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原油の高騰について

毎日のようにいっている原油の高騰なんですが、何が原因ですか? 個人的に調べたんですが、世界中にお金が余っていて、先物か何かで原油を買っているのですか? アメリカのマネーゲームですか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • Shambleau
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回答No.2

世界中でお金が余っているように言われていますが、欧米ではそのようなことはなく、中東はオイルマネーを自国に再投資しています。 実際使えなくて余っているのは、日本と中国です。 中国は外貨準備高世界一で、その外貨を海外、主にアメリカで運用しています。世界二位の日本も同様です。 日中に外貨準備高が多い理由は、ドルを自国通貨に替えた場合、円高、元高になり、輸出に悪影響が出るからです。 サブプライム問題で多額の損失を出してしまった経緯から、堅実な運用を求めて証券から現物へお金が流れています。 最も目立つ現物が石油ですが、金や他のレアメタル系も軒並み高騰しています。 中国の需要増がさらに拍車をかけています。 日本は石油高、資源高の方が競争力があるので、歓迎しているところもあります。 中国は日本よりもたくさん石油を輸入していますので、非常に厳しいと思われます。 原因は日中の対米輸出の好調さ故。 今後は中国元の大幅な切り上げまで石油高、資源高が続くと考えます。

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回答No.5

原因は色々あって、私は詳しく回答できるほどの知識はありません。 そこで一つ、視点を変えて見ているニュースを紹介します。 http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK804661820071102 これによると最も、原油価格が高騰している主要通貨がドル、ユーロはドルほど高騰していない。 つまりは、通貨としてドルが弱くなった結果、1バレル=○○ドルで表現すると、高騰していると感じてしまうのも原因の一つだと思います。 こちらも参考までに http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071121AT2M2101U21112007.html

  • aburakuni
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回答No.4

皆さんが仰っている、投機資金のNY商品取引所におけるガソリン・WTI原油の連れ上がりが原因ですが、その背景には以下の4つがあります。 原油需給がダブつく恐れが当分無い。 米国では製油所が老朽化し、ハリケーン来襲を予想して対応投資が出来ないため、慢性的に供給不足が起きている。 供給不足をバイオエタノールで埋める方向に、農業団体も利益を得ており、そのためにも原油が上がった方が都合が良い。 米国の経済構造において、投資利益によって生計を立てる人口が増加しており、彼らは確実に値上がりする商品が欲しい。

  • lv4u
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回答No.3

サブプライムローン問題が響いています。 サブプライムっていう、危険度の高い住宅ローン債権を、そのままでは売れないので、まともな債権と抱き合わせて、世界の銀行とか証券会社に販売しまくりました。150兆円くらいでしょうか? もちろん、証券の格付け会社も、「これCランクで危ないけど、袖の下?もらったからAランクにしとこう!」って嘘ついて販売サポートしました。 でも、アメリカの住宅価格の低下により、ローン返済がやばくなったわけで、その証券類は大幅価値低下しました。 そして、どの銀行・証券会社がどれだけババをもっているか、わかりません。で、お金を持っている投資家は、「一番安全なのは、現物である小麦・原油などだろう。こっちに投資するかな」と判断したわけですね。 その投資の影響で、原油・小麦等が値上がりしています。 ちなみに、アメリカでは、住宅ローン払えず、家から追い出される人が多数発生しているようです。観光地の別荘に投資した人たちも大変そうです。 この問題は、日本のバブル崩壊と同様な構図ともいえるようで、しばらく回復するまで時間がかかるとみられてますので、まだ値上がりは続くかもしれませんね。

回答No.1

この問題を丁寧に説明すると、1冊本が書けてしまうのですが、、、 原因は、ふたつあります。 ひとつは、質問者の方も書かれているように投機です。 今は世界中で金が余っていて、その金が投機に回っています。 なぜ金が余るのかというと、世界的に低金利だからです。 低い金利で金を借りて、投機で高い運用益が得られれば、儲けが出ます。 「借りられるだけ借りまくって、先物市場につぎ込め」ということになります。 なぜ低金利なのかは、たいへん難しいのですが、金利の低さで世界の先頭を走っている日本についていえば、日銀が政府に頭が上がらないからです。 なぜ「頭があがらないか」といえば、日銀総裁が村上ファンドの一件で、政府に大きな借りを作ったからで、これは100人が100人、そう指摘します。 日銀自体は、たびたび金利を上げたい旨、プレスリリースしています。 ではなぜ、政府が金利を低く抑えたいかというと、財界に頭が上がらないからです。 背景として、政治家の、金利が低ければ景気は拡大する、という幼稚な思い込みがあります。 インフレにまで、知恵がまわらないのです。 それどころか、最近は政府部内にインフレを期待する声まであります。 今、日本には隠れ債務を含め、国家予算の20年分の借金があります。 仮に物価が10倍になれば、借金は2年分ということになって、また政治家は国債を発行し、「ばらまき」で票を買うことができます。 700円のラーメンが7000円になる、という話です。 もちろん、株式市場を壊したくない、という気持ちもあるでしょう。 もうひとつは、アメリカで、共和党政権と石油業者の、長年にわたる「腐れ縁」があることです。 一昨年くらいまでは、まだ石油業者は遠慮勝ちにやっていましたが、次の選挙でどうも民主党政権になりそうなので、「いまのうちに稼げるだけ稼いでおこう」とばかりに、「なりふりかまわぬ」状況になっています。 ブッシュ政権は、見て見ぬフリをしています。 もっとも、ニクソン&キッシンジャーのオイルショックの時のように、政策的に原油価格を釣り上げていないだけ、まだマシかもしれません。 オイルショックの時は、後でキッシンジャーが「しゃあしゃあ」とした顔で、「政策を間違えた」と言いました。