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非正規雇用の増大での大学で学ぶ意義とは?

今小論文対策をしています。 そこで「大学を卒業したとしても必ずしも正規社員として働けるとは限らない。そのような雇用環境で、大学で学ぶ意義を述べなさい。」 という問題が出されました。 この場合、「大学で学ぶ意義」とは何なのでしょうか? 私の考えでは「大学=就職準備」という方程式が既に成り立っており、良い考えが全く浮かんでこなくて本当に困っています・・・。 どうかアドバイスを下さい。

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  • tinycat19
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回答No.1

自分のしたことに責任が取れる人間になること、金ばかりでなく、もっと大事なものを持った気品のある人間になること、ではないですか。 現在封切られている邦画の「Always続三丁目の夕日」の中の小説家茶川を見て、成功や金には繋がらないけれど、気品のある人間だと思いませんでしたか。 大學の持たせる意味というのは、ひとに品格を与えることだと思います。 大學を中退した人間というのは、どこか社会に対して責任が取れない部分を持っています。一昔前の堀エ門がそうですよね。ああいう人間を見ると、きちんと学業を終えるということは大事だと思いませんか。 自分の生き方として、自分を学業によって高め、気品のある人間として、生きて行きたいから、そのためには必ずしも社会が正社員として迎えなくても自分の価値はそこまでではない、そう信じているから、ではないですか。 大學は人格を磨くところです。就職予備校ではないです。

chelu
質問者

お礼

やはりこういう問題が出されたら、「学業によって自分を高める」的な内容を書くしかないですよね。 とてもわかりやすいご回答ありがとうございました!

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回答No.2

> 私の考えでは「大学=就職準備」という方程式が既に成り立っており、良い考えが全く浮かんでこなくて本当に困っています・・・。 と、いうより、そういう小論文を出題したということは、「そういう考えの人にはこの大学に入ってきてほしくない」という大学側の意思の現れでしょう。私などからすると、「『大学=就職準備』という方程式」のほうが奇異な考え方です。「雇用環境がどうであろうと、大学の存在意義は変わらない」というスタンスで、私なら書き始めます。 大学というのは、教育機関としての側面と、研究機関としての側面とがあります。このどちらを重視するかは教職員によるところが大ですが、多くの教員は「研究機関」としての側面を重視しています。そうすると、「研究」とは何であるかということになりますが、それはすなわち「学問」とは何であるのかということです。学問を究めることが「研究」であり、学問を広めることが「教育」です。 したがって、自分と社会と学問との関係を軸に考えれば、おのずと答えが出るのではないでしょうか。 さて、もうひとつの方法があります。 あなたが「『大学=就職準備』という方程式」は正しいと信じるのであれば、それを堂々と主張するのも一案です。つまり、社会の中で「就職のための教育」ということについて、大学が果たすべき役割を自分なりに吟味し、まとめ、論を展開するということです。かなり荒業ですが、論理的かつ客観的に論じることができれば、インパクトは大きいでしょう。 小論文というものに、「正解」はありません。根拠を示し、論理を組み立て、主張を述べるのが小論文です。一番大事なことは、何を述べるにせよ「説得力があるか」ということです。

chelu
質問者

お礼

いえ、この課題は先生から出されたものです。 やはりこういう場合は「学問を究め、自分を向上させたい」的な内容を書くべきなんですね。 しかしあまり上記のようなことを書きすぎると、現実的に考えて本当に働けなかったらどうするのかとつっこまれそうなので、うまくバランスをとって書きたいと思います。 丁寧なご回答ありがとうございました!