●インターネットからPCまでの流れ
ISDN回線(デジタル):
インターネット~プロバイダ~NTT~(DSU~TA(ルータ))~PC
※DSUはレンタルできたり、TA(ルータ)に付いている物があるので、
0円と考えてください。
従来の電話線(アナログ):
インターネット~プロバイダ~NTT~モデム~PC
●データの流れ
ISDN:
TA(ルータ)~PC間以外はデジタルで情報がやり取りされます。
TA(ルータ)は、デジタルからアナログに変換する機器と言う事です。
従来の電話線:
全てアナログの情報がやり取りされます。
●通信速度
ISDN:最大64K
従来:最大56K(モデムの設定により変化)
●性能差
モデムの速度が向上した為、ISDNのアドバンテージが薄れています。
月額利用料の差額分の速度差はあまり無いのが現状です。
ADSLを利用されないのであれば、従来の電話回線でモデムによる通信の方が
良いと思います。TA(ルータ)とモデムではやはりTAの方が高いですし。
●ISDNだけの利点
TA(ルータ)に電話機を取り付けることが出来ます。
そして、インターネットと電話を同時に利用することが出来ます。
通信方法にバルク128と言う物があり、最大で128Kのやり取りが可能です。
これには、プロバイダが対応している必要があります。
又、通信状態によって128Kでのやり取りが64Kに落とされることがあります。
注意しなければならないのが、128Kで通信時の料金は2倍になると言うことです。
これは2チャンネルを束ねて通信を行う物の為、それぞれの料金×2となる訳です。