パスポートについて

質問

日本のパスポートはビザ発行なしでも、色々な国へ入国できるとありますが、他の国のパスポートでもビザを発行すればほとんどの国へ入国できるのでしょうか？
ご存知あれば教えて頂ければ幸いです。

回答No.5

yamatesen0 · ベストアンサー

国籍（正確には「所持する旅券の発行国」でしょうか...）により査証免除についての扱いが異なるのには、今までのお答えのほかにも原因があります。（少し細かい話です。#2さんの最後の？に関連します。#1さんの話題を少し発展させます。）

査証免除には国家間の条約・協定に基づくもののほかに、一方的査証免除の場合があります。例えば、日本がA国の旅券保持者に対して査証の取得を免除していなくても、A国は日本国旅券の保持者に対し査証免除をしているというケースです。
日本に対しては一方的査証免除の取扱いをする国が多いため、「日本国旅券を使った日本から海外への旅行は楽だが、外国（特に非先進国）から日本への旅行は必ずしも楽ではない」という状況になっています。

相互免除ではなく一方的査免となってしまう理由は、推測に頼るしかない訳ですが、典型的なケースは、所得格差が大きい国どうし（一方通行的に就労目的の不法滞在が増えるおそれがある）で、一方の国が投資促進・観光客誘致を目的とする場合（企業関係者・観光客の入国を簡素化するため）ではないでしょうか。他には、政治的な理由（カナダやスカンジナビア諸国などと同様、日本が外交では比較的中立に近い位置にいると見られてきたことや、国家間援助を地道に行なってきたこと、など）も寄与しているのかもしれませんが、あくまで推測の域を出ません。

回答No.4

noname#125540

国どうしが取り決めているお約束次第です。
どんな風なのか、例をいくつか見てみると感じが分かりやすいでしょうか・・・・

米国
http://tokyo.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-waiver.html
中国（日本人は15日以内の滞在ならビザ不要）
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/lsyw/qzyw/t309905.htm
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/lsyw/qzyw/t309905.htm#V12
オーストラリア（日本人も要ビザ）
http://www.eta.immi.gov.au/ETAAus1Jp.html

ビザ（査証）とは
http://prepare.arukikata.co.jp/1_2_1.html

一国の中でもいろいろなビザがあります。
また、ビザ無し入国は「観光や出張などの目的だけ」「就職してはいけない」「何ヵ月以下の滞在のみ」など制限があります。
たとえば、日本人でも働きに行くのなら働くためのビザが必要ですし、大学留学するなら学生ビザが必要、など。

最終的に入国を許可するのは現地の入国審査官です。
多くの場合は大丈夫ですが、日本人でも審査次第で入国拒否されることがあります。
一般的な「たまに行く1週間程度の観光客」なら、入国ルールを守っていれば心配する必要ないですけどね。
ジャパニーズで査証なしＯＫでも、いろいろ細かいんですよ、よく見ると。
　↓

参考URL：

http://shop.knt.co.jp/holiday/guide/pp_visa.html

回答No.3

yake2001

北京在住です。
> 他の国のパスポートでもビザを発行すればほとんどの国へ入国できる
というのは、ちょっと誤解があります。
国交がある国のビザを申請することはできますが、受給を許可される保証はありません。また、ビザをが得られても、実際に入国できる保証はありません。
私の会社にいる中国籍の場合を例にしますと、日本やアメリカなどに業務でいく場合、目的にあったビザが必要です。パスポートがあればビザを申請することはできますが、入国する国の側に身元保証をできる人が必要で、証明のために招聘状の提示を求められます。また、往復旅費や滞在費の保証ができる預金残高や会社側の費用負担の証明書、渡航の日程表などの提出を求められます。アメリカなど、ビザ発給の審査のために面接を設けている国も多くあります。これらの課題をクリアすると、ビザが発給されます。
実際に入国する際には、ビザの張られたパスポートと必要な書類をあわせて入国審査官に提示して、入国許可を求めます。うまくいけば入国できますが、不審な点があったり、不備があると、別室で詳細な審査が行われることもあります。最悪の場合は入国拒否となり、入国目前であきらめなければならないこともあります。
こうしたプロセスを見ていると、かなり多くの国にビザなしで入国できる日本のパスポートは強力ですね。

回答No.2

nidonen

まず、国交が結ばれていない国に行くことはできないという
大前提があります。典型的な例は台湾（ 中華民国 ）で、中国と
国交を結び台湾と断行している国は世界中にたくさんあります。

　実際には先進国なら日本や米国を含めてほとんどどこにでも
行けるのですが、発展途上国で中国から多大な援助を受けている
国だと、台湾人は入国できないですね。

　また、韓国と北朝鮮は、お互いを正式な国家とは承認して
いませんので、パスポートを利用した通常の渡航はできません。
韓国から見れば北朝鮮は、韓半島の北部を違法に占領している
非正統政府という扱いになります。

　ほかに有名なのは、イスラエルとアラブ諸国ですね。たとえば
日本でも観光地として人気になってきた ＵＡＥ（ ドバイなど ）は、
イスラエルのパスポートでは絶対に入国できません。そのほかにも
アラブ諸国には、イスラエル人が入国できない国が数多くあります。

　これについては余談があります。たとえ日本のパスポートで
あっても、イスラエルの入国スタンプがあると、アラブ諸国で
入国拒否されるというものです。そのためイスラエルではパス
ポートとは別の紙に入国スタンプを押してくれることもあるの
ですが、たまに嫌がらせでスタンプを押されることもあるとか。

　なお、世界中を旅行しやすい国のベスト２は、日本とカナダです。
両国とも、政治的に反目している国がほとんどないからです。日本は
韓国や中国との歴史問題がありますが、向こうは実利を優先してか（？）
日本人のビザなし入国を認めています。

回答No.1

turq

国同士が査証相互免除条約（協定）を結んでいれば、短期滞在の場合は
ビザは不要です。ですがビザがあるから入国できるわけではありません。
ビザはあくまで入国する際の審査の一つであり、入国許可書ではありません。またほとんどの場合観光目的に限られており、商用や学生などはビザを
取得する必要があります。
他の国もその国と免除協定を結んでいる国であれば同様です。