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最高裁判所の裁判官
労働関係の最高裁判例の変遷をみると、どういう人物が裁判官なのかがかなり重要になっているように思います。 またアメリカの連邦最高裁判事の選任などもかなり政治的観点から選任されていると聞きます。 日本の最高裁判所の判事を実質的に選任しているのは誰なのでしょうか? 内閣の任命・陛下の認証というのは分かりますが、それ以前の段階として誰が選任しているのでしょうか。 出身派閥(裁判所・検察庁・弁護士会・行政官は?)の推薦がほぼそのまま反映されているのでしょうか。 素人の質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
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伝聞ですが、最高裁事務総局が候補者名簿を作成するのだそうですよ。15名の定員には、それぞれ弁護士会枠5名・検察庁枠2~3名・裁判所枠5名・民間、学者枠2~3名があって、それぞれの欠員について、事務総局の作成した名簿に基づき、内閣が任命する、という話です。
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- morino-kon
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労働関係の最高裁判例にかかわらず、裁判官がどういう人物かは、かなり重要です。 ただ、日本では、司法は独立しており、政治的意向はかかわりありません。 なぜならば、最高裁での裁判官は、15名です。 それぞれに政治的・思想的に独立しています。 それなりの納得できる過去の実績があっての任命です。 不審であれば、国民に罷免する権利があります。 昔のロッキード事件を覚えていらっしゃいますでしょうか。 一国の総理大臣ですら、検察も、裁判所に対しても、どうすることもできませんでした。
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回答ありがとうございます。 おっしゃるとおりだと思います。一旦任命された以上は、独立してますよね。 ただ全農林警職法事件などでの判例の変遷をみると、裁判官の選定の段階において、どういう考え(保守的か?リベラルか?)の人物かもかなり選任に影響しているのでしょうか。 最高裁判事の候補となる高裁判事や高検検事長、元日弁連副会長の中にも、保守よりの人もいればリベラルな考えの人もいるでしょうし、任命権者は内閣としても、その候補者の中から実質的な選任をしているのは誰なのかなと思い、質問いたしました。
お礼
回答ありがとうございます。 検察枠なら検察が次は名古屋高検の○○検事長にしよう、弁護士枠なら日弁連が元第1東京弁護士会長の□□弁護士にしようという風に推薦しているのかと思っていましたが、最高裁の事務総局が自身の判断で候補者名簿を作成しているのですね。