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タイ人の医療保険は?
最近、旅行先のタイで転倒して怪我をして私立病院に行ったときのことでした。 高級ホテルのような造りで、ロビーには生演奏やバーもあり、 短い距離さえカートに乗って移動し、日本語の通訳が付いて、 案内表示は全て英&和文が書いてありました。 至れり尽せりの病院で治療を受け全て保険でまかないましたが、 その際、タイの人が一部のお金持ち以外はなかなか 病院に行けないんです。 と言うような事を言いました。 確かにここまで何でもアリの病院なら、日本でも健康保険が適用できずに 受診する人は少ないと思いますが、 タイはある程度の金額で医療保険を申し込む制度自身もないのでしょうか? タイ通の知人に聞いても、 ある人は「個人で申し込むやつがあるはずだ」とか「社会保険制度があるはず」とかまちまちでした。 確かに通りすがりの総合病院も車で横切りましたが、タイの方は少なそうでした。 現地でタイ人の方に丁寧な治療をしてもらったので、 帰国後、素朴な疑問が湧きました。 まったく急ぎませんが後学のために教えて頂けると幸いです。
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質問者が選んだベストアンサー
No2さん、No3さんが言われているのが、日本の国民健康保険に相当するものです。 このほかに日本で言う社会保険に相当するものがあります。 これは従業員1名以上の法人が加入する義務があるとされています。 保険料は給与額の10%です(事業主5%、本人5%負担)。 30バーツ保険もそうですが、加入の際に指定病院を1箇所だけ指定します。 その指定病院である一定の治療(風邪とか腹痛とか)は無料で受けられます。 しかし社会保険の普及はイマイチ進んでいません。事業主としては 余計な支出というイメージで捉えられているからでしょう。 また福利厚生の充実している会社は民間の保険(AIAなど)を使っている 所も少なくありません。 一方30バーツ保険のほうですが、同じ病院でも国民健康保険でかかる人と 正規料金や民間保険でかかる人では治療内容が違うとまことしやかに ささやかれています。 さらにタイの公立病院は日本で言う「3時間待ちの3分診療」の上を行く 「5時間待ち」と言われるぐらい混雑していて効率が悪いです。 ですのである程度の収入のある人は個人加入か会社加入の民間保険に 入り、私立病院に行きます。 質問者さんが行かれたのはたぶんサミティベート病院かバムルンラート 病院だと思いますが、タイの2トップ(医療技術レベルではなく、値段)ですね。 逆に貧しい人たちのために自治体によっては保険所が病院の代わりに 簡単な診察と薬を無料で処方してくれています。
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- nidonen
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クーデターで政権を追われたタクシン首相はご存知ですよね。 彼は北部の農民を支持基盤としていましたが、それは彼の公約が 「 すべての人々に医療サービスを 」 だったからなんです。 当選後にタクシン氏が導入したのが「 30 バーツ医療制度 」 でした。ゴールドカードと呼ばれる保険証を提示することで、 30バーツ( 約 100 円 )で診察が受けられるというものです。 同制度を導入したタクシン氏は退陣しましたが、タイ保健省は 30 バーツ医療制度を無料化する方針を決めました。30 バーツを 徴収・管理するコストが 30 バーツ以上となるため、無料化した ほうが医療予算を抑えることができるからだそうです。 もちろん、手術まで 30 バーツで受けられるわけでないですし、 日本ほど気軽には病院にいけません。それでも最低限の医療は 保証されていますので、ご安心ください。
お礼
医療保障が出来たんですね。 拙い私の語学力で聞いたもので、 タイ人の方はこのような私立病院には行けないということの 意味だったのかと、 皆さんのコメントでわかりました。 安心しました。 ありがとうございました。
- manamaty
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詳しくはありませんが、以前聞いた話によると月々30バーツだったかを払ってるようなことを言ってたように思います。これは屋台でパッタイなんかを作ってる人々の生活レベルの場合ですので、国民保険のような扱いになるのかな? と言っても、ご質問者様が受診されたのはいわゆる個人病院?だと思いますけど、豪華な作りはまるでホテルのようですよね!たぶんそれとは別に国指定か何かの一般病院があるんでしょうね・・・。よく街中で見かけるクリニックらしきものとかがそうなのかもしれない。 でも現在では日系も含む外国からいろんな保険会社が参入してきて、一時期はちょっとした保険加入ブームみたいになってましたよ。たぶんこれが個人で入る保険のことではないでしょうか?
お礼
なるほど、国民保険みたいなものがやっぱりあるんですね。 他にも個人で選べることの出来る保険とかもあるんですね。 安心しました。 治療してもらって現地の人はダメというのは心の隅が 申し訳ない気持ちになったもので・・・。 早速のご返事ありがとう御座いました。
- nagoyakko
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参考サイト http://www.longstayconsulting.co.th/Longstay_life2.html http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/thaimed.html ・タイ滞在中の保険 タイでは会社に勤務する人は社会保険(外国人も加入)制度(原則医療費無料)があり、又タイ人で給与所得者以外は通称バット・トーンと言われるカードでどのような治療も30バーツで受けられるという制度がありますがロングステイされる方々は対象になっていません。 と書いてあります。
お礼
参考サイトも添付してくださってありがとう御座います。 具体的にイメージできました。 やっぱり、タイの方も医療保険があって適用できるんですね。 ありがとう御座いました。
お礼
riderfaizさん ありがとうございました。 現地の方の発言の真意がわかりました。 コメントのような背景があったから、タイ人の医療制度は大変 なのですね。 海外に行って現地の色んな方と交流すれば、 日本のよい所、そして悪い所でも見方が変わる事も 自分にとっては良い体験といつも思っています。 今回も皆さんのアドバイスで 日本の、世界の状況が垣間見えてきて、 自分なりに人生を頑張りたいと、活力が沸いてきました。 皆さんの親身なコメント、嬉しかったです。 ありがとうございました。