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クルーグマン教授の経済入門 (日経ビジネス人文庫) (文庫)について
クルーグマン教授の経済入門 (日経ビジネス人文庫) (文庫) ポール クルーグマン (著), Paul Krugman (原著), 山形 浩生 (翻訳) という本はわかりやすい(例えば図入りなど)お薦めの経済の本なのでしょうか?お持ちの方、読んだことのある方教えてください。
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この本はクルーグマンの面白い「口調」がほぼ忠実に訳されており、非常に面白く読めます。 しかし、図の多用によって分かり易くするという方針ではなく、 経済に関する重要で困難な問題と相対的に重要性の低い問題を明確に分けてることによって 分かり易くするという方針です。 経済に関する話でよく話題に出るのは、貿易問題とか財政赤字問題などですが、 そういうよく出る話題は実はそう重要な問題ではありません。 つまり多くの人が重要性の低い問題を経済の本質だと誤解していることになります。 本質的に重用でかつ困難な問題が何であるかを知りたければこの本を読むべきだと思います。 この本が難しいと感じた場合には、古本を買うしかないのですが、 同じ文庫の次の本を最初に読んだ方が良いかもしれません。 エッセイ集なので非常に読み易いです。 良い経済学 悪い経済学 (日経ビジネス人文庫) (文庫) ポール クルーグマン (著) http://www.amazon.co.jp/dp/453219010X
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どうもありがとうございました。 参考になりました。