(4年制学科)に進んでも、薬剤師になる道が完全に閉ざされてしまうわけではありません。「4年制は、修士課程修了後、6年制と同じ教育内容を. 履修し、さらに所定の要件を満たした場合、厚生労働. 大臣から薬剤師国家試験の受験資格の認定を受ける. ことができる」となっています。ただし、この「所定の用件」とは、決まった年限内に未履修学科や実習(専念義務あり)を履修することです。しかも、個別に認定されることになっていますので、個々のケースについてはまだよくわかりません。修士課程修了後1~2年程度で可能だというくらいなら遠回りといってもたいしたことはないですが・・・。 3)研究をする薬剤師はいないのか 4年制=研究者養成 6年制=薬剤師養成 という2分法を強調することで、薬剤師と薬学研究者がまるで異質であるかのような印象を与えることがあります。医師の行う臨床研究があるように、臨床薬学研究があります。6年制に進んで研究者になることも可能です。 薬学科と薬科学科の定員を同数にしている千葉大は、たとえば東大(6年制学科の割合が極めて少ない)などとは異なり、薬剤師(指導的薬剤師)を育てることにもかなりの比重を置いているものと考えられます。国立大学の中では、千葉大は臨床薬学教育に力を入れているほうですし、先進的な活躍をしている薬剤師も輩出しています。 3)キャンパス 千葉大は1~2年次、西千葉で、慶応は1年次、日吉で他学部の学生といっしょに授業を受け、総合大学のよさを享受できます。 ただし、慶応のほうがその期間が短く、専門科目も1年次からより多く学ぶようです。これは単科の薬科大学の名残かもしれません。 千葉大のように、3年まで専門科目が始まらないとなると、3年以降、急に忙しくしんどくなります。これは覚悟しておいたほうがよいでしょう。千葉大は、4年制、6年制を問わず、所属研究室が西千葉、亥鼻のどちらにあるかで、亥鼻滞在時間が違ってきます。研究室が決まった時点、あるいは通学がしんどくなった時点で、初めて引っ越しを考えてもよいかと思われます。特に、体力も深夜の帰宅も心配な女子学生の場合、実験実習がが忙しくなってきたら、あるいは卒論の研究室が決まったら、徒歩か自転車で通えるところに下宿をするという選択が賢明と言えるかもしれません。 薬学関係者で厚労省の方針に詳しい方から、信頼できる回答があればいいのですが。私の回答は、あいまいな部分が多くて、申し訳ありません。 匿名の回答に過度に頼らず、自分でも両大学の関係者に問い合わせるなどよく調べて、納得のいく選択をなさることを祈っています。
- potachie
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慶應大薬学部って、漫画などの世界で良く書かれていた「ありそうでない学部」の一つだったのですが、今年度、共立(女子)薬科大学との改組により、新しくできますね。(まだできていません。4月1日からです) この回答は難しいです。(他の方がカンタンに回答されていたのが不思議なのですが) 慶應大薬学部は、新設学部で、しかも、言葉を悪く言うと、格下の大学との合併で誕生しました。このため入試難易も固まっていません。 また、教授陣などは共立薬科大を引き継ぎますし、共立薬科大も共学化してまだ10年の元女子大ですから、卒業生も特殊です。 慶應大には、私立大最高峰の医学科、看護学科がありますし、そこに薬学部ができたわけですから、悪い要素はありません。薬学部はおそらく共立薬科大のキャンパスを引き継ぐと思われるので、医学部とは関係なく学部作りが進んでいくと思います。多くは、これから決まっていくことなんです。 一方、千葉大は、薬学部は、総合キャンパス(西千葉キャンパス)にあり、医学部・看護学部(亥鼻キャンパス)とは離れています。なので、立地的には医学部・看護学部からは離れ、工学部・理学部に近い関係にあります。教養部も西千葉キャンパスなので、薬学部生は卒業までここになります。 歴史はあり、就職も悪くありません。(国公立大なので、私立大と違って、就職を斡旋してくれる制度はないのですが、そういうのが無くても普通に就職できます) 院にいく学生が多いのは、院が整備されているからで、当然ですがこれはマイナス要素ではありません。元々国立大そのものが、大学院への進学を前提としている部分がありますし。ただ、6年制薬学科を卒業してまで院に進学する学生はさすがにいないんじゃないかな? 薬学部養成コースは一種の職業人養成コースですからね。 西千葉キャンパスは、駅(JR西千葉、京成みどり台)から歩いて1分という立地で、キャンパスが散っている慶應大と大差ない気もします。ホントに通学できません? 以下は慶應大、千葉大関係なく、入試環境全般についてです。 薬剤師養成コースが6年制になったのは昨年からで、卒業生はまだまだ当面いません。 ほとんどの薬学部は、従来の4年制に加えて、6年制も設置し、従来の薬学部を薬科学科、6年制の薬剤師養成コースを薬学科と呼ぶことが多いようです。 勘違いされている気がしますが、千葉大薬学部にも6年制の薬学科はあります。4年制は薬学部薬科学科ですね。これは慶應大も同じですよ。 入試難度は、慶應大が定まっていませんが、今年の結果ではほぼ同じなので、入試科目が多い千葉大の方が少しだけより難関という感じでしょうか?
薬剤師になるなら慶応に行くしかありません、千葉は院行きのみと思って下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。千葉大学の薬学部は大学院に行く人(企業等の研究者になりたい人)が、主だということでしょうか?