- ベストアンサー
「すや」とは
納骨に関してご教示していただきたく、お尋ねする次第です。 岡山では、四十九日の後、お墓(墓石)に納骨するまでの間、その墓地の区画内に木製の小さなほこらのようなものを建て、その中に納骨しておくそうです。すや(須屋?)と呼ばれるものらしく、岡山では一般的なことのようですが、お隣の兵庫県出身の私は、全く知りませんでした。実際に岡山の墓地へ行くと、いくつかのすやを見かけます。聞いたところによると、少なくとも天台宗、真言宗ではすやを使うらしく、特定の宗派限定のものではないようです。ただ私が世間知らずなだけかもしれませんが、皆様の地域ではいかがでしょうか。すやというものが一般的なものかどうか、また地域によって違い、他の習慣もあるものかどうかなど教えていただけると幸いです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
岡山の者です。スヤは一般的なものです。 四十九日に納骨することがほとんどです。その場合、石塔(いわゆる墓)がある場合は台石の中へ納骨しますが、石塔のない場合は墓地に直接埋葬します。石塔を建てるまでの仮の埋葬です。数十センチ穴を掘り、骨壷を納めます。その上に盛り土をして置石をします。スヤを置き白木位牌や供物・白木膳・茶湯器を備えます。スヤは、石材店、仏具店に相談されると良いでしょう。納骨の日を連絡すれば、穴を掘ってくれますし、スヤの設置をしてくれます。 後日、墓石建立の時は掘り起こして納骨します。
その他の回答 (1)
- cabin504
- ベストアンサー率8% (30/341)
こちらでも使いますよ。 本来は祠(ほこら)ですね。 昔は土葬でしたので、すぐ石塔を立てることが 出来なかったためにその間に誰を埋葬してるのか わかるように、祠を建てたのが始まりだと思われます。 現在では、必要がありませんが 一つの形として残っております。 こちらでは、お墓に納骨して、そのお墓の前、もしくは横に すやに位牌を入れて、今でも置いております。 和尚さんは、今は使おうが使うまいが、どちらでも お好きな方をどうぞと言っておりました。
お礼
成り立ちからのご説明ありがとうございます。 どちらの地域でしょうか。中国、山陰地方の方でしょうか。
お礼
ありがとうございます。とても良く理解出来ました。
補足
ご丁寧かつ詳細なご説明ありがとうございます。 岡山では一般的なことであることは理解できました。自分でもネットなどで調べているのですが、ここで言う「スヤ」という言葉は、他の地域での記載がなかなか見つかりませんので、地域性が強いものかと思っております。石塔への納骨までの間の仮墓という意味合いで理解しておりますが、地域によってその呼び名が違うようです。また、スヤのような仮墓を建てるのではなく、塔婆を建てるところもあるそうです。最近は、四十九日の時点で石塔へ納骨されることが多いらしく、仮墓が必要とされないようです。あくまでネットで調べた情報ですが。 引き続き、各地域での実際をご教示いただけましたら幸いです。