私の場合、1字違い同名の「肺動脈血栓塞栓症」診断が下され入院加療しました。発症部位は右肺動脈がほとんど詰まっている状況です。(今から7年前です。この質問が出されたときに回答していればと非常に悔やまれます)
最初1ヶ月は血栓を溶かすため呼吸器内科にて24時間点滴(ヘパリン)を行いましたが結論的には全く溶けませんでした。次に呼吸器外科へ転棟し、開胸開心手術を行いました。
早く発見されていれば通常、ヘパリンの点滴で完全に溶けるといわれました。Jリーグの高原(現ドイツハンブルガー)が完全に回復しているのが該当します。私の場合なぜ溶けなかったかというと自覚症状から2年ほど別の総合病院で病名が全く判らなかったため血栓が凝固してしまったからです。これは手術後判った事です。
この質問から2年も過ぎているのでどのように経過されたか判りませんがその時点で凝固しているとすると手術されるのも一考かと思います。ただこの病気は日本では非常に少なく(最近エコノミークラス症候群として急性の症状は増えていますがこれは適切な診断が下されれば問題無い)手術できる病院が少ないです。97年に診断されましたがその当時今から5年前(結局12年前になりますが)は日本では手術不可能不治の病でした。
私以前の手術例で数例あったそうですが手術は成功したもののICUから病棟へ戻ってきて直ぐに亡くなってしまったのがそのうち数例という話をインフォームドコンセントで伺いました。このような説明を聞いても手術に踏み切ったのは右がほとんど詰まっているのでこのままいても片肺になる恐れがあったためです。
当時から今でもそうですがアメリカサンディエゴの病院でこの手術の神様といわれている先生がいます。
幸いなことに私の場合、執刀医はその先生の手術を参照して執刀していただけました。
具体的な話が何も無く役に立つかどうか判りませんが
この場では固有名詞とか数値は入れませんでした。
多少の参考にしていただければと思います。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 追記させていただきますと、肺内に血が溜まっていて、稀な症状と言われたみたいなのですが・・・