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アコギとエレアコの弾きやすさの違いについて
こんにちは。 是非教えていただきたいのですが、、、 三月にイベントで弾き語りをすることになりまして、 アコースティックギターを借りて練習しているのですが、 どうもうまく音がなりません。 昔 高校時代に少しバンドをやっていたときはエレキだけだったのですが、 もう少し弾きやすかったように思うのです。 フレットと弦の距離がアコースティックは遠いような。。 なので、微妙に鳴らない時が大きく、コード変換でつまづいてしまいます。。 弦を買った時に店の方に細い弦の方がまだひきやすいと言われ、 マーティンのライトにしたのですが。(一番細いのはエクストラライトでした) そこで、思い切ってエレアコの方が実は私の言う中で、 弾きやすいのであれば、チェンジしようかと思っているですが、 どうでしょうか? 実は、高額なアコースティックであればすごく弾きやすいのでしょうか? 技術がないが為の悩みですが、本番までの時間がなく、 うまく練習できず焦っています。。 その他アドバイスでも結構ですので、ご教示願えれば幸いです。 よろしくお願い致します!
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おそらく、弦高が高いことで違和感を感じて、うまく弾くことができないということだと思いますが、この場合は単にエレクトリック・アコースティックギターにしたところで改善するとは限らないでしょう。エレアコはエレキギターとアコースティックギターのあいのこということではなく、あくまでもアコースティックギターをベースとして、アンプにつなげる機構を追加した構造が基本となるアコースティックギター系のギターです。弦高については、アコースティックギターとアコースティックギターの構造をベースとしているエレアコとでは、アコースティックギターとエレキギターとの差のように劇的に違うということはないように思います。エレアコにチェンジしたところで、弾き心地の面ではあまり差はないこともあるかも知れません。 モデルによっても詳細は異なりますが、アコースティックギター(エレアコ含む)の場合の標準的な弦高は、1弦12fで2~2.5mm程度、6弦12fで2.5~3mmくらいが主で、エレキギターの1弦12f1.2~1.5mm、6弦12fで2mm程度と比べると弦高が高くなるのが普通です。また、エレアコについては、アコースティックギターとほぼ同様のセッティングが主流になっていると思います。 エレキギターの時の感覚と比べれば、アコースティックギターは弦高が高いように感じられるでしょう。事実、弦高はアコースティックギターの方が高いのが普通です。 弦高に由来する弾きやすさの感覚については、ギターの価格が高いかどうかを基準には計ることはできないでしょう。そのあたりの感覚についてはギターの価格ではなく、ギターのチューンアップ次第で変わるものです。借り物では難しいかも知れませんが、可能であればギターをリペアに出して、弦高などを含めてファインチューニングをしてもらうと、今のギターでも弾き心地がかなり改善すると思います。 ただ、アコースティックギターでエレキギター並みの弦高にしてしまうと、音に張りがなくなったり、音の伸び(サステイン)が犠牲になったり、ビビリやすくなるなど、不都合な現象が起こる可能性も高くなります。どう調整を追い込んだとしても、エレキギターよりは高い弦高になることは避けられないでしょう。 とりあえず、今のギターの弦高を計って、ギターの状態を見直してみると良いと思います。12fのところで物差しを当てて、フレットの頂点から弦の底面までの距離を測ってみて、1弦12fで2.5mm、6弦12fで3mmより開きが大きい場合などは、ギターの調整不足かネックの反りの進行などが考えられます。この場合はギターそのものにも若干問題があるといえるでしょう。ギターの調整不足に関しては、リペアに出して調整してもらうのが良いのですが、借り物ということのようですので、新しいギターを物色して、弾き心地の良い物を手に入れるのが手っ取り早いかも知れません。新しいギターを買うとしたら、楽器店で実際に物に触れて、感触を確かめながら検討するのが良いでしょう。 なお、蛇足ながら、エレガットというギターが挙がっていますが、エレガットはナイロン弦を張るクラシックギター系のギターをエレアコ化したギターのことです。クラシックギターに関しては、金属弦のアコースティックギターとはまた違った感触の音が出るギターになり、弦の違いから演奏感覚にも少々異なるところはあるでしょう。また、弦高が高いことが問題だとしたら、クラシックギターは金属弦のアコースティックギターよりも12f基準で約1mmほどは高い弦高を持つのが普通ですので、逆に違和感が強くなるかも知れません。実際に触れて感触を確かめてみることが大切でしょう。 弦の硬さがネックになっている場合には、弦をより細いゲージの物に換えるなども対策にはなるでしょう。ただ、細く張力の弱い弦にすると、生鳴りの音の張りや響きが犠牲になる面はあります。音質にこだわる場合は、少々注意が必要かも知れません。 もしちょっと邪道な手を打つとしたら、チューニングをハーフダウンや1音下げなどにし、全体のキーを下げるというのも、やり方ではあります。こちらも音の響きが変わったり、サステインが犠牲になってしまいますが、弦の張力は低くなり、力加減でいえば押さえやすくはなるでしょう(張りは緩くなるので、指先にまとわりつく感じは強くなるかも知れません)。カポタストを使えば、キーを補正しなおすことも可能です。 ギターについて調整を施したり、新調すること以外で対策を考えるとしたら、正道でいえば練習あるのみです。エレキの感覚とアコギの感覚との違いを理解して飲み込み、アコギに合わせて練習するしかないでしょう。 指先が痛くなることについては、力みすぎも原因かも知れません。力で弦をねじ伏せようとし過ぎれば、弦がいくら柔らかくても指先に過度の負担がかかり、痛みを感じるでしょう。セオリー通りにフレット付近で弦を押さえるようにすれば、弦も暴れにくくなりタッチをソフトにしてもきちんと音は鳴るはずです。 また、手全体のバランスを見直し、力を伝えやすいようにフォームを整えることも大切です。弦を押さえにいく指の付け根はなるべく押さえるポジションに近くなるようにネックに寄せ、弦を直接押さえに行かない親指についても遊ばせたりせずに活用することを考えるのが良いでしょう。弦を押さえに行く指が目的のポジションに届きやすいような手の位置取りを考え、また親指についても弦を押さえる時の力加減をネック裏でサポートするように、親指を支えに使うようにして積極的に活用するのが良いと思います。弦高が高く、指にまとわりつく感覚が強いことに対しては、指先が指板に対して垂直に近い角度で向かうようにすることが、目的外の弦に触れないようにする対策にもなります。指先を立てて弦を押さえやすくなるように、手全体のバランスを見直すことも大切でしょう。フォームなどに気をつけて取り組み、力任せに弦をねじ伏せようとしないことをお勧めします。 急がず焦らず計画的に先を見通し地道に練習を積んでいけば、この時期ならまだ間に合うと思います。落ち着いて、楽器に馴染むこともお勧めしておきます。頑張ってください。 参考になれば幸いです。
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- mochitora
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アコギ、指が痛くなりますよね。 高い楽器だから指が痛くならない、 なんてことは無いです。 手の大きさや握力の問題もあるでしょうから、 一番良いのは、楽器屋さんで試奏させてもらうことです。 エレガットがもしかしたら指も痛くならず、 良いかもしれません。
お礼
mochitoraさん、早速ありがとうございます!! >アコギ、指が痛くなりますよね。 はい(T_T) もう真っ赤です。。 >手の大きさや握力の問題もあるでしょうから、 >一番良いのは、楽器屋さんで試奏させてもらうことです。 やはりそうですよね! >エレガット エレアコはエレガットとも言うんですね! やはり一度楽器屋に言った方がよいかもです。 ありがとうございました!
お礼
すごい。。。 ありがとうございます。 何度か読み直して熟読致します。 現在はおっしゃるような現象で、 今まで慣れていないアコギに単純に拒絶していました。 おっしゃるようにアコギの特性を理解し、馴染み練習するとが 大切だと痛感致しました。 まずは、ご指導頂きました現在のギターの状態を確かめ、 一度楽器屋に行き新たなギターを試してみたいと思います。 技術的ご指導まで頂きましてありがとうございます。 なるほど、弦高が高いのには理由があるのですね。 本当に単純になんでこんなに弾きにくいんだ!って思っていました。 数年前にバンドを組んでいた時にはエレキだけで、 たまに弾かしてもらっても自分には関係ない的に思っていて、 まったく親しみを持ちませんでした。 まったく今になってその時のしっぺ返しが来てしまいました。 3月に本番なので、今一度考えを変え取り組みたいと思います。 早速、この週末にでも近所の楽器店(高校時代よくいったなー)に 行ってきます! 皆様、ありがとうございました!!