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NOVA
「NOVAは24日、2社(ファンド)に計2億株の新株が購入可能な新株予約権を計7000万円で発行した。2社が権利をすべて行使して2億株を購入すれば、同社は約64億円を調達できる見通しだったが・・・(yahooニュースから引用)」という記事を見ました。 全然意味が分からなかったので教えてください。 この64億円とは一時的必要資金(国債のようなもの?)とのことを指していますか? 新株予約証券発行を発行することによってNOVAが払わなければいけないお金はどんな用途のお金ですか?
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NOVAは、海外ファンド2社に対して新株予約券(海外ファンドが1株35円で株を買う権利)を売りました。これによって、海外ファンドは、NOVAに対して新株予約権の代金として、まず7000万円を支払いました。 来月以降もNOVAは、株価が35円以上であれば毎月1000万株分ずつ、合計2億株分の新株予約権を売ることができるので計70億円、そこから手数料等を引いて約64億円の運転資金を調達できるはずでした。 ですが、実際はNOVAは会社更生法の適用を申請し、この資金調達計画は事実上水泡となりました。 なお、海外ファンドは7000万円の損になったわけですが(スポンサーが現れれば別ですけど、上場廃止になる以上、株価が35円以上になる可能性はほとんどゼロでしょう)、代金が振り込まれて数日後に会社更生法の適用を申請したことで、海外ファンドが「詐欺だから代金7000万円を返せ」と訴えるかもしれません。その辺り、まったく不透明でよくわかりません。
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- SkyNetLab
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#1です。 >ところで株式発行(新株予約券発行)はお金がかからないものなんでしょうか? 株式発行(新株予約券発行)だけならお金はかかりません。でも発行だけして誰かに売らないと意味がないですから、売るためには手数料はかかります。 >リスクはないんでしょうか? 流通する株数が増えて困るのは既存株主だけですので、NOVAにとってのリスクはないといって良いでしょう。 ただし、今回の場合発行済株式数の約3倍の株数ですので、もし新株発行予約券が行使されたら、筆頭株主でもある猿橋前社長は、その海外ファンドに実質経営権を売り渡したのと同じです。前にも書いたようにその辺りは不透明です。
お礼
丁寧に回答してくださってありがとうございました!
お礼
回答ありがとうございました。 ところで株式発行(新株予約券発行)はお金がかからないものなんでしょうか? リスクはないんでしょうか?