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感染症患者の食器の分け方
感染症患者の食器を洗浄し、漂白剤を浸した時、食器を洗ったときの水と浸したときの使用済みの漂白剤は、シンクに流してもよおいのでしょうか?また、流した後のシンクには、汚染されてしまうのでしょうか? 感染症患者が使用した食器は、下膳する時ほかの食器と同じ場所に返却しても他の食器は、汚染されないのでしょうか?
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感染症と言っても種類が有ります。 大きく分けて2つ。 * 空気(酸素)に触れると死んでしまう病原菌(嫌気性)による感染。 * 空気に触れても死なない病原菌(好気性)による感染。 また、強毒性か、弱毒性かにも分けられます。 嫌気性の病原菌患者の使った食器なら、まず、問題は発生しないでしょう。 酸素が病原菌を殺菌してくれますから。 弱毒性の感染症も、それほど心配はありません。 しかし念のために病院などでは、薬剤による殺菌と、高温加熱による殺菌を行っています。 好気性の病原菌患者の使った食器なら、汚染される可能性が有ります。 もしかすると2次感染する可能性もあります。 そのため強毒性の細菌の場合は、食器や衣類、シーツなどは必ず焼却処分を行います。(炭疽菌など) 弱毒性でも念のために薬剤による殺菌と、高温加熱による殺菌が望ましいでしょう。 シンクや調理室の床は食器の洗浄後、薬剤散布、熱湯による殺菌、 清掃後の調理室内の乾燥、紫外線照射などが望ましいでしょう。 下水に対しても、大きな病院ではいったん下水タンクに貯水し、 殺菌剤を投入後に下水に放流するのが望ましいと指導されています。 しかし、個人病院などではそのような下水処理施設を備えている病院は少ないでしょうね。 この場合は下水処理場が下水の殺菌業務を行います。 ただ、日本国内においては、凶暴性のある細菌・ウイルスの爆発的感染は 起こりにくいので、それほど神経質になる必要はないでしょう。 なお、感染症患者の食器を洗浄する場合は、 マスク、ゴム手袋、防護用メガネ、エプロン、長靴等を着用し、 万一の感染を防ぐ準備が必要です。 http://idsc.nih.go.jp/disease/sars/sars03w/index.html http://www.ryokufuu.com/backnumber/kansenshou.html http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E3%80%80%E9%A3%9F%E5%99%A8&ei=UTF-8&fr=top_ga1&x=wrt
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- s-macwin
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1番目の回答の炭疽菌はアメリカの9.11テロ以後で使われた、 遺伝子の改造を受け、弱毒性から強毒性に変わった「細菌兵器」の炭疽菌です。 誤解を招くので訂正します。 自然界に存在する炭疽菌は弱毒性なので、それほど怖い細菌ではありません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%AD%E7%96%BD%E8%8F%8C#.E7.94.9F.E7.89.A9.E5.85.B5.E5.99.A8.E3.81.A8.E3.81.97.E3.81.A6.E3.81.AE.E4.BD.8D.E7.BD.AE.E4.BB.98.E3.81.91
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ご丁寧に、ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。とても参考になりました。