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掛け流しって?
温泉で、掛け流しとはなんなのでしょうか? 今までくみ上げた温泉を流しっぱなしで、循環などで再利用しない温泉を掛け流しと思っていました。 加水、加熱している場合があることも承知しています。 が、 先日行ったホテルが掛け流しと書いてあったので楽しみに行ってみたら「循環掛け流し」と書いてありました。 今まで温泉において「循環」と「掛け流し」とは真逆の言葉と認識していましたので、どんなものだかよくわかりませんでした。 ホテルで直接きいてみようとも思ったのですが、ホテルの人と話すタイミングがなく、きけませんでした。 掛け流しの定義、「循環掛け流し」とはどんなものなのか。また、「循環掛け流し」は私が知らなかっただけで一般的な言葉としてあるものなのでしょうか。 宜しくお願いいたします。
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別府を訪れた際、温泉を愛する地元の方に教えていただいた内容です。 <源泉について> 源泉・・・温泉施設の所在地に源泉が存在している。 引湯・・・温泉施設の所在地とは別の場所に源泉があり、給湯管を通して温泉施設へ温泉を引いている。 <源泉の供給方法について> かけ流し・・・温泉施設の浴槽等に供給する温泉が『かけ流し』方式のもの。 浴槽等に供給する湯量をコントロールせず源泉からの温泉をそのまま流している。 循環・・・温泉施設の浴槽に供給する温泉が『循環』方式のもの。浴槽等に供給する湯量をコントロールし、さらに排出された温泉の不純物を取除き、ろ過したものを再利用している。 よって、「かけ流し」と「循環」は真逆の言葉だという認識は正しいです。 しかしもうひとつ、「併用式」というのがあります。 循環とかけ流しを併用している施設は実は多いですよ。 理由は施設によってさまざまだと思いますが、温度管理と衛生管理を行うためや、源泉資源を保護するために、浴槽内を循環しつつ新しい源泉を追加したりしていることが多いようです。
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- goodpro
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温泉法で「加温」「加水」「循環」「洗浄」の4項目がどのように使用されているかの表示をすることが義務付けられているそうです。(浴場に張られている「温泉分析表」ほかです。) 「加温」の場合、温泉に入るために使用温度が低いため、ボイラーなどで暖める場合。 「加水」の場合、温泉に入るために使用温度が高く、冷ますための場所が確保できないなどのため、水道水や井戸水などで温度調整をする場合。 「循環の有無」の場合、温泉のくみ上げが環境に悪影響(干からびるなど)が出るため、ネットなどを使ってごみを払うなどをして再利用する場合。 「洗浄方法」の場合、どのような薬品を使ったりして浴槽を清掃しているかどうか。 です。 http://okirakuonsen.hp.infoseek.co.jp/akitazougatasi-saido.htm は、冬場使用温度が低くなるので、温泉でくみ上げたガスを温泉を暖めるために使用するそうです。 ちなみに、ここの温泉の分析表は http://www.489ch.com/akita/seaside/seibun.html です。 http://www.akakura.gr.jp/~akakura26/n088-onsenhou.htm ちなみに、若干混ぜただけ(加水、加温)でも温泉には変わりありません。 ただ、効能が少しなくなることはあります。 温泉は投薬(お医者さんから出るお薬)のようにすぐに効能が出るわけではありません。 源泉そのものから出ている場合は、「湯の華」が現れます。(白いカビのように(笑)) 循環掛け流し=循環方式ということでしょう。 (循環温泉>天然温泉=比率で、混ぜ合わせ)
- Danniel
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まあお察しの通り、本物志向が強い昨今「掛け流し」と言わないと「まがいもの温泉」のレッテルを貼られかねないので無理やり作った言葉ですね。私も旅館の人に塩素くさいので聞いたら「循環掛け流し」です。といわれ「なんじゃそりゃ!」と思ったことがあります。 ただ、「掛け流し」のお風呂の方がお湯が新鮮できれいか?というとそうでは無いと思っています。湯船の中のゴミとか垢って沈みますよね。「掛け流し」って溢れてお湯が出て行くだけなので沈んだゴミはそのままです。その点、湯船の底から引いて循環していたらゴミもろ過されるのできれいだと思います。 まあどちらも良い点があるので納得して利用できればいいですよね。 今度一度、各温泉の湧出量、源泉数、旅館の数を調べてみれば良いと思います。「掛け流し」ってお湯が豊富にないと出来ないので、この温泉地で「掛け流し」はおかしいななどわかるようになると思います。
お礼
Danniel様 ありがとうございました。 お礼が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 ほんと私も「なんじゃそりゃ?」って思いました。 紛らわしい言葉ですよね。 ただ、このホテルの場合は、この質問の少しあとに、ホテルに問い合わせしてあったことに回答をいただきました。内湯は循環方式、露天はかけ流し(温度を下げるため加水あり)だったため、そのことをひとことで表現したくて、「循環賭け流し」という言葉を使っていたとのことでした。 わかりにくいという私の指摘に対し、その後看板、ホームページ等すべて直したと連絡をもらいました。(看板等は再度行ってはいないので、わかりませんが、実際ホームページはちゃんと記載が訂正されていました。) 表記の方法はいろいろ決まっているけれど、まだ、考え方次第でいろいろ表現できてしまうようで全部の人がわかるように表記するのは難しいのでしょうね。 Danniel様のおしゃるように利用者のほうにも真偽を確かめる眼は必要ですね。各温泉の湧出量、源泉数、旅館の数、今度温泉探すときに見てみようと思います。
- lirakko3g
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家族が「源泉掛け流し」の温泉旅館をやっています。 「循環掛け流し」は初めて聞きました。消費者を惑わす言葉ですよね。 私が知っている「掛け流し」は、温泉を100%使用して加水も循環もしていないことを指すと思います。 おっしゃるとおり、循環していたら掛け流しとは言えないですよね。 ただ、「掛け流し」に何か法律などで明確な基準があるかというとちょっとわかりません。 不当表示に該当しそうな気がしますが、結局のところ「源泉掛け流し」なのかどうか事前に施設に確認するしかないかもしれません。 現に「源泉掛け流し」の内容について問い合わせてくるお客様が多いですよ。 温泉は本物志向が人気の御時世ですので。
お礼
lirakko3g様 ありがとうございました。 お礼が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 やっぱり消費者を惑わす言葉ですよね。 ただ、このホテルの場合は、この質問の少しあとに、ホテルに問い合わせしてあったことに回答をいただきました。内湯は循環方式、露天はかけ流し(温度を下げるため加水あり)だったため、そのことをひとことで表現したくて、「循環賭け流し」という言葉を使っていたとのことでした。 わかりにくいという私の指摘に対し、その後看板、ホームページ等すべて直したと連絡をもらいました。(看板等は再度行ってはいないので、わかりませんが、実際ホームページはちゃんと記載が訂正されていました。) 「掛け流し」の言葉にも解釈が人によっていろいろあるので、消費者にもそれを見分ける眼が必要なんでしょうね。
- chie65536
- ベストアンサー率41% (2512/6032)
追記。 湯口から出ているお湯は源泉100%で、浴槽が大きく冷めるので加温したり、源泉に異物が多く含まれそれを除去する為に循環濾過装置を通す場合も「循環掛け流し」と言います。
お礼
chie65536様 ありがとうございました。 お礼が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 湯口から出ているお湯が源泉100%でも「循環」とつける場合もあるんですね。 いろいろ表現方法があるため、消費者には判断する能力が求められるんでしょうね。
- chie65536
- ベストアンサー率41% (2512/6032)
・掛け流し(完全掛け流し) 浴槽のお湯を一切循環させない。注いだお湯がすべて浴槽から溢れる温泉 ・循環掛け流し 浴槽のお湯を一部だけ循環させ、一部は浴槽から溢れさせている温泉 複数の浴槽があり、完全掛け流しの浴槽と、循環式の浴槽が併設されている場合も、こう呼ぶ場合がある 正式な呼び名ではない ・循環式 浴槽のお湯をすべて循環させ、一切、浴槽から溢れさせない温泉 なお「完全掛け流し」で、加熱、加水もしてない場合は「源泉掛け流し」などと言う場合もあるようです。 これらの「呼び分け」は、地域の自主的な基準はあったりしますが、法的な基準がある訳ではないので、基準に地域差があったり、地域により呼び名が違ったりします。例えば「源泉掛け流し」と「完全掛け流し」が混同されていたり、同じ意味で使われていたりします。
お礼
chie65536様 ありがとうございました。 お礼が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 法的な基準がないため、いろいろな表現が出てしまい、消費者がわかりづらくなってしまった表現の1つの例ですね。 このホテルの場合は、この質問の少しあとに、ホテルに問い合わせしてあったことに回答をいただきました。内湯は循環方式、露天はかけ流し(温度を下げるため加水あり)だったため、そのことをひとことで表現したくて、「循環賭け流し」という言葉を使っていたとのことでした。 わかりにくいという私の指摘に対し、その後看板、ホームページ等すべて直したと連絡をもらいました。(看板等は再度行ってはいないので、わかりませんが、実際ホームページはちゃんと記載が訂正されていました。) 結構良心的なホテルだったみたいです。
お礼
goodpro様 ありがとうございました。 お礼が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 温泉の表記方法に関して詳しくありがとうございました。 循環掛け流しは通常、循環のと考えたほうがよさそうですね。 このホテルの場合は、この質問の少しあとに、ホテルに問い合わせしてあったことに回答をいただきました。内湯は循環方式、露天はかけ流し(温度を下げるため加水あり)だったため、そのことをひとことで表現したくて、「循環賭け流し」という言葉を使っていたとのことでした。わかりにくいという私の指摘に対し、その後看板、ホームページ等すべて直したと連絡をもらいました。 表記の方法はいろいろ決まっているけれど、まだ、考え方次第でいろいろ表現できてしまうようで全部の人がわかるように表記するのは難しいのでしょうね。