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理系大学院への留学について教えてください
僕は学部2年の者で、留学に関する情報収集をしています。 アメリカには、TA、RAという制度があるそうですが、「アメリカの院生はほとんど利用している」という情報もあれば「たくさんの優秀な人が申請するので難しい」ともあり、いまひとつ実体が分かりません。どのような条件をみたすとTA等がもらえるでしょうか? また、入学条件としてGPAは一般的にどう影響するのでしょうか?最低このくらいは欲しいという要求があるならばそれはどの程度でしょうか? ぜひ教ええてください、お願いします。
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夢を消すような書き込みましが、留学の目的は、研究することであって、TAやRAになることではないと思います。留学して、TAやRAになるだけの能力があるのなら、日本で大学院にすすんで、研究職について、それから留学されるほうが、ずーっと簡単だと思います。 日本では、院生は労働力ですが、カナダでは、研究者扱いでした。学部のみんなと毎年写真を撮りましたが、院生は教授をはじめとする研究スタッフのグループに入っていました。 実験の準備をしたり、手伝ったりするテクニッシャン(日本の研究補助員か)のグループ写真に、院生は入っていませんでした。 ちなみに、私は、両方のグループの写真があります(私の能力的が、両グループの中間だったのか??)。 私がカナダに行ったときは、ポスドクでしたから、もちろん博士号を持っていました。カナダでは、教授よりも、博士号を持つている方が社会的な地位があるようです。それでも、ボスからの最初の手紙は「カナダ人の応募者がいなければ採用する」という期待薄のものでした。 misashi205さんの状況が分からないのですが、気に入った論文があれば、その著者に手紙を書くことでしょう。その場合に、単に面白いでは無く、「ここの部分は、私ならこうする」と著者の欠点を指摘し、その改良法を述べるような内容でなければ、相手にしてもらえないでしょう。その上、かなり幸運でないと、・・・。「Good luck」としか言いようがありません。
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- rei00
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直接の回答ではありませんが,参考 URL の成書は参考になりませんか。 「アメリカへ博士号をとりにいく 理系大学院 留学奮戦記」 鎌谷 朝之 著,化学同人 刊 四六判・224頁・本体1800円 また,アメリカの大学(大学院)については,次のものが参考になるかもしれません。 「Tu さんのアメリカ大学考 アメリカでも進む理系離れ」 A.T.Tu(コロラド州立大学教授 Ph.D.)著 化学同人 刊,四六・216頁・本体1600円 http://www.kagakudojin.co.jp/library/ISBN4-7598-0272-X.htm 「サイエンティストのみたアメリカの大学 アメリカでも一流校は狭き門」 A.T.Tu(コロラド州立大学教授 Ph.D.)著 化学同人 刊,四六・256頁・本体1800円 http://www.kagakudojin.co.jp/library/ISBN4-7598-0152-9.htm
お礼
回答ありがとうございます、助かります。 自分もいくつかの書籍は読んだので、入学条件、留学準備の大まかな概要は知っているつもりです。いずれの本も合格してからの留学準備や生活の方法などが中心の内容でした。細かいこと、例えば、GPAも必要とされるといっても、それは、大学4年間の成績を包括するのか、専攻分野を重点的にみるのか、などその辺りを知ることは出来ないのでしょうか。現在は直接大学のサイトを訪ねてみようと思ってます。 詳しいリストをありがとうございました。教えていただいた本をさっそく読んで、今後ともいろんな情報を得たいとおもいます。
- gost
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私の卒業した大学は日本の理工系学部ですが、TAがおりましたよ。 TAは、本校の大学院生でした。 本校でTAを募集していました。 単位時間あたりアルバイト料金が入るようです。
お礼
情報をありがとうございました。参考になります。
- mekon
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新しく大学院に入学すると英語の試験を受けさせる大学 が多いようですが、それに合格するとTAの仕事をもらえます。 試験に不合格の場合でも英語の補習授業を受けた上で 英語の能力が一人前だと認められるようになったら、TAになれます。 しかし、どんな留学生もある程度は英語を勉強してから入学するので このテストはそれほど難しくないと言われているようです。 だから特に心配しなくても良いと思います。 RAは教授の下で研究をするようになるとなれます。 ほとんどの院生は入学してから6ヶ月以内にRAとして研究をするようになります。
お礼
アドバイス助かります。肝心の専門分野で要求される能力の方に不安を抱えていますが、英語は目下勉強中であります。TA、RAにおいて知りたいところがよく分かりました。ありがとうございます。
- kgu-2
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カナダでの話ですが、アメリカもほぼ同じだと思いますので。 研究費は、研究者が研究費を申請してとってきます。その中に、人件費も含まれています。日本だと、研究室の人員は決まっていますが、カナダのボスに「研究のスタッフは何人か、院生は何人か」と聞かれました。院生の人件費も払うからで、この人数が多いほど、研究費を稼ぐ人で、研究室も広いものが当たります。 20年ほど前ですが、私がポスドクで月に850ドルのときに、院生は700ドルもらっていたようです(学部卒のときには、金メダルだったそうです)。夏休みに、サマースチューデントといって、4年生レベルの学生がきました。彼女は350ドルだったようです。 カナダでは、4年生に研究を手伝ってもらうのさえ、人件費を払うのです。日本に帰ってから、4年生を大切にしようと、心掛けてはいます。 院生をとるのにも、人件費を払うわけですから、日本のように簡単にはいきません。その院生に能力がないと、研究成果があがらず、研究費が得られず、の悪循環になり、その先生も首になりかねません。ですから、よほど優秀な人か、有力者の推薦状が無いと無理でしょう。 また、面接もあると思いますが、4年生のレベルで、放射線、細胞培養、機器分析のエキスパートと書きかねない御国柄ですから、英会話はぺらぺらなのは、当然です。 留学されるときは、研究論文もないでしょうから、能力を証明できないわけです。端的に言って、訳の分からない日本人をとるくらいなら、アメリカ人を採用すると思います。私の場合は、そのポストの給与が安すぎて、誰も応募しなかったからです。 可能性としては、外国の学会に行って、希望先の研究者に鋭い質問をして、印象に残す、くらいか、あとは有力者に推薦状を書いてもらうか、でしょう。
お礼
詳しいご回答ありがとうございました。現在の自分の取り組み方では話にならないと再確認しました。要求される能力をつけることができるかどうか全く自信はないですが、今できる事を全力で取り組んでいきたいと思います。
お礼
回答をありがとうございます。 日本の大学院を出てからポスドクとして海外で研究する方法があることは知っていました。ただその方法と海外の大学院を目指す方法とで、それほど違いが生じるとは知りませんでした。もちろん末は研究者になりたいのですが、一方で単純にもっと日本以外での文化、考え方などを知りたい、と思っていたので、この二つをうまく結びつけると大学院留学はおもしろそうだと思いました。 今回この質問をさせていただいたのは、TA、RAになることは別にそれが目的だからではなく、留学を実現するには必要だろうなと感じたからです。どうせ海外を目指すなら、研究者としての土台、英語の能力、異文化から得るものなど、若ければ若いほど吸収する量もスピードも多きいと思ったからです。現状がわからないこともあり考えが安易過ぎだったかもしれません。もう一度根本から考え直してみます。 ともかく様々な情報ありがとうございました。ほんとに参考になりました。