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なぜ看護士不足になるのでしょうか?
ずっと問題になっている看護士不足の社会問題。 看護学校の数も増えているし、男性看護士の数もかなり増えてきたにも関わらずまだまだ看護士が不足しているのはなぜでしょうか? 看護士になっても辞めて職を変える人が多いのでしょうか?
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医療費を削減しすぎた結果、医療現場で働く人から見切りをつけられているのだと思います。 医療費が削減されて、医療現場に看護師の給料として使用できる十分なお金がないためだと思います。 給料を上げて看護師を雇用すると、病院がつぶれるのでしょう。 しかし、病院も医療費を決定することができないのでどうしようもないのだと思います。 日本の医療の構造的な問題なのだと思います。 看護師の職場にもいろいろな職場があります。 給料が安いところ、休みが取れないところ、仕事量が多いところ、ストレスが多いところは人気がないのだと思います。 現在は、看護師が不足しているので、 経験者であれば、職場はすぐに見つかります。 3-5年くらい急性期病院の忙しいところで働いたら、 一時的に辞めたり、他の業界で働いたり、 それほど忙しくないところ(外来専属とか)で働いたりとか する人もいるようです。 急性期病院で働き続ける人は、本当に少ないです。 病気の人とまともにコミュニケーションを取れる、それなりの看護を提供できる人は、どこにいっても働けると思います。 だから、「仕事がきつい」、「給料が安い」、「訴えられる心配もある」、「病気が移る可能性が高い」、「患者さんに殴られることもある」ということに気がついた人は、他業種に転職しているのだと思います。 それと同じことは、介護職にもいえます。病院薬剤師についてもいえます。
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- popesyu
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医師数の不足と同じことです。元々足りていない。 医師も看護士も患者数との割合でみれば先進国中でも最下位(というか発展途上国並)、医療レベルも発展途上国並なら仕事の量も質も低くて済むので問題ないですが、医療レベルは先進国中でもトップクラスという矛盾があります。で割り当てられている予算も最下位レベル。 この矛盾構造で割をくうのが例えば労働環境だったりな部分になります。 ※ちなみに足りないレベルというのは今の何倍にも増やしてようやく充足できるレベルです。ちょっと増えた程度で補えるものでもありません。 通常売り手市場であれば市場原理にのっとり、例えば商品の単価が上がり、その分労働者の人件費が向上していきという流れから、人手不足も徐々に収まるものですが、日本においては医療費に関しては市場原理が導入されていない(皆保険制度)ため、商品の単価が上がることはありません。そのため既存のパイの大きさを変えることなく配分を変えるしかありません。 2006年に(看護士の数をある程度揃えたら診療報酬にボーナスがつく)7:1制度が導入されたため、資金にまだ余裕があり、労働環境にも魅力の高い一部都市圏に看護士が集中しました。そのため地方は深刻な看護士不足となりましたが、ただそうやって集中した都市部にしてもそれでようやくギリギリの発展途上国並なラインをクリアしただけで、地方に至っては途上国以下になっています。 元々総看護士数が足りていない、環境が整っていないのにも関わらずそんなアホな制度を導入するのが間違いでしたが、やりすぎたからと今度は制度の見直しがされることになりました。 今度は看護士の大幅増員を行った病院にしてみれば死活問題です(個々の看護士にとっても労働条件が突然変更されたりして大変でしょう)。このような行き当たりばったりなお上の対策も現場の混乱に拍車をかけています。 今後もこの矛盾は解消することもなく、どころかますます拡大する傾向にあり、患者の数はどんどん増えて、医療レベルは高い位置にあることを強要され(ある程度の位置にないと裁判で負けます)、その中で予算は削られていっています。最早末期状態ですので、現状をベースに改善や回復を行うのは不可能です。 イギリスのように一旦完膚なまでに崩壊させて、国民の同意を得た上で一気に(数十%単位の)予算レベルをつけるというような方法でやり直すしかないでしょう。現在はその崩壊前夜の段階にありますので、混乱はこれからも輪をかけて続くことでしょう。
- lovechaser
- ベストアンサー率7% (15/202)
看護師をモデル何かと勘違いしている志望者が多いのが原因の一つです。 白衣の天使とかそういうくだらない言葉にだけ惑わされて学校に入り、免許を取り仕事を始めてみたら…「あれれ?こんなはずじゃなかった。看護師って芸能人みたいだと思ったのに...やーめよ!」ってな子が非常に多いのです。 医療機関で人のために働こう、という人の少ない事、少ない事。 これが一番の原因です。 看護師に限った事ではないですけどね。日本社会の崩壊の一面です。教育機関、社会、マスコミが悪の根源。 そのうち子供たちは、将来の夢にスポーツ選手やタレントなど、くだらない職業ばかりを列挙する事になるでしょう。終わりだね。
- oosaka_girl
- ベストアンサー率28% (232/814)
仕事がきつい、給料が安い、訴えられる心配もある、病気が移る可能性が高い 患者さんに殴られることもある。 医療費抑制のための措置が、看護師さんの生活を圧迫しているのです。 こんな未来のない職業を続けられるのは、崇高な使命感のある すばらしい方だけです。そんなにいるはずありません。