南アW杯までは、オシムが監督復帰を望んでも、通常は復帰できないだろう。
それと ボスニア戦を観戦するオシムを見る限り、痩せこけた感じで、今すぐ現場復帰は無理だろう。
そうこうするうちに、日本代表が岡田監督に染まって行くと、今度は監督交代のリスクも生まれる。
そうなると、協会が監督交代を考える事が起らない限り、南アまでは岡田監督で行くだろう。
※協会が監督交代を考える事とは、チーム状態が悪く南アの見通しが立たなくなった状態。
私もオシムの日本代表がどんなチームになるのか楽しみでしたが、もう二度と見ることは無いだろう。
でも オシムさんが監督復帰を望みますかね?
これまでの流れで考えれば、よほどのことが無い限りこの時点で監督復帰を望むのは、良識の有る人だと言えませんよね?
ま 感情で物を言う人であれば、言うかもしれませんが・・・
そこで”よほどのこと”の条件を考えてみました。
最低限は下記の状況にならない限り、復帰はあり得ないでしょうし、希望もしないでしょう。
1、体調が万全である。
2、日本代表が監督交代を決断しなければならない状況である。
※岡田監督の体調等の異変により、空席となりかねない状況。(今回のオシム氏同様の状況)
3、日本サッカー協会の代表強化関係の要職についている。
要するに今後、協会がオシム氏を緊急時の代表監督のバックアップとしてつなぎ止めている状態で、
今回の岡田監督就任時と同様に、監督交代に緊急対応を要する問題が発生した場合に限られる。
今後、オシム氏は体調も含めて、ピッチ上で直接指導するのは難しいと思う。
現在の病気が回復しても、彼の持病である心臓と年齢的な問題は残るだろう。
ただ オシム氏の頭脳と人脈を協会は捨てがたいんじゃないかな?
それだけに、日本サッカー協会の技術委員会等で要職に残ってほしいと思う。
・代表・ユース・ジュニアユースの大会・試合での評価。
・福島のJFAで指導者ライセンスの受講者への講習。
・全国からJFAに集まった中学生などユース世代への指導。
・海外の人脈を生かした、代表監督候補の選定・マッチメークへの尽力
・対戦相手の情報収集・分析
出来ることはいくらでも有る。
ただ オシム氏が、今後の人生設計をどの様に考えているのか?
日本サッカー協会のご意見番として、生涯日本で暮らす意志があるのか?
オーストリーやボスニアに帰ることを望んでいるのか?
帰るとすればその時期は?
息子のアマル氏の今後は?