一番の理由は、変形するからでしょう。
私が使いつづけたシャチハタも変形しました。
インクが変色しやすいのもたしかです。
また、厳密に言うと、シャチハタは「印」ではないんですね。
印は、彫られた形を朱肉(やインク)で写し取るものですが、
シャチハタは透過現象(毛細管現象)を利用してしみださせていますから。
さて、履歴書に印を押す理由ですが、
履歴書に正規の書類としての意味合いをもたせるものです。
参考URLは虚偽の履歴書を作成した事による有印私文書偽造、同行使の
最高裁判決の例ですが、
これ、印鑑が押してあるから有印私文書偽造に問えるんです。
押していなければ単なるメモ書きですから、この罪には問えません。
印鑑を押すということは、それだけ文書に責任を持つという意味を持ちます。
なお、欧米ではサインが主流ですが、日本に限らず、東洋では
印が良く使われています。これは単に国民性の問題ではないでしょうか。
サインの偽造も良くありますから。
お礼
国民性というのは納得!非常に参考になりました。