懐かしい話題なので、つい私も思い出に浸って…
坂村先生が、まだ、助教授の頃「トロンプロジェクトシンポジウム」の講演を聴きに何度か行きましたが,(当時のPCは,まだDOSの時代)
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日本のコンピューター教育は,アメリカに比べ,10年以上の隔たりが有ると言う事で政府は,教育現場(義務教育現場)へコンピュータの導入予算を組み、さて、osは何にするかと言う段階の時、日の丸os(トロン)の導入の声が上がり、マスコミ(新聞等)では、略、トロンの導入が優勢のような報道がなされましたが、アメリカ政府をも動かせるような力が働き、米政府の意向は,無条件に受け入れる日本政府は一も二も無くwindowsに決定しました。それどころか、企業に於いてもトロンの研究を禁止する通達を出しましたが、各方面の(企業の)若手技術者達は、隠れキリシタンの如く、影で、研究し続け(特に、自動車は、コンピュターの塊と言われる程コンピューターの制御が関わる)←昨年NHKで当時の若手技術者の苦労話(開発秘話←研究そのものに圧力が)放送が有りました。
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此れと同じ事を又も政府は行いました。それは、ICタグ(市場規模、何千億円)の選定にもトロンの話が出て居たのですが、結局、政府はトロンを排除(実際は排除では無いけど、他社のOS導入に何百億円の開発予算(当然、税金で)を政府が付けたので、各業は、そちらへ飛びついた。)
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昨年、どこぞの会長(外国の)と坂村氏の和解と称して、二人が,握手して居る写真が、新聞に大きく掲載されましたが、←目的は(Win_TORONにしてしまう)を作る為の戦略か…
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昔、トロン・シンポジュームの中での先生の語られる話は,osの話では無く、今で言う(ユビキタス)のような構想の話ばかりで(B~Iトロン)の話は全々有りませんでしたので、学校教育の場で取り入れようとされた幻のosとは?、今もって良く判りません。
Iトロンは、自動車を始め携帯電話で花が咲いているようですが、本当は、ICタグにも、外国企業と対等の場を与える冪だと残念に思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 今も昔も性能がいいものが,普及するとはかぎらないですよね^^; たぶん当時の日本はバブル真っ最中だったのもあり,OSまで支配される事に脅威をかんじていたんでしょうね・・。でも政治的圧力を国がかりでするとは,さすがアメリカのすることだなと思いました(汗) >あとは、計画当初からもあったように、民生用の住宅、製造機器等を コンピューターでネットワーク化するほうに特化されたやつが ぼちぼちと出回ってきてくれることが楽しみですね。 すでに当時から,そんな未来までの事を考えているなんて,自分とは頭の出来が違ういますね。というかまだ《民生用の住宅、製造機器等を コンピューターでネットワーク化する》の意味が把握すら出来ていないんですが・・・(汗) 自分のイメージだと,かなり危険を伴うような気がします。攻殻機動隊 のような感じのをイメージしてるんですが・・こんな感じでいいんですかね?。