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スタッドレスタイヤとゴムチェーン、金属チェーンの効果と限界
(1) 15年ほど前の夜8時頃、国道400号を「只見→塩原駅」方向に運転中、尾頭トンネル出口付近の下り大カーブで、その冬一番の朝から降り始めた初雪に、ハンドルが効かなくなってガードレールの市中に正面衝突、車をオジャンにしました。夏タイヤにゴムチェーンだったので、ゴムチェーンのメーカーに対して「欠陥品でないか」と申し立て、メーカー法務部はこちらの未熟を理由に切り捨てようとしましたが、技術系の担当者や、チェーン協会の担当者が話を聞いてくれ、結局1年後、和解が成立、若干の見舞金を受け取りました。(私の主張は、「ゴムチェーンの中央にしか金属の錨がうってないので、他メーカーに較べて『グリップ力に劣る欠陥品だ』」と言うものでしたが、メーカー側は、「走行中はタイヤの中央が接地するだけなので、欠陥品ではない」と言うものでした。素人の私としては、見舞金を出させる事が出来ただけで、精一杯でした。この問題で相談したJAFの弁護士は威張るだけで、専門知識どころか、通常知識さえ怪しい「法奴隷的お宅」だし、弁護士協会は門前払い、メーカー側の技術者が一番良心的だったように思いますが、主張は通りませんでした) そのタイヤチェーンはその後、発売中止になり、新製品にとって変わりました。又、偶然かどうか知りませんが、ゴムチェーンの設計者が退職して郷里に帰ったと聞いています。 (2)それ以来、雪のない横浜在住ながら、シーズン中は、スタッドレスタイヤを履く事を徹底してきました。 (3)先日、福島県西郷村の別荘地に入ろうとしたところ、スリップを警戒して20キロ位で斜度30度位の登り坂を登ろうとしたところ、途中で登り切れなくなり、そのまま、ズルズル後退してしまいました。ブレーキは効かないし、青くなったものです。幸い、車の往来がなかったので事なきを得ました。 (4)その足で、すぐ金属チェーンを購入、翌日再挑戦。なんとか乗り切りました。 (5)購入する時、山道だし(未舗装道路なので)下りの時は、FF車は、後輪の踏ん張りが効かなくなるので、そちらにもチェーンが必要かどうか・・・・店員に聞きましたが、「時たま4輪につける人も居ますが、お勧めできません」と言われてしまいました。多分、4輪にチェーンを履く人は、「4WD」の車ではないかと思いますが、店員はそこまではわからないそうです。 (5)最初の事故の時の車は「FR車」でした。チェーンのメーカーは『「FF」でも「FR」でも、動輪に装着していれば、問題はない』と言っていましたが、この点も未だに疑問を持っています。 (6)なお、スタッドレスタイヤ、ゴムチェーンは共に国内有数のタイヤメーカー製品です。 以上について、「スタッドレスタイヤ」の非力さも気になりますが、「ゴムチェーン」「金属チェーン」の効果と限界について教えて頂ければ幸いです。(勿論、急制動、急ハンドルは論外として)
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お礼
kazuof23様 hula-girl様 rubipapa様 回答有り難うございました。 流石、ANo.5~ANo.7の回答は、回答のベテランらしく、経験則に沿った得難いものでした。こういう回答を期待していたので、嬉しかったです。ただ、「お前、未熟だから・・・・」では、納得できない部分がありましたので、有り難かったです。(ま、結果的にはスリップ事故になったのですから、自分の責任として自覚すべきなのは、重々承知しています) なお、見舞金ですが、メーカー側からの申し出でしたが、金額を出してくれとの事でした。「新車を一台お釈迦にしたのだから、その辺を検討していただきたい」と応えたところ、法務部(こういう問題を処理する部門らしいです)の弁護士さんみたいな課長さんが、「いちゃもんつける気か・・・・」と、「ゆすり、たかりと同列」の扱いに、こちらも怒って「見舞金・・・・希望額は?と言ったのはそちらで、強請たかりみたいな言い方は失敬千番、そんな金はいらない」と一旦は示談を拒否しました。 結局、チェーン協会と技術部の課長さんが間に入って努力して下さって、1年後、再開、30万円出してくれました。技術部の課長さんはその後、自宅まで来られて、いろいろ心配してくれました。どうも、法務部の課長に問題があったようで、チェーン協会の担当者(理事)も、私が見舞金の受け取りを拒否した事で、「いろいろ勉強になった」と言っていました。まっ、メーカーとしては、ゴムチェーンに何らかの問題点を感じていたのでしょうが、トップメーカーの立場上、認める訳にもいかず、法務部が強気の立場を取ったのではないかと思っています。 それにしても、弁護士と名のつく人々(弁護士会の相談所、JAFのおかかえ弁護士など)のだらしのなさに、あきれた次第です。多分、訴訟に持って行っても、勝ち目はないと踏んだのでしょう。