正式には「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」ですよね。
問題点は、電気事業者の買取義務量が少ないことです。
(一般電気事業者の販売電力の1.65%だったかな?)
ご存知のとおり、新エネルギー(再生可能エネルギー)による発電原価は高く、
電力会社の火力・原子力発電にはコストでは対抗できません。
RPS制度の下、買取してもらうしかありませんが、供給過多が実状でゴミ発電などは、稼動停止している施設もあると聞いてます。
一方、風力・太陽光発電などは電気的”質”が悪いので、電力系統への流入が多すぎると問題が発生します。(専門的なので割愛)
蛇足ですが、脱・原発に向かっているドイツは、電気代の約4割が環境に関する税金として徴収されているらしいです。
(その殆どが社会保障に流用されているらしいですが、新エネ補助金にも利用されているのでしょう。)
排出権取引も盛んだと聞いてますので、売れやすいのだと思います。
日本でも排出権取引所の設置検討が開始されましたよね。
最後に「現行の買取量は妥当か?」といった質問が残りますが
私には判りません。電力系統の安定運転に影響がどのくらいで発生するのか?新エネのコストは、電力会社だけが負ってよいのか?
さまざまな方面から意見があるのだと思います。 以上