心臓CTは安全な部類の検査ですが、危険であるからこそ医療行為なのであり、同意書が必要なのです。
検査同意書に書いてあることが理解でき、検査の必要性が認識できたらば同意書にサインすることになります。理解できない、同意できない場合には、「検査に同意しない」で返すべきだと思います。もちろん、検査を行わないことで発生する不利益も承知していただかなければなりませんが。
・・・本音のところは、説明義務を怠ったという怠慢でしょう。不安であれば説明をうけてから、同意書を書いてください。この同意書は形式的なものであり、合併症で訴訟になった際に説明義務を果たしていたことを証明するという意義が大半です。同意書があっても事故後の対応で医療者側に過失があれば医療過誤になります。同意書がなくても、説明が十分で、事故が発生した際の対応が完璧であれば、たとえ死亡に至ったとしても医療者側の責任は生じないこともあります。
おそらく同意しないで返したら、本当に必要な場合なら、改めて検査説明をしてもらえると思います。面倒な患者と思われるに違いないですが。
お礼
ありがとうございます。当日現場で説明を求めます。