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手ぶれ補正について
最近のコンパクトカメラのほとんどには手ぶれ補正機能がついていますが、デジタル一眼レフをみると半分以上の商品には補正機能はありませんでした。 大きいので手ブレを起こしずらいのかな?などと考えたのですが、補正機能がついている商品もあるし… デジタル一眼レフを購入する際、手ぶれ補正というのはあったほうが良い機能なのでしょうか?
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再びJagar39です。 誤解されている方がおられるようなので解説しておきますが、手ブレ補正とは高感度撮影のことではありません。 他の方も回答されているように、手ブレ補正には光学式とデジタル式があります。 光学式はジャイロで手ブレを感知し、レンズの一部またはセンサーをブレ分だけ動かして像がぶれないようにするものです。 デジタル式は複数枚の画像の差分を演算して処理したり画像をカメラ内部でいわばレタッチしてブレを少なく見せたりいる方法のことを指します。 デジタル式は画質の劣化を伴いますし、デジタル一眼レフにデジタル式の手ブレ補正機能を搭載している機種はないので、ここでは光学式のみを話題に挙げているわけです。 ちなみに自動的に高感度設定に切り替わるのは、単なる「オートISO」で、コンデジで手ブレ補正が出始めた初期の頃はこれを「手ブレ補正機能」とカタログに載せていたメーカーもあったと記憶していますが、正確には"補正"していないので手ブレ補正とは呼べません。 話は変わりますが、被写体ブレの話が出ましたが、「被写体ブレを故意に狙う」というのは、写真表現としてはわりと普通に使う手です。 風景写真ですら、水流を表現するためにシャッタースピードを落とすことによって故意に被写体ブレを起こしているわけです。 風景写真ではなく、スナップ写真でそういう効果を狙おうとすると、三脚を設置できないロケーションの方が多いので、手ブレ補正機能なしの機材で撮影スタイルが確立してしまった人は、そういうものを最初から被写体として見なくなってしまうわけです。 向上した限界域の中に、無尽蔵の被写体が転がっているということが手ブレ補正を勧めたい理由です。 室内で子供の寝顔を撮る時など、普通に広角の手ブレ補正が欲しい時もけっこうありますしね。いちいち三脚立てるのは面倒だし、その間に寝返り打たれたら終わりだし、ストロボ炊くと起きてしまうかもしれないし。 広角だと1秒くらいのシャッタースピードでもけっこうブレずに撮れることがありますから、星やホタルなどの特殊な被写体以外は手持ちで撮れないモノはなくなると言って言いすぎではないかもしれません。 望遠領域になると晴天の屋外以外では手持ちだと極端に歩留まりが悪くなりますから、手ブレ補正はもはや「必須」だと思っています。 スポーツ撮影だとやはり手ブレ補正機能は必須でしょう。屋内スポーツだと手ブレ補正がないとほぼ話になりませんし、屋外スポーツでも手ブレ補正を使わないと高速シャッターしか使えないので写真としての表現の幅は狭くなってしまいます。定点に腰を据えて撮影できるのなら三脚立てればいいのですが、そうも言ってられないケースは多々ありますし。 結局、手ブレ補正機能によって何が変わるかというと、つまるところ「使えるシャッタースピード」が低速側に3段分ほど広くなる、ということなのですが、その広がった領域で何を撮るか撮れるかというのは撮影者次第なんですよ。 そういう意味で、ヘタに写真が判ってしまって「この領域は被写体にならない」という方程式ができてしまう前に、初めて買う一眼レフが手ブレ補正付き、という方が良い、と思うわけです。
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- jg5dzx
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有っても損はしませんが、デジタル一眼レフという製品の性質上、なければ困るという使い方はしないのが常識です。 コンパクトデジカメの場合は、とにかく簡単に使えるのが至上命題ですから、手持ち撮影でブレをなくす手ぶれ補正は理にかなっていると言えます。 対して、一眼レフの場合は、画質や出来上がりを優先するユーザーが選択する商品ですので、ブレそうな対象を撮影するときは三脚などを使用してブレない撮影をするべきでしょう。 したがって、デジタル一眼レフに手ぶれ補正機能が付いているかどうかはあまり選択の基準と関係がない気がします。 余談ですが、手ぶれ補正にはデジタル補正と光学補正の2種類がありますので、どちらかを選べるのならより高画質な光学補正を選んだほうがいいでしょう。
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お礼
回答ありがとうございます。 >この領域は被写体にならない というイメージがあまり沸かないくらいの初心者なので、いっそのこと手ぶれ補正がついた物を買おうと思いました。 ありがとうございました。