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【バッテリー電圧】車体のどの部分で計測するのが正解?
12V車のマイナスアース車なのですが、今般デジタル電圧計を追加すべく電子工作(といっても、完成品に手を加えるだけですが..)に勤しんでおります。 そこで質問なのですが、これ(完成したデジタル電圧計)を車体に取り付ける場合、どこから線を引っ張ってくれば良いのでしょうか? バッテリー直結が一番望ましいように感じますが、例えばACC等に接続しても構わない(示す数値は同一?)なのでしょうか。 実験すれば済む話ですが、それとは別に、理論に長けた方の意見を伺えればと思います。
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ACCにつなぐのが簡単でよいでしょう。 ただし、キースイッチ接点そのものの電圧降下の影響が出ることを理解しておいてください。 この接点の電圧降下の値は、接点を流れる電流の大きさによって変動します。 ACC回路につながっている装置、例えばオーディオなどの使用の有無によって電圧降下の値は変わり、使用機器を多く使うほど、電圧降下は大きくなります。 つまり、ACCにつなぐと、電圧計は実際のバッテリ電圧より低めを指示します。 しかも、経年変化でこの誤差は少しずつ大きくなります。 そこでACCに接続する直前に、バッテリ端子で電圧を測り、接続した直後にも測って、その差をメモしておくことです。 この差がキースイッチ接点の電圧降下です。 この差はばらつきが大で、使用年数で大きく変わります。 この値を電圧計の指示に加えた値が実際のバッテリ電圧ということになります。 なお、オルタネータの発生電圧はバッテリ保護のために、周囲温度が高くなると電圧が低下する傾向をもつものがありますから、走行中ACCで測った値が13V以下になっても不具合と断定しないことですね。 この見極めは難しいです。 電圧計のマイナス側は、バッテリのマイナスケーブルが車体にアースされた箇所につなぐことが重要です。 ここがマイナスの基準点になります。 バッテリ直結の場合、 キースイッチをオフしてもバッテリから電圧計に電流が常時流れることになります。 PM129Eは、消費電流が多いのでバッテリ直結では、バッテリ上りになるおそれがあります。 これを防ぐために、電源入力側にトグルスイッチを入れて、キースイッチのオン・オフに合わせて、手動でこのスイッチを操作すればよいのですが、めんどうなことです。 このスイッチにも接点のわずかな電圧降下あります。
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- kaitaiya
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一般にはACC電源、つまりシガライターのところからとれば十分です。 もっともチェック用としてバッテリーの+ターミナルやECUの電源、 メーターの電源からも線を引っ張っておいて切り替えスイッチをつけておくという手も考えられますけど・・・・
お礼
簡潔&説得力&具体性のあるご説明を戴きありがとうございます。 正直申し上げて「目から鱗」。そういう策があったか!という感じです。 私の悩みは一気に解決されました。 (仕様変更して、アドバイス通りに組み直してみます) kaitaiyaさんは、柔軟思考(発想の転換)ができる頭の良い方なんでしょうね。
電線により多少の電圧降下は存在します。 電圧が必要なのは機器、つまり末端の電圧が重要ですから機器に近い側で測定するのは理に適ってます。
お礼
簡潔&説得力のあるご説明を戴きありがとうございます。
お礼
あらゆる面において詳細なご回答(アドバイス)を賜り、洵にありがとうございます。 本当に、もの凄く、勉強&参考になることが凝縮されていて、大変有り難いです。(どこを探しても、この様な「稀少な一文」は見つけることできません!) 今回「自分はなんてラッキーな奴なんだ」と思いました。 [バッテリのマイナスケーブルが車体にアースされた箇所につなぐことが重要]←早速この様に施工してみます。