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イタリアの大型金管楽器
19世紀後半ころから主にイタリアのオーケストラで使われてきた大型金管について知りたいです。ベルディやレスピーギのローマ三部作などで使われている大型金管楽器で、第三トロンボーンの隣によくおかれ低音を担当しています。チューバよりもベルが細く前方を向いています。音色はチューバに似ていますが、チューバより固い音色がします。この楽器についてですが、i)名称 ii)担当奏者はチューバ奏者か、あるいはトロンボーン奏者なのか、iii)音域、この三点が知りたいです。
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- rheingold
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i)名称ですが、『チンバッソ』です。 ii)担当奏者は、ほぼチューバ奏者が担当します。 iii)音域ですが、チューバのF管と同一です。ヘ音記号下第四線のF(ファ)からヘ音記号上第三間のF(ファ)が標準的な音域です。 自分はF管のチンバッソしか吹いたことはありませんが、他の調子の楽器があるかは分かりません。 音色は、おっしゃる通りです。バストロンボーンをさらに低くした感じ?チューバの音色と違い、直管の音がします。マウスピースもチューバのF管の物を使用して吹きます。形状ですが、ベルの部分と、ロータリーの部分が直線のもの(ロータリートランペットのオバケ?)の様な物と、ロータリーの部分が下に曲がったもの、があります。 由来は、参考URLにもありますが、チューバが嫌いだったからなのか?は分かりませんが、オペラにおけるオーケストラは、ピットと呼ばれる半地下に潜って演奏しますので、そのためなのかも知れません。
- bari_saku
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i)おそらく「チンバッソ」でしょう ii)私が聞きに行ったプロオケではチューバ奏者が吹いていました iii)検索すれば出てくると思いますので省略
お礼
そうです!チンバッソです!思い出しました。どうもありがとうございます。
お礼
丁寧なご回答、ありがとうございます。実際にこのチンバッソを演奏されたご経験をお持ちの方なんですね。金管楽器の世界は本当に広くて深いと感じます。