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海外赴任と夫婦の関係

30歳結婚6年の専業主婦です。子供はおりません。31歳の夫の転勤に伴い、アジア某国にて生活を始め2年になります。 悩みは激務による夫の不在です。毎日夫の帰宅は深夜、食事も基本的に接待など、外で会社関係の人と済ませてきます。休日出勤は当たり前です。 私はというと、語学学校に週2回と、趣味のサークルに週1回通っていますが、一日の大半は家でひとり過ごしています。食事も毎日ひとりです。 日本人の奥さん友達は数人いますが、我が家ほど『夫不在の家庭』は珍しく、皆さん旦那さんとの時間を大切にしているようです。 はじめのうちは、忙しい夫に同情する気持ちもあり、自分のさみしい気持ちはなるべく我慢していました。それでもやはり爆発してしまうこともあり、そのたびに話し合いを持ちました。 もともと優しい夫ですので、私の胸のうちを聞き入れて、『なるべく家で食事するようにする』等、約束をしてくれました。 しかし、そう簡単にはいかず、今もなんら改善されることなく2年が経ちました。 独身時代から私も一人暮らしが長かったので、『ひとり上手』な方でした。 だからこそ、こんな生活も月日が経てば慣れて楽しくなってくるだろうと思っていました。しかし、海外で・・・となると話は別で、自分でも予想外の孤独感でした。 こんなにひとりが退屈で無意味に感じるものだとは思っていませんでした。自分の存在そのものが無意味に感じられ、『自分は一体なんのためにこんな遠くの国に来てしまったのだろう・・・』と毎日毎日、悶々と考え、来たことを後悔しました。 本当は夫の仕事を支えて、毎日精力的に家事をこなし、語学にも励み、趣味の幅を広げよう、などと考えていたのに。 現実の自分はあまりに無力で、夫の帰りをただひたすら待つだけ。 あのまま日本にいたら、仕事も、友人も、親兄弟もみんな自分のそばにあったのに・・・と。 そのうち、私は精神的にバランスを崩してしまい、安定剤を飲むようになり、体重も激減しました。 『海外勤務を断念して、一緒に日本に帰って欲しい』と訴えたことがあります。海外勤務は夫の希望でもありましたし、もちろん、そんなこと無理だと分かっていましたが、そのときの私にとって、それが本心でした。 当然、夫の答えはノー。 『今の仕事は大変だけれど、途中で投げ出したくはない。帰るなら(お前)ひとりで帰ってもいいんだよ。単身赴任の人たちだってたくさんいるんだから』と言われました。 (夫は私を突き放すために言ったわけではないと思います。彼なりに、良かれと思って発した言葉だと思いますが・・・ 一連の事情を夫の上司は知っています。 しかし夫の激務が変わることはいまだありません。それどころか、最近になってますます拘束時間が長くなってしまいました。夫は『仕事だから仕方ない』、接待も『付き合いだから断れない』の一点張り。 『もうすこしどうにかならないの??』と泣いて訴えても、なにもかわりませんでした。 2年は長いです。 そのうちに不満を漏らすことの無意味さに虚しくなり、会話そのものが激減しました。夫婦関係もなくなりました。 一緒にいて欲しい、と思っていたはずなのに、そう期待することも、興味を持つことも、だんだんなくなっていることに気づきました。 自分でも意外でした。 本当はふたりとも子供を望んでいたのに、今ではその行為さえ疎ましく感じてしまいます。 外見上、普通の夫婦に見えるはずですが、なんだか中身が空っぽになってしまったようです。 お互い離婚を望んでいるわけではありませんが、このままの状態も辛くなってきました。 夫の仕事の事情、理解せねば、と分かっています。 ひとりの時間、もっと有意義に過ごし、今の生活を楽しめるように工夫する必要がある、とも思います。 すべては私の努力次第でいい方向に行くのでは?という思いも、少なからずあります。 なんどもそう自分に言い聞かせました。夫は遊んでいるわけではないわけですし。 自分次第、自分次第・・・そう言い聞かせています。 しかしそういった苦悩は、夫の心に届いていない気がします。 そんなことを感じる時間も心の余裕もないでしょうし。 たとえ届いていたとしても、仕事の環境を変える事は不可能だそうです。はっきりと言われました。 それが分かってしまった今、夫に対する愛情が冷めていくことを感じて、怖くなります。 このまま自分が我慢を続けるべきでしょうか? それとも夫の激務を解消する方法があるでしょうか? それとも不本意ですが、単身赴任という形をとるべきでしょうか? ちなみに残りの赴任期間は未定です。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.11

海外駐在妻です。質問者様と同じく海外で激務に携わる夫を持ち、何度か夫婦の危機に瀕してきました。 頼りになるのはご主人だけ、という状況での孤独に2年間よく耐えてこられましたね。お気持ちが良く分かり、心が痛みます。ご質問を拝見して、現在質問者さまはご主人様に大切にされている実感がなくて苦しんでおられるのではないかという気がいたします。 また、希望を持って赴任されたのに思わぬ展開になってしまったことで自信も失っておられるのではないでしょうか。私も経験がありますが、気持ちが滅入っているときはどんなことも否定的に考えてしまったり悪いことばかりが目についたりして、負の連鎖に陥りがちです。 でも質問者さまは当初、 >本当は夫の仕事を支えて、毎日精力的に家事をこなし、語学にも励み、趣味の幅を広げよう・・ と海外赴任を前向きにとらえていらっしゃいましたし、他の方への回答でも、こちらで頑張って生きたいと書いておられるので大丈夫です。ちょっとしたきっかけで流れを変えられる可能性は充分あります。 まず、ご主人様に望むことはたくさんおありだと思いますが、かなえられそうなことだけを伝えてみませんか。ご主人様ともっとコミュニケーションしたい、この最初の希望が満たされないため、任務を中断して一緒に日本へ・・・と要望がエスカレートしていったように見受けます。人間できないことを願い続けたら不幸になるだけですし、要求された相手も心を閉ざしてしまいます。ご自身も、仕事をやめてずっと私の傍にいてほしいなんて心から望んではおられませんよね?例えば食事は一緒にできなくて帰宅後一緒にお茶を飲むだけでも、ご主人様との心の交流が感じられれば満足できませんか。 もう一つ、今はご主人様に対して「仕事ばっかりで私のことなんかどうでもいいのね」みたいな不信感・不幸せ感で一杯ではないかと思います。そのため必要以上にご主人に執着しておられるということは考えられませんか。興味の対象をもう少しだけ広げてみられてはどうでしょう。男の人は追い詰めれば逃げます。他に目を向けてちょっと不安を与えると寄ってきます。と言っても他の異性に目を向けるのではなく、ペットを飼ってみるとか、とても手間のかかる事に時間を使う、ということです。それが話題になって心の距離も縮まるかもしれません。 時間のかかることとは例えば、家中を鉢植えで一杯にして世話をするとか、日本では買うのが当たり前の食品を作ってみるとか。ちなみに私は納豆やさつま揚げ、佃煮、パンなどを作っています。ご主人が食事を家で取られなくても、日本の方におすそ分けすれば喜ばれますし、冷凍保存したり、パンならご主人様のお夜食用に持たせたりもできます。またインターネットで色んな境遇の方のブログを読んで見聞を広めたり、着付けの練習をしたり。。。 もっと書きたいのですが、出かける時間になってしまったので一旦終わりにさせていただきます。ところで一つお尋ねしたいのですが、現在ご主人様は質問者様の状況にどのように考えておられるのでしょうか。それによってもアドバイスが変わってくるかもしれません。 質問者さまのお悩みが他人事と思えず、長々と書いてしまいましたが、できればもう少しご一緒に考えて、質問者様には幸せになっていただきたいです。

その他の回答 (11)

回答No.1

あまりにも寂しい生活です ほとんど一緒の時間が取れないとは 夫婦である意味も、見出せなくなりますね ご主人様には、今仕事が優先順位の一番なのでしょう 悲しいことですが、貴方の書かれている文面から 今の生活に、変化がくるのは、ずっと先のことになりそうですね その長い時間の間に、貴方の心が壊れてしまうのではと思います 親子でも、夫婦でも、そして友人関係でも 一緒の時間が有ってこそ、愛情や親しみ、親密感をきずいていけるのではないでしょうか、食事を共にとることも、とても大事なことです 私たち夫婦にも危機がありましたが 夫にとって一番精神的に、打撃が会ったのは 食事を一緒にとるのを私が拒否したことだったようです 帰ってきたら、彼の部屋にどうぞと食事を置き 自分の好き勝手に生活したら、と言う雰囲気にしたら 夫は、数日後、本当に情けない顔で、これはちょっと良くないと思う そういってきました。 ご主人様の周りには、今たくさんの仕事の関係者がおり 孤独を感じる暇もなく また、貴方の心を第一にすれば 今のやりがいのある仕事を失う 残りの赴任期間も未定 やはり一度、帰国され ご家族と共に一時生活された方が良いように感じます そして、貴方が気力を回復されたら ご自分の人生、どのように歩まれるか よりよい判断をされることができるのではないでしょうか

kamekokko
質問者

お礼

お返事をありがとうございます。正直、みなさんからもっと厳しい回答が来るのではないかと思っていましたので、このような温かいお返事がいただけてじーんとしてしまいました。 >彼の部屋にどうぞと食事を置き >自分の好き勝手に生活したら、と言う雰囲気にしたら 実は今まさにそういうときです。昨日『あなたに私は必要ない。自分のことは自分でどうぞ。』と言ってしまったところです。反応は・・・よくわかりません。『どうしてそんなこと言うの?』みたいな顔つきでした。 一時帰国についてですが、実はすでに病気療養扱いで2ヶ月ほど経験済みです。夫や実家の勧めもあって、一年目の早い段階に。 実家での暮らしはもちろん穏やかで心地よいものでしたが、同時に言いようのない不安や焦りも感じました。『早く夫のところに帰らねば。』という変な焦りです。思えば、『どうしたい』よりも『どうあるべき』かを強く意識していたのだと思います。 今、2年が過ぎ、こちらの暮らしにはだいぶ慣れました。暮らし、というか、国に、ですね。異文化とはそれなりにうまく折り合いをつけて、たくましく生きていく術も多少は身についたと思います。 けれど、今もこうして悩みが尽きないのは、夫婦関係そのものがうまく行っていないからなのかもしれません。 ああ、なんだか話が飛んでしまいました・・・。 一時帰国については、今もときどき考えますが、一度経験してみて、どうしてもそれが根本的な解決にならないような気がしてしまうのです・・・せっかくアドバイスをいただいたのに、ごめんなさい。 こうして書いているうちに分かったのですが、私はやっぱり『ここでうまく暮らしていきたい』んだとおもいます。そのためにどうしたらいいのか・・・それが問題なのかもしれません。

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