- ベストアンサー
医学系大学院
今は医学と全く関係ない理系の学部にいるのですが、大学院で医学系に進もうと考えています。 高校でも大学の授業でも生物はやったことはなく、大学では化学さえもやっていません。 河合塾などに通おうとも思ったのですが時間とお金の関係上・・・ 大学院の科目を見てみると英語は必須で、論文や生命科学の問題などが中心のようですが、どのような参考書がおススメでしょうか? また、どのような入試の対策をしたらいいのかアドバイスをお願いします。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
俗にいう医学系大学院の教える側の人間として、参考までに書かせていただきます。 まず、入試のことについてです。 大学院の入試とは今まであなたが受けてきた入試とはちょっと違います。簡単に言うならば、試験はあってないようなもので、よほどのことがなければ落ちません。大学としては院生の確保に躍起でもありますし・・・。 入試の試験対策ということよりよほど重要なことがあります。 まず、あなたが受けたい大学の研究室の教授に、受験したいということで見学をさせてほしいと連絡をするということです。 第一の理由として、研究室側の人間からすれば、研究室は時間を長い間共有することになり、実験という繊細なことを同じ器具同じスペースでおこなうことから、人となりは重要と考えます。 もし、知っている先生のところから来る学生だったら、その学生はどういう人だったかちょこっと聞いたりするくらいです。 まぁこれはあなたが深く考えることはないと思いますがね(笑 こちらとしては、一度みておきたいというくらいですね。 第二の理由として、こちらとしては、その学生は今までどのような実験をしてきたか、経験してきたかということを知る必要があるからです。 そのときに、あなたの場合は「今まで医学とは全く関係ない所にいましたがこの研究室でやってみたい」と教授に言ってみて受け入れてくれるか確認することが重要です。 そうしなければ、大学院には受かったけど、研究室では対処に困られ浮いた存在になってしまいかねません。 第三の理由として、あなたがやりたいと思っていることが、その研究室でできるかどうか、確認する必要があるからです。 そうしないとお互い不幸になります。 このような研究室の教授とのやり取りの間に、なんとなく面接的になっており、教授によっては「うちでは無理」とはっきり言われるところもあるでしょうし、「君のやる気次第だ、やってみろ」と受け入れてくれるところがあるかもしれません。 お勧めの参考書とかいう発想から、どうも今までの受験と同じように考えられているようなので、筆記の受験という発想は考え直して研究室を選んでみてください。 そして、実際の入った後のことですが、 教授によっては、違う分野でやってきた人を「違う視点で研究できる」と面白く思う人もいると思います。アメリカではいろいろなバックグラウンドをもった人が大学院にはいって研究しだすというのはざらにあります。あなたのやる気次第だと私は思います。ついていくのは大変だとは思いますが。 しかし、実験については全くやったことはないということは、 研究室によっては「位置から教えるのは無理」とか「教えるから覚えなさい」とかあると思います。 私は受け入れてくれる研究室ならば、これもあなたのやる気次第だと思います。 がんばってください。
その他の回答 (6)
- potachie
- ベストアンサー率31% (1065/3387)
私の場合、理学→医学の経験ではないのですが、似たことをしましたので、参考になれば。 一部のテスト重視の大学院以外は、あなたがやりたい研究を行っている研究室に個人的なつなぎを作っておくことも学力以上に大切なことです。 研究室の人たちと仲良くなれれば、過去問に限らず院試の傾向や対策、留意点などを教えてもらえると思います。 そのうえで、行きたい学部の教授陣の授業を受けておくのも無駄ではないはずです。 また、安穏とした環境のところでは、外部の学生が内部の学生を押しのけて合格するとかなり居づらい状況になると思いますので、受験しようとしていることを早めに分かっておいてもらうことも大切なことのように思われます。教授陣、学部生、院生に顔を売っておくことです。 研究室とつなぎをつくることができれば、万一、院試で落ちたところで、研究生として1年間研究室付属になり、翌年合格することも可能です。 それと、「院に行きたい」ではダメで、「何の研究をしたい」「私の研究実績からこういう役に立ちたい」が大切かと思われます。 多くの研究室にとっては、研究に従事してくれる人材の確保はとても大切なことで、研究に役立つ異能の才能も、必要と思えば採ってもらえます。 理学系の人間から見ると、医学系の研究者は、基礎科学に弱いので、あなたがきちんと大学で自分の学科の分野をできれば幅広く習得していれば、役に立たないということにはならないと思いますよ。 そのうえで、医学系の授業も見せてもらえればよいかと。 忠告として、高校入試や大学入試と同じ気分で考えると失敗しますよ。勉強しようとする時点で、世渡り&アピール力が試されていると思った方が良いかと思われます。
お礼
回答ありがとうございます。 何の研究をしたいかは決めているので大丈夫です。 あとは試験とアピールが重要ですね。
- xen1234
- ベストアンサー率25% (15/60)
No.4です。 補足します。前の書き込みにあるようにやったあと、 もちろん筆記試験もある程度勉強するで必要はあります。 しかし、そこで生物、医学一般について全部勉強することは大変で、 実際、生物分野にいた人でもどの程度回答しているのかはなはだ疑問です。 よくやっているは、過去問を先輩からもらうということです。 大学にもよりますが、結構過去問からの出題があります。 聞いてみれば、その研究室の大学院生に聞いたらもらえたりします。 研究室に話を聞きに行ったときに聞いてみるか、大学院生にメルアドを聞いて後日メールで聞いてみるとかしてみるといいかも知れません。 また、私たちは結構英語を重視します。うちの教授などは、 英語の点数がその人の研究能力のポテンシャルを決めるとまで言います。しかし、これも今から単語を覚えるとかではなく、辞書を持ち込むことが可能であることが多いので、最低限はできると思いますがどうでしょう・・・。 英語はよく今の世の中で話題になっている一般的にも有名なトピックスを英語で書いてあるものについて出題されることが多いです。 ある程度目星をつけることも可能かと。 今だったら、IPS細胞とかね。
お礼
回答ありがとうございます。 生物・医学だけでなく、英語についてもしっかり勉強しておかなければならないですよね。 IPS細胞注目してみます!
- laulun
- ベストアンサー率49% (215/434)
No.3さんと同じくEssential細胞生物学をお薦めします。 大学は情報工学や電気・電子工学、機械工学などでしょうか?とりあえず医学系でどのような分野をやりたいかにもよりますが、DNAとは何ぞや?とかRT-PCRの原理などを知らないままに研究室に行くのは無謀だと私も思います。 Essential細胞生物学は大学生レベルの生物学の良い教科書だと思います。また解剖学、生理学、生化学の基礎的な知識も必須だと思います。 解剖学と生理学は看護学生向けに「解剖生理学」として出されてる教科書が初心者にはとっつきやすいと思います。 分かりやすいのは http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30654978 あたりかなぁと思います。 もし、在学中の大学に医学部があるのでしたら、医学部があるキャンパスの書店に行ってみてください。低学年向けの入門的なテキストが沢山あると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 解剖生理学見てみます!
- unitsukuba
- ベストアンサー率50% (7/14)
医学系大学院受験ならessencial生物学を読むのをお勧めしますが はっきりいって今まで生物をやっていないのに 研究の舞台に飛び込むのはあまりに無謀だと思います。 本当に大学院で医学系に進もうと考えるなら大学時代にそちらの授業を少しでも受けながらやっておくべきだったと思います。 詰め込みで試験を突破しても、そのあと苦労することは目に見えています。きちんとやりたいなら、やはり大学の医療・生物関係に入りなおしたほうが良いと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 essencial生物学はすでに、という感じです。 改めて入るのも一つの選択肢ですよね。
- minatoyato
- ベストアンサー率17% (36/209)
理系学部から医学系大学院ですか、今や分子生物全盛ですからねえ。 > 高校でも大学の授業でも生物はやったことはなく、大学では化学さえもやっていません これが心配です。 物理を専攻していた、ということでしょうか? 高校の化学、生物くらいは分かっていないと、とてもじゃないけど、研究生活についていけないのでは…、と危惧しますが。
お礼
回答ありがとうございます。 今必死で生物やってます!
- piyoco123
- ベストアンサー率15% (124/794)
基本知識としてcellは必須でしょう。 あとは自分が行きたい研究室の専門に関連する論文を読んでおくことぐらいです。 医学研究科は入るだけなら全入なので特に入試対策は必要ないでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。 cellは必須ですよね。
お礼
回答ありがとうございます。 とても貴重な意見参考になりました。 今年の春に研究室訪問はしようと思い、いくつかピックアップしてるところです。