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小説の一番最初と最後の一文
僕は小説の一番最初と最後の一文を読むのが大好きなんです。そこでいままであなたみてきたなかでお気に入りの始まり,終わりの一文を教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
・『The night was young, and so was he.』 ウイリアム・アイリッシュ(幻の女)より 「夜は若く、彼も若かった」… 知る人も多い有名な書き出しです。 行ったことも見たこともない夜のニューヨークの街を、 あたかも自分自身がさまよっているかのような錯覚! サスペンス小説の巨匠といわれたアイリッシュの往年の筆力によるものでしょう。 ・『… ぼくのもっていくサントリー・レッドを飲んで下さい』 奥浩平(青春の墓標)より 味わい深いくくり方ですが、この本は小説ではなく彼の遺稿集というべきものです。 あの「二十歳の原点」で知られる高野悦子が、ひそかに憧れていた奥浩平…。 悲しいことに、彼も彼女も共に自ら死を選び、帰らぬ人となりました。 ・『だから清の墓は小日向の養源寺にある』 夏目漱石(坊っちゃん)より 坊っちゃんに優しかった下女・清の姿が偲ばれる名文ですね。 「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」の書き出しは大変有名ですが、 私は結末のこの一文の方が好きです。
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私は、この小説の最後の一文が大好きです。 ・ 人間の知恵は、ただこの二つの言葉にふくまれている。 『 待て、しかして希望せよ! 』 「モンテ・クリスト伯」 より
お礼
面白い終わりかたですね。内容がきになります。回答ありがとうございました。
- wyco
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さびしさは鳴る。 。。。 気づいていないふりをして何食わぬ顔でそっぽを向いたら、はく息が震えた。 始まりが好きです。 「蹴りたい背中」綿矢りさ
お礼
ああ~,あの有名な作品ですか。いい始まりですね~。回答ありがとうございました。
- yrgfrkw
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自分は「野菊の墓」伊藤左千夫(漢字は自信ないです・・)が、始まり、終わりとも好きです。 ・後の月という時分が来ると、どうも思わずにはいられない。・・・これが始まりで、 ・幽明遥けく隔つとも、僕の心は一日も民子の上を去らぬ。・・これが終わりです。
お礼
う~ん,なんともいい感じの始まりと終わりですね。始まり,終わりは作品を物語っているような気がするんですよ。回答ありがとうございました。
お礼
たくさんの回答ありがとうございます。どれも味わい深い文章達です。